自閉症の方へのマナー
[2012年08月31日(Fri)]
「自閉症への理解」…こんなテーマでTEACCHのゲーリー・メジボブ先生が、東日本大震災被災三県で講演をしてくださっています。
今日の岩手・明日の福島・明後日の宮城…
有難いことです。
メジボブ先生からは毎年お会いするたびにハッとさせられる自閉症の方の文化を尊重することの意味を教えていただきます。
「視覚支援・構造化は自閉症のある方へのマナーです」という言葉を最初に伺った時にも大きな衝撃を受けたものでした。
その教えを少しでも実践の中で活かせるように、「しゃ〜れ」のこどもたちの療育の中でも大切にしています。
・複数の紙を束ねて二穴パンチで穴をあけてファイルする
定型発達の方には、何の苦労もなくこなせる事務処理能力の一つです。
でも自閉症のK君には、一つひとつ目で解るような工夫と、彼の手の使い方・左右同時に処理する苦手さへの工夫がなければ、一人で出来る作業ではありませんでした。
でも「しゃ〜れ」で週3回、特性を抑えた「マナー」が守られたトレーニングの成果で
トントンと紙を揃えること
ズレないように紙を抑えながらパンチを使うことを
すっかりマスターしました。
二穴パンチを台紙に固定した工夫が光ります。
学校では学びにくいこと
でも
これからの社会生活を送っていくうえで大切なスキル
はまだまだたくさんあります。
これからも「自閉症の方の文化」に寄り添って、彼らへのマナーを大切に、「自立」へのお手伝いをしていくことができたら幸せです。
今日の岩手・明日の福島・明後日の宮城…
有難いことです。
メジボブ先生からは毎年お会いするたびにハッとさせられる自閉症の方の文化を尊重することの意味を教えていただきます。
「視覚支援・構造化は自閉症のある方へのマナーです」という言葉を最初に伺った時にも大きな衝撃を受けたものでした。
その教えを少しでも実践の中で活かせるように、「しゃ〜れ」のこどもたちの療育の中でも大切にしています。
・複数の紙を束ねて二穴パンチで穴をあけてファイルする
定型発達の方には、何の苦労もなくこなせる事務処理能力の一つです。
でも自閉症のK君には、一つひとつ目で解るような工夫と、彼の手の使い方・左右同時に処理する苦手さへの工夫がなければ、一人で出来る作業ではありませんでした。
でも「しゃ〜れ」で週3回、特性を抑えた「マナー」が守られたトレーニングの成果で
トントンと紙を揃えること
ズレないように紙を抑えながらパンチを使うことを
すっかりマスターしました。
二穴パンチを台紙に固定した工夫が光ります。
学校では学びにくいこと
でも
これからの社会生活を送っていくうえで大切なスキル
はまだまだたくさんあります。
これからも「自閉症の方の文化」に寄り添って、彼らへのマナーを大切に、「自立」へのお手伝いをしていくことができたら幸せです。
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