• もっと見る

2014年03月19日

福島・郡山で女子高生4人がライブ開催!

pecori1.jpg

3月17日、福島・郡山のライブハウスclub#9のステージであいさつに立った高校生4人。

普段は3か月でライブ開催を目指すブラストビートのプログラムで、
9ヶ月かかって開催にこぎつけました。

ライブが終わった後の楽屋で、
「途中でやめなくて、ほんとに良かった」と何度も繰り返すほど、
これまでのチームの中でも、最も時間がかかったチームになりました。
それだけ苦労してたどり着いた、この日です。

pecori2.jpg

舞台の開演は、月曜の夕方6時過ぎ。
最初に登場したアーティストは、アヤナさん。
実は、高校生チームに寄り添い続けてきた社会人メンターの一人でもあります。

いつもの舞台に上がるのとは、かなり違う気分で、
ある意味、高校生たち以上に緊張しながら歌ったそうです。

pecori4.jpg
これは会場の一角に置かれた募金箱です。

何のために、このイベントを開催するのか?

高校生たちが議論を何度も、何度も繰り返してやっとたどり着いたのが、
「原発労働者の方への”ありがとう”を増やす」というコンセプトでした。

原発に反対というのでも、賛成というのでもなく、
”ありがとう”を増やす。

さらに、原発で働く人だけでなく、
身の回りの人すべてに対して、”ありがとう”を増やしたいという思いを込めました。

ウクレレの弾き語りで始まったライブは、
優しい音色が響くキーボード、
迫力あるヒューマンビートボックスと続き、
原発で働く人たちの実情を伝える講演もありました。
さらに、東京から駆けつけてくれたギターの弾き語りが会場を盛り上げます。

pecori3.jpg

そしてトリは、圧巻のave(エイブ)さん。
東日本大震災の直後に制作した『福の歌〜頑張っぺver.〜』で知られるアーティスト。
ご存知の方も多いと思いますが、まだの方はぜひお聞きください。

高校生たちが「ぜひ私たちのライブの最後に歌って下さい!」とお願いしたこの曲、
目の前で聴かせてもらうことができて、本当に感謝です。

pecori5.jpg

最後は、アーティストやお客さんと一緒に記念撮影。

”ありがとう”の想いを、pecori(ペコリ)と名付けた手の動きで表現、
この写真になりました。
posted by 神代 at 00:46| Comment(0) | プログラム
この記事へのコメント
コメントを書く