ミネストローネとサンドイッチ
[2021年01月23日(Sat)]
今回はピーラーでじゃがいもとにんじんの皮むきをしてもらいました。
皮が全てなくなるまで、真剣に取り組んでいます。
あるお子さんは、凹んでいる部分までしっかりむこうとしてくれていて、「ここの部分はどうすれば取れるでしょうか。」と相談もしてくれていました。
包丁を使う際の手つき、切る幅もお手の物です。
まな板に目盛りがついているので、それをガイドとして見ながら均等に切っていきました。
切った後はクッカーに入れるのですが、まな板から包丁でスライドさせる、効率の良い方法で手慣れているお子さんも。
計量も自分で行います。しっかり何ccなのか目盛りを見て行う計量も、すり切りを使ってスプーンで計る計量もばっちりでした。数字のチェックはとても重要ですが、手順書の文字をしっかり追いながら正確に計ることが身についています。
煮込んでいる間、サンドイッチ作りも自分で行いました。
パンにのせる順番も、しっかり手順書を見ながら進めていきます。
パンの切り方、お皿ののせ方もさまになっていました。
あとはタイマーが鳴るのを待つだけ…
高校1年生のSくんの素敵なエピソードをご紹介します。
恥ずかしがり屋で、スタッフに話しかけるのにためらいのあるSくんでしたが、今日は近くにいるスタッフに「箸を貸してください。」とお願いしに来ました。どうしてか聞くと…
「野菜がちゃんと煮えたか確認したいから」とのこと。タイマーが鳴った後、にんじんやじゃがいもに箸をさし、さらにスタッフに「これでいいでしょうか。」と確認までしていました。
高校生になり、とても成長を感じた時間でした。
完成の際には、自信をもって「終わりました!」と報告をしてくれました。