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空と海と人と私〜日々、大切に感じること

これまでの出逢いと繋がりに感謝しつつ、
今、ここで、感じることを振り返り、
人と組織と社会について考え、
よりよい方向へ進んでいきたいと思います。
「空と海と人」は
これまで自分自身が支えられてきた、
また現在も支えられている
象徴的な「つながりを表すキーワード」と
してあげてみました。


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山本昌彦
Eric Clapton と Crossroads Centre (11/27)
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人がすべて [2009年03月31日(Tue)]
『人がすべて』というキーワードは、体験を通じて、チームづくり・組織づくりの最も大切な哲学として私の心の中に刻まれています。

家族・学校・職場をはじめ、どんなチームでも一人ひとりの潜在的な力が発揮される文化・風土を築いていくには、必要な時間をしっかりかけて、お互いが安心し、信頼できる関係性を育てていくことが大切ですね。

今朝の通勤電車で開いた本にも『人がすべて』というキーワードを見つけました。

原題:It's Not About the Coffee.
邦題:スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則
著者:ハワード・ビーハー、ジャネット・ゴールドシュタイン
訳者:関美和
発行所:日本経済新聞社

44歳でスターバックスに入社したハワードさんは、それまでに所属した組織・風土で経験したことから独自の哲学を徹底して形にされ、『人がすべて』という原則が世界中のスターバックスで浸透するように努力されてきたことが伝わってきます。

『人がすべて』という哲学を実践するチームづくりを意識しながら、一人ひとりの力がますます大きく育っていきますように!私自身も成長しながら、一人ひとりを支える力・応援する力をますます大切に育てていきたいと感じています。



Gift from the Sea [2009年03月30日(Mon)]
先日、卒業生が訪ねてくれた際に、アン・リンドバーグの「海からの贈り物」が話題にのぼりました。

彼女は「海からの贈り物」で取り上げられているメッセージを私から受けとって、ずっと大事にしてくれていたという話を聴きました。

10代の頃に初めてリンドバーグさんの本から私が受けとめたメッセージが、20代・30代・40代と私の中で時折反芻され、その時々に「今、感じていること」として、大切な人たちに届けたものが、今度はその人の中で大事に育てられ、支えとなっていると知り、とてもありがたい気持ちになりました。

彼女と話した翌日、洋書フェアーをしている書店に立ち寄ったら、リンドバーグさんの娘さんが何十回と読んだ母親の著書を改訂して出版された 水色の爽やかな表紙の' Gift from the Sea ' が目に入りました。

息子の小学校卒業を迎えて、ライフステージの節目に、また英語で読んでみようと、迷わず手にとりました。

「成熟した人間の、人間としての出会い・・・」について書かれている、読むたびに立ち止まるところで、とても静かな気持ちになりました。

『分け合うことと孤独、親密な感情と抽象の境地、また、個別的なものと普遍的なもの、身近なものと遠いものの間を振子が往復する、もっと大きな律動と調子を合わせるべきではないだろうか。そうしてこういう相反するものの間を振子が往復することが、二人の人間関係を豊かにするのではないだろうか。・・・我々は恒久的な持続に執着するが、生活でも、愛情でも、その持続は成長に、また流動性に、そしてまた、自由であることにしか求めることができなくて・・・。・・・それは現在に生き、現在の状態をそのまま受け入れることにしかない。・・・潮が満ち引きするそのどの段階も、波のどの段階も、そして人間関係のどの段階も意味があるということ・・・』

ホノルルとダイヤモンドヘッドに近いコミュニティ・カレッジで、サービスラーニングの取り組みについて教えていただいた後、ハワイの青い海と空を見つめながら読み終えた ' Gift from the Sea 'はますます味わい深く、自分自身の心の声を確かめる時間となりました。
卒業のメッセージ [2009年03月30日(Mon)]
1月15日から、久しぶりのブログ更新です。

職場である山口学園の学生たちの卒業と、小学校6年生の息子の卒業に際して、心の中にすっきりと浮かんだのは、以下のメッセージでした。

I'm proud of you !.
Freedom and Peace in Mind !

すごく大切に感じることをシンプルに伝えたい時に、時々、日本語より早く英語のフレーズが浮かびます。

環境がどんな状況であっても、
心の中はいつも自由に穏やかで豊かでいよう!

一人ひとりの心の中が 自由で穏やかで豊かであることから
すべてが出発すると感じます。

そこから共感できる人と繋がり、家族や職場内外の仲間や友人たちとの
チームのようなグループやコミュニティが育っていき、
一人ひとりの力が活かされ合う関係性が築かれていきます。

人生は山あり、谷あり・・・なので、
涙が出るほど嬉しいことを経験するために、
こんなに悲しいことがあるのかなと感じることが時にあります。
また、つらい苦しいことを経験することで、
日々のささやかな喜びをとってもありがたいことだと感じたりもします。

卒業していく学生たちも息子も、自分の内側にある持ち味を存分に生かし、
心のアンテナの感度をしっかり保ち、
歩いていきたい方向に一歩ずつ進んでほしいと思います。

私がはじめて I'm proud of you ! という言葉をかけてもらった時、
まっすぐ見つめられる視線に
信じてくれている力強さと、
そのまま自分自身を受けとめてくれている安心感を
深く深く感じました。

その時から、私の中で
「大切な人をいつかこんなふうに支えられる人になりたい」
と思うようになりました。

今、家族や学生たちや職場内外の仲間や友人たちに対して、
私がいただいてきた信頼や安心感と同じくらいの強さで
応援できているかどうかはわかりませんが、
今の私の中でせいいっぱいの力で大切な人たちを
応援したいと思います。

そして、私自身が自分をよりしっかり育てていくことで
一人ひとりを応援できる力もよりパワーアップされていくと感じるので、
卒業・入学の時期に、自分自身への振り返りもしっかりしておこうと感じています。
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