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CANPAN Blog大賞2009

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CANPANブログ大賞外伝

ソーシャルブロガーフォーラム パネルディスカッション

パネルディスカッションのテーマは、
「私はここに感動した!応援を呼び込む感動ブログとは」


 「CANPAN 第4回ブログ大賞2009 連動企画 ソーシャルブロガーフォーラム CANPANブログ受賞者に聞く、社会を変える感動情報発信とは?」では、ブログ大賞の発表とともに、多彩なゲストをお招きしてパネルディスカッションが開催されました。先日ご紹介したイベントレポートに加えて、ここではパネルディスカッションの内容についても簡単に振り返ってみたいと思います。


ブログで、たくさんの人とのつながりが実感できた

 コーディネーターとして進行役を担当してくださったのは、(特)せんだい・みやぎNPOセンター代表理事の加藤哲夫氏。パネリストとして、くりこま高原自然学校代表の佐々木豊志氏、災害救援NGOヒューマンシールド神戸代表の吉村誠司氏、(特)バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター代表理事の玉田雅己氏、そしてGDC[Give a Dream a Chance])のドン カルボヴィラ氏にご登壇いただきました。



 佐々木さんと吉村さん、玉田さんとドンさんはそれぞれ、お互いの活動のなかで絆を深めた経緯があります。「社会を変える感動情報発信」というテーマのもと、加藤さんの「応援を呼び込むブログを書くポイントはどこだったのでしょうか?」という問いかけからディスカッションはスタートしました。

 佐々木さんと吉村さんをつないだのは、2008年6月14日に起きた岩手・宮城内陸地震でした。佐々木さんは、不登校や引きこもりの子を預かるくりこま高原自然学校の代表を務めていますが、この地震は、学校のある耕英地区に激しい震災の爪痕を残したのです。窮地を知ったNGOヒューマンシールドの吉村さんは現地へと駆けつけました。



 「学校は、子どもたちもスタッフも全員無事でした。サバイバル能力にもみんな長けているので、特に孤立しているという印象はありませんでしたが、養殖したイワナや育てた苺をなんとかしたかった。吉村さんにはずいぶん力になってもらいました」(佐々木さん)。吉村さんも当時を振り返り、「過去の経験を活かし、被災地で何ができるか、もっと考えられることはあります」と話しました。

 また、インターネットやブログを介したつながりについては、「ブログでメッセージを発信し続けました。たくさんの人とつながっていることがわかり、涙がでた」(佐々木さん)、「直接現場にタッチするのではなく、メッセージを発することで市民が動き、NPOやNGOが政府を引っ張ることもできるんです」(吉村さん)。


ブログのおかげで個人の夢を多くの人が分かち合える

 一方、玉田さんは、ろう児に手話教育を行う明晴学園中学部の設立を目指した寄付活動のなか、ドンさんに出会います。玉田さんの「ろうの子どもたちに手話教育を行うことは、70年以上前から、法律で禁止されているんです」というショッキングな発言の後、地道な寄付活動などを続けた結果、手話で学べる明晴学園の幼稚部・小学部を設立することができた話が披露されました。そんな玉田さんの活動に心を打たれたドンさんは、東京から札幌まで自転車で募金を呼びかけるチャリティ活動で玉田さんを応援することにしたそうです。



 「最初は会社の人の理解を得ることができず、活動には困難な部分もありました。しかし、子どもたちの笑顔がモチベーションになった」とドンさん。「ドンさんたちが協力してくれて、このたび、中学部が開校できることになりました!」と玉田さんが発表すると会場から大きな拍手が起きました。



 「ブログで誰もが情報を発信できる時代になりました。これまでなら、マニアックな話としてかたずけられていたかもしれないですが、いまは何万人という人と夢を分かちあえるんです」と、最後に語ったのは、コーディネーターの加藤さん。「さまざまなジャンルの人が参加することで、活動はスケールアップします。読み手の存在を意識しながら、情報を発信することが大切ですね」と締めくくりました。


来場者の声をピックアップ!

 フォーラム終了後には懇親会が行われました。壇上に登った人、応援に駆けつけた人、誰もが混じり合って賑やかに談笑する懇親会会場で、今日の感想を聞いてみました!


田島大基さん(東京大学)


インターネットやブログというツールは、ベンチャーな香りが強くて、人間的な暖かみを持って社会を守るというイメージがありませんでした。その印象は見事にひっくり返りましたね。


瀧澤尚子さん(NPO昭和の記憶)


それぞれ取り組むテーマは違っても、同じ方向を向いている人たちと出逢えてうれしかったです。テーマが違うからこそ、組み合わせれば活動は無限に広がる気がしました。


久米信行さん(久米繊維工業株式会社)


今回、選考委員長を務めさせていただいたのですが、みなさんのブログ、熱かった。受け止めてくれる人がいるからこそ発信者も勇気が沸く。そんな素敵な連鎖を感じることができました。


ドン カルボヴィラさん


私の母国、カナダではチャリティは決して特別なことではありません。日本のみなさんにも、積極的に活動にお金だけじゃなく、行動で参加する意義を感じてほしいと思います。


玉田雅巳さん((特)バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター)


今回、それぞれの賞を受賞されたみなさんは、本当にすばらしい活動をしていました。ブログで情報をきちんと発信し、支援を得ている。横の繋がりの広がりなど、見習いたいと思いました。 

ソーシャルブロガーフォーラム CANPANブログ受賞者に聞く、社会を変える感情情報発信とは?

CANPAN 第4回ブログ大賞2009 連動企画
ソーシャルブロガーフォーラム
CANPANブログ受賞者に聞く、社会を変える感情情報発信とは?


11月7日、赤坂の日本財団ビルで、「CANPAN 第4回ブログ大賞2009」とその連動企画である「ソーシャルブロガーフォーラム CANPANブログ受賞者に聞く、社会を変える感情情報発信とは?」が開催されました。

公益コミュニティサイトCANPANには、明るい社会を作るために活動していたり、心から信じることに情熱をかきたてられたりした人たちのブログがたくさん掲載されています。「ブログ大賞」は、それら感動を呼ぶブログのなかから、とくに深い感動や共感を呼び起こしたものを表彰するイベントです。

受賞者みんなが素敵な笑顔で壇上へ



 会場には楽しげな雰囲気をまとった人たちが続々とやってきました。ここに集まったのは、よりよい未来を望み、住みやすい社会を思い描く人たちばかり。たとえ見知らぬ者同士であっても、志の重なりが感じられればうれしくなるものです。
 13時、いよいよフォーラムがスタートしました。まずは「CANPAN 第4回ブログ大賞2009」の選考委員長を務めた久米繊維工業株式会社の久米信行氏により、フォーラムに寄せてのコメントが発表されました。久米氏は、ブログの秘めた力とさらなる活用の方法についてトーク。にこにこと話す久米氏の笑顔に引き込まれた参加者の顔もなんだかゆるみがちです。



 続いて今回ブログの審査を行った審査員の方々が登壇。受賞したブログや惜しくも入賞を逃したブログについて、ひとりひとり総評を述べていきました。コメントが終わるといよいよ受賞式。名前を呼ばれて舞台へ上がる受賞者たちの顔には笑顔が広がっていました。



多彩なテーマと取り組みを次々に発表

 そこからは、おのおのがブログに書き綴った内容や活動について、また、情報発信という観点から留意していることなどについてのプレゼンテーションが行われました。
 最初に登壇したのは、ブログ「コラボーレもおか センター日記」で地域活性化部門賞を受賞した真岡市市民活動推進センター コラボーレもおか。永島一彦所長に変わり、ブログ担当の飯塚氏がプレゼンテーションを発表。まちづくりをテーマにした活動内容を紹介しました。



 次に登壇したのは「沖縄カニあるき」で環境部門賞を受賞した藤田喜久氏。「ただの食べ歩きの記録なんですが…」と照れながら、沖縄の自然をめぐる活動を愛情たっぷり報告してくれました。



 藤田氏のプレゼンが終わるタイミングで、ミャンマー首相との面談を終えた日本財団 会長の笹川陽平が到着。壇上へあがり、市民ひとりひとりがまごころを発信することを可能にしたブログは革命的な存在であること、また、まじめな人たちの活動が見えるようになったことをうれしく思っていることなどを語りました。

 笹川会長の話が終わると、再びブレゼンテーションです。教育部門賞を受賞した「ヤックス自然学校 キャンプ日記」のヤックス自然学校、医療・福祉部門を受賞した「すみさん家の笑ん側だより」の(特)すみれ、国際部門賞を受賞した「中国児童教育援助協会 代表のつぶやき」の中国児童教育講演協会、社会問題解決部門賞を受賞した「日本の学校に行っていない子どもたちの日本語教室」のNPOトルシーダ、フリーテーマ部門を受賞した「お父さんと楽しむ『おいしい休日』のおやじの休日の会」の会、と続々とプレゼンテーション。各団体が見つめる社会問題が多様ならば、その取り組み方も実に多彩で、話が終わるたびに新鮮な感動を味わった会場から拍手が起こりました。









 そしてプレゼンテーションの最後は、グランプリを受賞した『NPO「昭和の記憶」』を書き綴ってきたNPO昭和の記憶、代表理事・事務局長の瀧澤尚子氏が登場。高齢者の話の聴き書きを通じて、世代間交流や文化の伝承を進める活動内容や情報をオープンにしたブログ作りなどを語っていただきました。



この日も生まれたブログがつなげる縁
 
 受賞者のプレゼンテーションが終わった後は、「私はここに感動した!応援を呼び込む感動ブログとは」というテーマでパネルディスカッションが行われました。このパネルディスカッションのコーディネーターは、(特)せんだい・みやぎNPOセンター代表理事の加藤哲夫氏。また、パネリストには、第3回ブログ大賞でグランプリを受賞したくりこま高原自然学校代表の佐々木豊志氏、災害救援NGOヒューマンシールド代表の吉村誠司氏、第2回ブログ大賞教育賞を受賞した(特)バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター代表理事の玉田雅巳氏、そしてGDC[Give a Dream a Chance])のドン カルボヴィラ氏を招きました。

 それぞれが、ブログやインターネットがつないだ縁を振り返り、そのような新たな出会いから活動がどんどん盛り上がった体験を話し合いました。













 ブログがつないだ縁は、きっとこれからもますます広がりを見せていくはずです。受賞式が行われたこの日も、あちらこちらで、ブログを通じたたくさんの新しい縁が生まれていたみたいです。





CANPAN第4回ブログ大賞2009開催報告

2009年11月7日(土)ソーシャルブロガーフォーラム2009が開催されました。
CANPAN第4回ブログ大賞受賞者による活動内容の紹介、今後の夢についてプレゼンテーションして頂きました。下記リンク先に各団体の活動を紹介する動画がアップされております。どうぞご覧下さい。

グランプリ
【ブログ名】 NPO「昭和の記憶」〜「敬老の日を聴き書きの日に」キャンペーン〜
【著者名】 NPO「昭和の記憶」


地域活性化部門賞 
【ブログ名】コラボーレもおか センター日記
【著者名】 真岡市市民活動推進センター コラボーレもおか

環境部門賞 
【ブログ名】沖縄カニあるき
【著者名】 藤田 喜久

教育部門賞 
【ブログ名】ヤックス自然学校 キャンプ日記
【著者名】 ヤックス自然学校

医療・福祉部門賞 
【ブログ名】すみさん家の笑ん側だより
【著者名】 特定非営利活動法人すみれ
         
国際部門賞 
【ブログ名】中国児童教育援助協会 代表者のつぶやき
【著者名】中国児童教育援助協会

社会問題解決部門賞 
【ブログ名】日本の学校に行っていない子どもたちの日本語教室
【著者名】NPO法人トルシーダ

情報発信部門賞 
該当なし

フリーテーマ部門賞
【ブログ名】お父さんと楽しむ「おいしい休日」
【著者名】 おやじの休日の会

選考委員特別賞
【ブログ名】海山にこいま
【著者名】特定非営利活動法人 ふるさと企画舎