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同性婚論争に見る宗教[2013年07月06日(Sat)]
皆さん、こんにちは。

婚姻を男女間に限定する州憲法改正案が
2008年に住民投票によって可決されてから
同性婚ができない状態が続いていた
米国カリフォルニア州で、

同性婚の結婚証明書の発行業務が
6月28日から再開されたことが、
グアムでも日本でも報道されましたよね。

私は最初、ニュースを聞いて、

グアムは米国の領土で、
連邦法も適用されていますし、
カリフォルニア法の影響も強いですから、
「続いて法改正?」
と、想像したりもしましたが、

このような問題は、
グアムに付与された自治権の範疇内ということで、
自分たちの社会に適した選択が可能なんですね。


むしろ、実際のところは、
今回のように米国最高裁判所の判決で
「婚姻を男女間に限定することが違憲」と判断されても、

グアムでの同性婚を容認する法律の成立は
そう簡単なことではなさそうです。

もちろんグアムにも、
性同一性障害と思われる方たちがたくさんいます。
(決して地元の知人が多くない私でも、
すぐに何人か思い浮かびます。)

同性のパートナー同士では
結婚カップルと同じ社会保障や利権は得られませんから
「障害による社会的弱者」ということになります。

でも、2009年にベンジャミン・クルーズ議員
(ご自身もカミングアウト済みの同性愛者)
によって提出された同性婚を認める法案は
承認されていません。


そもそもアメリカ本土の社会も、世界的に比較すれば
それほど同性婚への寛容度は高くはないようですが
(私も、抵抗が全くないと言えばウソになります;)、

グアムの場合は、
行政へのカトリック教会の影響力が大きく、
大司教からの反対声明が出されているため、
グアムの同性愛者コミュニティにとって、
権利獲得にはもう少し長い道のりが続くのかもしれません。

例えば、
同じくカトリックの国民が多いフィリピンでも、
トランスジェンダーがすっかり市民権を得ていそうな
印象が強いですけれども、

教会の政治的影響力はもっと絶大で、
「同性婚の合法化」は実現していません。

それどころか、
「避妊法」の普及や「性教育」を可能にする新法さえ
最近になってやっと施行できそうか;
という段階です。
(カトリックの教義上、避妊は禁止なのです)

フィリピンの人口爆発問題や
ストリートチルドレンで溢れる光景は
そんな事情と無関係ではなさそうです。


本来は人々を救うはずの宗教。

弱者が生み出される社会を作り出してしまったのは
人間かもしれませんが、

「それらの人々を排除しないですむための
社会づくりの努力」が
宗教を理由に阻止される大きな矛盾について、

なんだか考えさせられます。


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Posted by Grass-Roots at 17:16 | 歴史文化 His+Cul | この記事のURL | コメント(0)

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