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海風&山風

自然学校の仕事をやりながら、日常生活の中で、感じたり、考えたり、思ったりしたことを勝手気ままに書き綴っています。


光さす、仙台へ [2011年06月08日(Wed)]

昨日、南房総市白浜で会議を終えて、備品を積み込んで、夕方に千葉を出発しました。

日付が変わる頃、東北道菅生SAに到着しました。

今日から宮城県登米市にあるRQ東北現地本部へ3日間の予定で入ります。

風は清々しいけど、太陽の光がギラギラと照らしています。

仙台まで残り10キロ。

今日の予定は、午後3時に佐々木豊志さん(くりこま高原自然学校、RQ登米東北現地本部長)と仙台市ボランティアセンターで会います。

災害、復興、地域づくりについてお話しを伺います。

その後、登米市へ向かいます。
福島からゆうぞう [2011年06月07日(Tue)]

5/4に福島県在中の卒業生のゆうぞうからメールの返信をもらいました。

ブログに更新するのを忘れていました。以下↓

メール大変嬉しいです。

ありがとうございます!

千葉もかなり被害があったようですね。

ボクサーは、お元気ですか?千葉の皆さんも。

3月頭には、だだーんの結婚式で数人には会えました。

我が家は、罹災証明により、半壊と断定されました。
屋根瓦や、壁が落ち家の下で水道管が破裂して、大変でしたが、住めるので大丈夫です。

一時はすごく落ち込みましたが、今は大丈夫です。

浜の方に比べたら、私たちが大変だなんて言えません。

みんなつらい思いをしているのに下を向いてはいられません。

我が家は養豚業の会社を経営していますが、福島でも那須に近い一番南のほうなので、わりと大丈夫です。

米や野菜はやはり、作付できるかどうかと皆、頭を悩ませています。

学校は、長時間の外での活動は禁止しています。

ただ、正常値0.05マイクロシーベルトですが、今、白河は0.65くらいです。

が…、全く問題としていません。

みんな、普通に生きてます。

意外と、福島の人より周りが気にしてるかもしれませんね。

風評が悲しいです。全く問題ないものなのに。

仕方ないですけどね。

道路や家は至るところ壊れてはいますが、それ以外は普通にもどりつつありますよ。

会津に至ってはほとんど無傷です。


実は!那須甲子青少年自然の家には昨年度勤務していました。

何回かメールでお知らせしようかと思ったんですが、長く勤める予定ではなかったので、連絡せずゲロッパが先生として1月に来ました。

昨年の12月には研修で赤城にもいってきましたよ。

ヤックスで培ったことを生かせて仕事ができました。

楽しかったです。

社会教育の視点から、色んなことを学びました。

一昨年までは小学校で4年間、担任をしていました。

かわいい子どもたちと楽しい4年間を過ごしていました。

一度、違った視点からも学校教育現場を見てみようと、那須甲子の面接をうけました。

無事に合格し、登山や野外炊飯などヤックス的活動していました。

しかし、今は勤務していません。

一年で辞めたのは、福島県は教員採用試験の倍率が12〜13倍あり、ずっと全国ワースト5位以内で、なかなか先生の仕事をしながらの勉強では合格できず(私の努力不足もありますが)、一度半年だけ勉強だけに集中しようと思い、2月で辞めました。

しかし、その矢先、この地震に。

さらに原発により、多くの子どもたちが他県に避難した結果、もともと採用が厳しかったものが、採用試験すら中止になり、しばらく、教員の採用がなくなることになりまして…。

実はこの一週間、落ち込みました。

来年からまた実施されるかの見通しもなく、このままではいられないので、とりあえず、福島にこだわらず、他県を受験することになりそうです。

今まで、福島でとこだわっていたのですが。

仕方ないですね。

埼玉、千葉、東京あたりは倍率が2〜3倍だし、友達も多いのでそちらを勧められたんですが、福島から将来通える、またはいつか福島に帰ることを視野に入れ、栃木(5倍くらい)を受けるかと考えています。

講師でも福島に残るかも考えています。悩みますね。

今、那須甲子は避難所になり、今は通常受け入れができません。

5日前くらいに行ってきましたが、原発周辺の方々が避難されてました。

だいぶ落ち着いていましたが、通常にはまだまだ…。

今は、自分ができることをやるしかないですが、前向いて頑張ります。

命あってこそなので。

助かった命を無駄にすることなく、精一杯生きていかなきゃと思う毎日です。ゆうぞう
三度、RQ登米へ [2011年05月31日(Tue)]

震災から80日が過ぎました。

1ヶ月に1度、宮城県登米市RQ市民災害救援センター東北現地本部へ足を運んでいます。

ゴールデンウィークには、200名を越えるボランティアが集まりました。

今でも50名前後のボランティアが継続的に活動しています。

登米現地本部を拠点に南三陸町唐桑、歌津、石巻市河北へと支部も増えて来ました。

6月にRQ登米現地本部へ行くことが、ほぼ決定しました。

私が担当する千葉県南房総市地域づくり支援員のスキルアップセミナーを「地域づくりの基本は、被災地にある」と題して、地域づくり支援員の方、行政の方を案内します。

もちろん、ボランティアとして活動にも参加してもらいます。

現場に行かなければ見えてこない、わからないことがいっぱいです。

だからこそ、現地を肌で感じてもらいたいと企画しました。


JONミーティングで現地の状況、RQボランティア、復興住宅(エコビレッジ)について話しをされた佐々木豊志さん。
つなげる [2011年05月13日(Fri)]

JR東日本のテレビコマーシャルで「つなげる」というフレーズを使っています。

現在、JR仙台駅は震災で傷ついた箇所を修復しています。

幹線網が復旧すると自ずと元気も湧いてきます。


プラットフォームの天井部分もご覧の通り。


新幹線は復興への超特急ですね。

残念なことに新しいグリーンのはやぶさには乗れませんでした。
再び、RQ東北現地本部へ [2011年05月11日(Wed)]

今日で丁度、東日本大震災から2ヶ月が経ちました。

再び、夜半からRQ東北現地本部へ車を走らせています。

今回は、神保くんが廃車しようとしていた愛車を現地へ届けることが目的です。

この車、じんのじいちゃんの形見で、学生時代から乗っていました。

走行距離16万5千キロと、かなり使い込んでいますが、エンジンも良く回り、車検も1年残っています。

事故っちゃいけないので、80キロ高速走行で倍の時間が掛かっています。

今回は、単独での行動なので、復路は新幹線か、高速バスを利用する予定です。
無事に到着 [2011年05月03日(Tue)]

卒業生のふるーつと同僚の先生が、深夜1時に千葉を出発して、一路、宮城県登米市RQ東北現地本部を目指しました。

今朝9時に無事、RQ東北現地本部へ到着してボランティア受付を済ませました。

午前中は、旧増渕小学校にてジャズ演奏会を視聴して、午後から歌津地区に復興支援へ出たそうです。

私の仲間のエルフィン体験共育の北澤氏(へんべい)と一緒になったと、連絡がありました。

また、東北の地で人と人が繋がりました。

残りの時間は、漁具に絡まった品ものの回収を行ったそうです。

今夜は、WPF(国連食料危機援助)が設置した大型テントに雑魚寝するそうです。

画像は、気仙沼市小泉小学校からの風景。
想いを形に・・・ [2011年04月30日(Sat)]

この写真、1993年のサマーキャンプのとき。

今から18年も前の写真です。

30才のボクサーと15才のふるーつ(大和田晃代)です。

たぶん、子どもとして参加する最後のキャンプだから、キャンプファイヤーの「女神」をさせたときの記念写真。

昔、昔、私がはじめて参加したキャンプに、ふるーつも参加していました。

先日、ふるーつからしゃがれた声で電話がありました。

「東日本大震災の復興ボランティアに参加したい。」

早速、RQ市民災害救援センターに手続きを行ないました。

若い人が被災地を実際に見て、そこで何が出来るかを自ら考え、行動に移してもらえたら素敵です。

5/2(月)仕事が終わってから、5/5(木)まで同僚の先生と行かれます。

是非、帰って来たら、子どもたちに感じたこと、経験したことを伝えてください。

くれぐれも無理をせず、気をつけていってらっしゃい。
先ずは… [2011年04月22日(Fri)]

4月20日(水)夜、職員、リーダー共に元気に千葉へ帰って来ました。

留守の間、仕事のフォローをやって頂きました職員の皆様に感謝いたします。

多くの皆様に、多くの支援金を頂きました。

主に今回の支援活動の旅費、燃料費に使わせて頂きました。

引き続き第2、第3便を現地に送り出したいと考えています。

一層のご支援を頂けますよう、お願い申しあげます。

気仙沼市唐桑小学校、小泉中学校で実施した「子ども元気村」も、ガイア自然学校、飯綱高原ネイチャーセンターと一緒に無事終了することが出来ました。

東北道蓮田PAで、先ずはラーメンを食べました。

身体や脳みそは、現地で刺激をたくさん受けて来ました。

それでも食(味覚)については、刺激的なものをほしがっています。
ごんぼうわさび [2011年04月22日(Fri)]

のれんの実家でご馳走になりました。

岩手県遠野市は、日本一ジンギスカンを消費する地域だそうです。

また、日本一水道料金の高い地域でもあり、水道水が本当に美味しい!

画像は「ごんぼ」という野菜。

ごぼうわさびということ…。

ごんぼ→ごぼうまたはだだをこねる。

擦りおろして、醤油を垂らして、ちょびちょびと舐めながら頂きました。

わさびの風味がある、不思議な野菜です。
宮城の銘酒 浦霞 [2011年04月22日(Fri)]

宮城県仙台市泉区に住むアターリーのお父さんが、日本酒 浦霞を用意してくれました。

海岸線沿いのお店は、津波で大半が流されてしまい、入手が困難な状況の中、わざわざ用意して頂きました。

美味しく呑まさせて頂きました。

今度は、是非!アターリー父と酒を酌み交わしたいですね。