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子どもの遊び場づくりが地域に根付くために [2019年05月12日(Sun)]

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今日は仙台市片平の「のりっぱ」で、地域のみなさんや東北福祉大学の児童ボランティアサークル「おいまわしセツルメント」と一緒に、子どもの遊び場づくりに取り組みました。

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「のりっぱ」のとなりの「まちなか農園藤坂」では、毎年この時期に「畑びらき」が開催されます。花壇に花を植えたり昼食を楽しんだりしながら住民の親睦を図るこのイベントと同時開催するかたちで、遊び場づくりも4年間継続してきました。

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これまでは「のりっぱであそぼう」というタイトルでチラシやポスターをつくり、「畑びらき」とは別に広報してきたのですが、今回は敢えて告知を行いませんでした。これまでの継続を通して、「畑びらき」=「子どもの遊び場」というイメージが住民に根付いてきたのではないだろうかと考えたからです。

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結果として地域の子どもたちはいつも通り遊びに来て、大人たちもいつものように見守ったり、遊び場づくりを手伝ってくれました。はじめは東北工業大学の「ヤギプロジェクト」のメンバーも加わって「のりっぱ」の草刈りからスタート。草をたくさん食べてくれるヤギのアンコとクロミツ親子といっしょに、駆けっこしたり寝転んだりできる場づくりをしました。

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そのあと盛り上がったのは焚き火と草を煮込む遊び。草木染めをしたい大人と、のこぎりで木を切ったり火に薪や石を入れたりナタで草を刻みたい子どもたちの思いが、うまくかみ合った場面でした。


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大人が作りたかった草木染めもぶじ成功。

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お昼ごはんを食べたあとは、刈った草と布テープでボールをつくってもうひと盛り上がり。

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こんな雰囲気の子どもも大人も楽しめる遊び場づくりが地域に定着してきたのを感じて、続けること意味をあらためて確認できた一日でした。(めん)
絆が実現する子どもの遊ぶ場づくり [2018年03月25日(Sun)]

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今日は「ふるじろプレーパーク」のお手伝いに行ってきました。
仙台市立古城小学校に通う子どもたちの保護者が集まって始まったこのプレーパークは、開始から17年以上経ちます。その長い歴史のなかで築いてきた地域の方々や子どもたちとの絆が、子どもの遊ぶ場づくりに威力を発揮していました。

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古城小では今日、少年野球のチームが5つ集まった試合が開催されていたのですが、地域の体育振興会のメンバーでチームの監督と顔見知りでもあるスタッフが動いて、校庭のゾーニングを相談。こういう状況に備えて予め準備していたフェンスでエリア分けをして、お互いが気持ちよく校庭を使える環境をデザインしていました。

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子どものころ毎回のように遊びに来ていた女の子は、今日はスタッフとして子どもたちに光る泥団子づくりを教えていました。

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泥団子の完成度に子どもたちもびっくり、夢中になってつくっていました。

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女の子の彼や、女の子と同じく遊び場の常連だった若者たち、その奥さんがみんなそろって仲良く草笛。彼らが子どもだったころからふるじろプレーパークに昔遊びを教えにきているお年寄りや、若者のお母さんも一緒です。
草笛の音色や和気あいあいとしたおしゃべりが、場の雰囲気を一層楽しげにしていました。

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長年に渡って築き上げてきた体育振興会や少年野球チーム、そして常連の子どもたちとの絆。これらがいま子どもの遊ぶ場づくりを古城小学校の校庭で実現する上で、重要な役割を果たしています。(三浦めん)
季節と遊ぶ [2018年01月27日(Sat)]

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1月27日(土)の七郷あそび場は、いまの季節ならではの雪や氷を使った多様な遊びが展開されていました。

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滑り台を雪で延長して楽しむ子どもたち。ツルっと滑っていつもより楽しい遊具に。でも、何より「自分たちでつくった」ということが楽しさを何倍にもするんです。

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滑り台づくりに使う雪をみんなで運ぶ。これまた楽し。

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ベンチにできた氷を金づちで割る子どもたち。どんなに壊してもだれにも怒られないので、よいストレス解消になっていたようでした。

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結果的にベンチが座れるようになって、一石二鳥。

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定番の雪合戦も盛り上がりました。板を盾にして身を守る子も登場。

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七郷あそび場を開催している荒井4号公園には、様々な種類の木が植えられています。秋には紅葉した葉を使ったこんな遊びも。

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↑の痕跡をみつけて、落ち葉で遊び始めた親子。しばらく夢中になっていました。

季節ごとに自然がくれる雪や紅葉といったプレゼントは、お金をかけず思う存分楽しめる最高の遊びの素材です。森や山に行かなくても、町の中のいたるところにこのような季節の贈り物は存在します。これらと出会った子どもたちが思う存分遊べる場を、もっともっと増やしていきたいと思います。(めん)
Posted by あそびば仙台 at 18:30 | 七郷あそび場 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
手づくりおもちゃで遊んじゃお♪ [2018年01月21日(Sun)]

新年があけましてすでに半月が経っていることに驚いております。
プレーリーダーのゆーきゃんです。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、寒くはなっているが雪は降らず
外で遊ぶにしても、大人もつらいというこの季節。
今年も室内あそび場のちびひろでは元気に子どもたちが遊んでおります。

最近大人気の遊び道具を紹介
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まずは、ビーズを入れたペットボトルのキャップを2つ合わせたもの!
勝手に私がキャップマラカスとか呼んでますが。

これが大人気!家にあるもので簡単にできるのにね〜
子どもたちのあそびの中ではいろんなものに変身
のどが渇いたと、ジュースに
料理をするからと、塩・こしょうに
高く積み上げて、つみきに
買い物をすると、お店にあるいろんなものに(野菜とかパンとか)

今回は3歳児の子たちが遊んでいますが、0歳児が多い乳幼児あそび場でも活躍しております♪
つかみやすいんでしょうか〜
寒くなってきて思わず自販機であったかいお茶などを買ったとき、キャップは取っておこうと思いました。また作ろう

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そして、そのキャップを満杯にいれて子どもたちが遊んでいたのが
ガムテープバッグ!

我々冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワークは
2017年10月開館の「のびすく若林」の運営を、せんだいファミリーサポートネットワークさんと共同で行っており、のびすく若林の施設にも週3でプレーリーダーが行っているのですが…
そこで人気のガムテープバッグ!

荒井地区からものびすく若林に遊びに来ているお母さん方もおり、かねてより作ってみたいと話をしておりました。
正直正式な作り方は分からなかったのですが、見様見真似でやってみました!
ぶきっちょな私のつたない説明でなんとか形に。
そこからお母さんたちが試行錯誤してかわいいバッグを作ってました!

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※この写真は、3歳児が撮影しております。
ナイスショット、ありがとう!少し指が見えているのはご愛嬌




寒い冬でもあそび場は外でも遊んでおります!
でも親子だけでは室内での遊びが多くなるはず〜
簡単に作れてローコストな物で、おうち遊びも楽しいですね♫

子どもも大人も遊べる場づくり [2017年12月25日(Mon)]

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12/23(土)、仙台市大手町の「のりっぱ」と「まちなか農園 藤坂」で、朝から晩まで子どもも遊べる場づくりに取り組みました。
午前中の農園の餅つき大会、午前中から昼下がりまでのプレーパーク「のりっぱであそぼう」、夕方のレンガストーブづくり、そして夜の「おそとdeシネマ」で、子どもたちは様々な遊びを展開していました。印象的だったのは、これらを開催した大学生からお年寄りまでの幅広い年齢層の大人たちも、それぞれしたい遊びをおもいっきり楽しんでいたことでした。

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この日まず取り組んだのは、農園の花壇づくり。「のりっぱ」で一緒に子どもの遊び場づくりに取り組んでいる大学生「追廻セツルメント」のメンバー4人とともに、地域のみなさんと作業しました。あらかじめ地域の方が刈ってくださっていた雑草を集めるところからスタート。

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土の中から取り除いた石は、地域の方のアイデアで花壇の石垣に。

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準備が整った花壇に、みんなで葉牡丹を植えました。

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完成したのは「むすび丸」!
地域の方の遊び心あふれるアイデアです。

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花壇づくりがひと段落してから、「のりっぱであそぼう」がスタート。
これは定番の斜面を使ったロープ遊び。

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クリスマス目前ということで、木の枝と毛糸を使ってオーナメントづくり。

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こんな感じのができました。

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オーナメントから閃いて、こんな「剣」をつくる猛者も。

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ランチタイムは、地域のみなさんが大活躍してお餅つき。

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子どもも大人も大勢集まって、美味しいお餅を食べました。

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お腹がいっぱいになったら、遊び再開。小雨がぱらついてきたので、子どもたちがブルーシートで基地づくりを開始。お父さん、お母さん、追廻セツルメントの大学生も参戦して、試行錯誤。

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最終的にこんな感じの、ワンポールテント風のものが完成。ポールには夏に流しそうめんに使った竹を利活用。

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オーナメントに使った毛糸と紙コップで、追廻セツルメントの大学生が糸電話。のりっぱの運営に取り組んでいる青年 大平さんも巻き込んで、大いに盛り上がる。

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おねーさん、おにーさんのはしゃぎっぷりに釣られて、子どもたちも糸電話に参戦。
大人が本気で遊んでいると、子どもも夢中で遊び出す。

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花壇や片付けの終わったお餅つきの会場で、鬼ごっこや野球を楽しむ子どもたちもいました。ここにも大平さん参戦。

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子どもたちが夕ご飯を食べに帰ったあと、レンガストーブづくりとシネマの準備。
入口をオーナメントと、木の枝でつくったサンタクロースで飾ってみた。

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子どもたちが夕暮れ時ののりっぱに再び集まってきた。
大平さんとともにのりっぱを運営している福田さんと一緒に、みんなでレンガストーブづくり。

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完成したストーブで火おこしにチャレンジ。成功したあとも薪をくべるのを楽しんだり、薪がはぜるのに歓声を上げたり、子どもたちは様々なかたちで火と触れ合っていました。

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子どもたちとストーブでポップコーンもつくってみる。油や塩の量にこだわる食通な子どもが調理を担当。

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できあがったポップコーンを食べたり、大人たちはホットワインも飲んじゃったりしながら、シネマを鑑賞。『きつねのてぶくろ』『笠地蔵』、そして寒い日にちなんで『冷凍食品』を上映。

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シネマは16mm映写機で上映。レトロな魅力に大人たちも大興奮。

こんな感じで子どもも大人も、のりっぱ界隈を朝から晩まで遊び倒していました。そこでは自ずから多世代間の交流も生まれて、地域のみんなをつなぐ場としても機能していたようでした。
(めん)
遊びが心にゆとりを生み出す [2017年12月03日(Sun)]

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今日は田子西第二復興公営住宅のこだま町内会が主催する遊び場「おちゃのこさいさい」に、にじいろクレヨンさんとともに参加。

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定番の木工作や鬼ごっこなどのほか、クリスマスが近いということで、折り紙の得意な子どもに「雪の結晶」のつくり方を教えてもらったりしながらオーナメントづくり。

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フェルトを切り貼りしてつくった「クリスマスツリー」に、つくったものをテープでペタペタ。
あーでもないこーでもないと相談しながら、大人も楽しく飾り付け。

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となりで子どもたちがワイワイ大声をあげて遊んでいたけれど、「騒音」として感じた大人はいないようでした。むしろ「今日はいつもより元気がいいねえ」と笑顔で受け止めている方も。

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完成したツリーを満足気に眺める女性。

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最後に子どもにつくり方を教えてもらった「雪の結晶」を天井に飾って完成。

ほんとに楽しいと感じていることをしている大人には、のびのび遊ぶ子どもたちを大らかに受け入れる心のゆとりが、生まれるのかもしれないと感じた遊び場でした。(めん)
地域とつくる子どもの遊び場 [2017年11月05日(Sun)]

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今日は仙台市大手町の「のりっぱ」で、地域のみなさんと一緒に遊び場を開催。
青空にも恵まれて、子どもたちはのびのび遊んでいました。

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子どもたちのお父さんのアイデアで、前回の遊び場で流しそうめんに使った竹を使った炭づくりにも挑戦。

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石で炉をつくり、切った竹を入れた一斗缶を熱して炭をつくりました。
これまたお父さんのアイデアで、ダッチオーブンでハッセルバックポテトもつくることに。
「のりっぱ」のとなりにある「まちなか農園藤坂」で育てた、とれたてのジャガイモを使いました。

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こちらはジャガイモの下ごしらえに挑戦する男の子。

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今日はのりっぱのとなりにある「まちなか農園藤坂」の収穫祭や、「まちなか木工所」もありました。遊び場に来た子どもたちも花壇の花植えをしたり、木のスプーンづくりにチャレンジしたりしながら、地域のみなさんと交流を深めていました。

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収穫祭では美味しいカレーやおやき、そばをみんなで食べる会も催されていました。

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収穫祭はのりっぱの上の「彦星広場」で開催されていたので、子どもたちは行ったり来たりしながら思い思いの時間を過ごしていました。

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自分たちでつくった熱々のハッセルバックポテトを食べたり

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竹割りに挑戦したり

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登ったり

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滑ったり

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ロープで遊んだり

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こんなところも登ろうとしたり

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みんなでマシュマロを焼いたりして、過ごしました。

のりっぱでは今、このように子どもたちが多様な遊びを展開できる場づくり・機会づくりを、地域の大人が中心になって進めています。決して無理をすることなく、炭焼きやダッチオーブン料理、地域の他のイベントとの連携など、大人も楽しめる仕掛けも交えながらこれからも継続していければと感じました。

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子どもの遊びから始まる笑顔の循環 [2017年10月02日(Mon)]

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昨日、仙台市宮城野区の田子西第二復興公営住宅で、とつぜん始まったファッションショー。舞台となったのは同住宅の田子西こだま町内会が主催する遊び場「おちゃのこさいさい」。私たち冒険あそび場ネットにじいろクレヨンとともに応援している、子どもも大人も遊べる場です。

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きっかけは子どもたちの遊びでした。私たちが持ってきたカラフルなビニール袋を使って、一人の子どもが「ドレス」をつくり出したのがすべての始まりでした。
このときそばでお茶っこのみをしていたお年寄りは、成り行きを見守っているだけでした。

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翼をつくって「ドラゴン」になる子どももいました。

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子どもたちは持ち前の豊かな想像力を総動員して、たくさんの個性的な「ドレス」をつくりました。そんななか一人の子どもが「ファッションショー」をしたいと言って、お年寄りにモデルになってほしいとお願いしたのです。
最初は恥ずかしがってなかなか着ようとしないお年寄りたちでしたが、なんだかんだで全員着て大はしゃぎ。

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お年寄りがチョイスした「オリーブの首飾り」をBGMに、ファッションショーが始まりました。

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小道具をもって歩くこだわりのモデルさんもいました。

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企画した子もモデルとして参戦。ショーが終わったあとも、しばらく笑顔で「オリーブの首飾り」を口ずさんでいました。

子どもの遊びは、ときとして大人も遊びにいざない、笑顔にしてくれることがあります。
笑顔になった大人は子どもの遊びに対しておおらかになり、ますますたくさんの笑顔を生み出していきます。
このような遊びが生み出す笑顔の循環を、もっともっとつくっていきたいと感じたひとときでした。
(めん)



道路跡地を遊び倒す [2017年08月27日(Sun)]

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仙台市の花壇・大手町地区で、都市計画道路が廃止になった跡地の活用に取り組んでいる地域住民がいます。
「のりっぱ」と呼ばれているその跡地では、屋外上映会やアートイベントなど様々な試みを通して、地域内外の人々の出会いの場づくりが進められてきました。

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今日はそんな「のりっぱ」で、地域のみなさんや「追廻セツルメント」の大学生と連携して子どものための遊び場「のりっぱであそぼう」を開催しました。
夏なので涼しげなものを、ということで流しそうめんもやっちゃいました。

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前日に秋保へ行き、竹を切るところからスタート。

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持ち帰ってきて、子どもたちと竹を割ったり節を抜いたりしました。

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めんつゆを入れる器と箸を竹でつくる子もいました。

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箸に色をぬるこだわりを見せる子も登場。

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「のりっぱ」は、「法面(のりめん)」の「はらっぱ」=「のりっぱ」というのが名前の由来。なのでそれなりの傾斜があります。今回の流しそうめんは、それを利用して竹を組みました。

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そうめんでお腹がいっぱいになったら、あとは遊ぶのみ。
とりあえず丸太の下にトンネルを掘ってみたり、

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たくさん飛んでいたトンボを捕まえたり、子どもたちは色んな遊びを楽しんでいました。

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「のりっぱであそぼう」では、大人も負けずに遊びます。
今回はお父さんたちが、そうめんの竹を再利用して手作りのテントをつくろうと奮闘していました。

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まずはドーム型のテントを試作。

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さらにかまぼこ型テントにもチャレンジ。冬はこのなかでお餅を焼こうかなどと、もう次の遊びの相談で盛り上がっていました。

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そんな大人たちの楽しげな姿にも触発されたのか、子どもたちはなかなか帰ろうとせず遊びを夕暮れ間際まで楽しんでいました。

「のりっぱ」は道路として使われないことが決まったあと、傾斜があって使いにくいということもあって長らく地域のために有効活用されてきませんでした。それが住民のみなさんの熱意によって、子どもも大人も集う楽しい場所に生まれ変わろうとしています。
「のりっぱであそぼう」も傾斜があるからこそできる楽しみを見つけ、徹底的に遊び倒すことで、人と人をつなぐよい機会となっているように感じています。
(めん)

「したい」のつよさと、それを育むもの [2017年06月30日(Fri)]

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先日の伊在二丁目公園あそび場で、雨のなか水遊びを楽しむ子どもたちに出会いました。
桶に水を貯めてお風呂みたいに入ったり、

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ざるに向けてお風呂の水をバシャバシャかけたり、

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水を張ったタライにお気に入りのおもちゃを入れて、洗濯機にみたいにグルグルしたり。
雨で体中濡れてもお構いなしに、子どもたちは自らの「したい」気持ちに素直に従って、様々な遊びを楽しんでいました。

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そんな子どもたちの様子を、ちょっと離れたところからおしゃべりしつつ見守るお母さんとプレーリーダー。
お母さんは我が子がふっと我に返って寒がり出したとき、準備していたタオルで濡れた体を拭いて、着替えさせてくれました。

子どもたちの「したい」は、雨にも負けないつよさを持っています。
そしてそんなつよさは、子どもたちの「したい」をありのまま受け止める大人たちに育まれていきます。
そんな大人であり続けたいとあらためて思った、雨の日の遊び場でした。(めん)
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