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虹の夢

生き難さを抱えている人たちの幸せな未来を願っている「お節介おばさん」の徒然日記です。

自閉症/発達障害のある方など生き難さを抱えスペシャル・ニーズを持つ方々の「未来を創りたい」…そんな大きな夢を叶えるために、「楽しく・嬉しく・明るい」情報発信をしていきます。

2020年度「放課後等デイサービス 評価アンケート」の結果を2021.2.19の記事に掲載しています。
併せてご覧ください。


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自閉症の文化 [2012年10月26日(Fri)]
今日も日本理化学工業さんを訪問させていただきました。

自閉症や発達障害のある方々の「未来」の一つの姿を示してくださるからです。
それでも、「自閉症のある人の『文化の違い』」を納得していただくには、ひるまずにお伝えするエネルギーが必要でした。

大山会長の目指す障害者雇用は「融合」の世界だと仰います。
障害がある人もない人も「みんなと一緒に溶け合って」同じ職場・同じ社会で生きられる。そして
「皆が役に立って働ける社会=皆働社会」を「制度改革」によって成し遂げようとされています。
ですから
「一人一人の理解力に合わせてご本人が安心して働ける」企業創りを目指され、「理解力に合わせられる」のが日本の良さである「職人文化」だと説いてくださいます。

経営者として、こんな風に障害のある方を受容れ、大切にしてくださることに深く感謝の気持ちを持ちます。
もし、「今の」私の目指すことと違いがあるとすれば
私には「自閉症のその人として」社会の中で定型発達の方々と「同じように」生きていく力があること、その価値が認められ、尊重された先に「融合」が成立し「皆働社会」が創生されるということが大前提になることです。

食堂で食事をされている従業員の皆さんは、8年・10年・15年…と続けておられ、どなたも一様に
「会社が楽しい」
と仰います。
ご家族よりも高い収入を得て、家族を支えていらっしゃる方も。

「日本にとって大切な会社」です。
その会社の会長さんから
「どんなことでも協力しますよ」
と、言っていただきました。
お別れのときには、穏やかな笑顔を向けていただくことが出来ました。
制度設計だけではなく、一つ一つ地道に積み重ねていく具体的な事業の必要性もご理解いただけました。
これからの心強い「応援団」として見守っていただけましたら幸せです。




Posted by 伊藤 あづさ at 21:22 | Autism awareness | この記事のURL | コメント(0)
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