東京・代々木のオリンピックセンターで、
イベントの受け付けが始まっていました。

イベントを企画したのは、高校生団体HOT JAPAN Projectメンバーを中心に、
大学生も加わったチーム「WAKWAK」の9人。
ブラストビートのふだんのプログラムの3カ月でも大変なのに、
チームの顔合わせから、わずか1カ月ちょっとで当日を迎えました。
本当にお客さんが来てくれるのか、不安一杯での受け付けですが、
自分が誘った友だちなどが来てくれると、思わず表情が緩みます。
定刻の18時30分を少し過ぎ、イベントが開演。

メインのゲストは、ベネズエラから来てくれた「エル・システマ」のみなさん。
船旅で世界を回るNGOピースボートの招きで来日しました。
このブログでは、音色を紹介できないのが残念ですが、
金菅楽器を中心とするアンサンブルが本当に素敵でした。
その上、
震災復興の歌「花は咲く」や
朝ドラ「あまちゃん」のテーマソングの演奏を練習してきてくれて
会場があたたかい空気に包まれます。

そして、もうお一人、大事なゲストが
長崎での子どもの頃の被爆の体験を語っていただいた池田昭さん。
エル・システマのみなさんは東京の前に広島を訪ねていて、
平和を考える旅であることを考えた企画です。
池田さんへの聞き手を務めたのが、写真右の大学生、ケイさん。
かなり緊張していましたが、
打ち合わせを繰り返して決めた質問をひとつひとつ尋ねていきます。

夜8時30分、イベントは無事に終了。
有難いことに、お客さんも80人を超えていました。
晴れやかな表情で、楽団の方たちと池田さん、
高校生・大学生のメンバーで記念撮影です。
お客さんを送り出し、片づけを終えた頃には、
高校生はダッシュで帰らないといけない時間になっていました。

最後は、ものすごくお世話になったオリンピックセンターの
スタッフの皆さんに全員でお礼。
決してイベント開催に慣れているわけではないメンバーがすべて準備したので、
お手を煩わせたこともたくさんありました。
それでもあたたかく支えていただき、ありがとうございました!!!
たくさんのことを学び、感じることのできた1日の終わりです。
■ピースボートさんのブログでも紹介していただいています!
http://ameblo.jp/hibakushaglobal/entry-11578525344.html