今回のライブレポートはいつもと少し様子を変えて???
9/1 吉祥寺 曼荼羅「ぶちかませ若者 〜たぴライブ〜」のもようを、
ライブを鑑賞した まゆ & のぶさん の談話形式でお送りします。
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まゆ :
ブラビ15期メンバー、現在は広報ボランティアスタッフ。
一眼レフでライブのもようを撮ったり、レポート書いたり。
のぶさん :
ブラビ事務局スタッフ。全体イベントなどをつくっている。
自身も劇団でバラエティライブの制作や出演などしている。
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のぶさん: 今回のライブを主催しているチーム「ham rack」ハムラック は、直訳すると「ハム(食肉加工品の あれ)を立てかけとくやつ」らしいですけど、実はチームメンバーの頭文字を並べたらそうなった、ことに由来しているらしいですよ。中間プレゼンでそう話していましたね。
まゆ: (笑)そんな感じなんですね…私のときはどうやって決めたかな…
ブラビの活動って、チームごとにそれぞれ違うんだなぁ、って本当に思います。
今の話もそうですけど、ライブを観ていても、コンセプトも、内容も、
私がいたチームでは絶対にこうはならないな、というのを強く感じたんですよね。
たぶんライブの作り方や、仕事のしかたや、メンターさんとの関係とかも
違うんだろうなぁと思って。なんか考えちゃいますね。
のぶさん: おぉ…メンバー経験者ですもんね。先輩ならではの視点ですね。
ターゲットとするお客さんだけでなく、OB.OG、先輩方に見ていただいたとき
ライブがどう映るか、というのも、メンバーたちにとって、興味深いものなのかも。
このブログエントリも、HamRackのメンバー各位にも、是非読んでいただきたいですね。
タピオカ片手にライブ = 「たぴライブ」?!
まゆ: さて、今回のライブは「ぶちかませ若者 〜たぴライブ〜」と称し、
流行のタピオカドリンクを飲みながら、ライブを楽しんじゃおうよ!という
個性的な企画のイベントでした。
のぶさん: 中間プレゼン大会のときから、「タピオカを売りたい、とにかくタピオカですよ!」と声を上げていましたね。それを実現できたのはカッコいいですね。
まゆ: 私も当日はタピオカドリンクをいただきました!受付で
「ライブハウスのドリンクメニューと、タピオカドリンクから選べるんですけど、
どちらがいいですか?」
と聞かれましたので、迷わずタピオカにしましたね。
のぶさん: そこは俺も迷わずタピオカにしましたね。
まゆ: 実際、周りのお客さんを見渡しても、みんなタピオカを選んでいたと思います。
太いストローくわえて、飲みながらライブを観ていました。
あと演者さんも、曲の合間のMCで
「みなさんタピオカ飲んでますか」
「音楽もタピオカも楽しんでいってください」
と言っていましたね。
いま思い返せば、お客さんも、アーティストさんも、「タピオカ」という存在でライブハウスにいた人たちが一体化できていたのかな、と感じます。名前どおり、ほんとうに「たぴライブ」でしたね。
のぶさん: 今回は吉祥寺「曼荼羅」という、伝統あるライブハウスで、それが実現しているのも、なんかステキやな、って思います。
まゆ: そう!「曼荼羅」は1974年にオープンした、とても歴史のあるライブハウスなのです。
わたしは当日、ブラストビートの取材班として、準備の時間から写真を撮っていたのですが、内装もとても雰囲気のあるスペースなんですよ。
まゆ: 自分がメンバーだったときのことも思い出してしまって。
準備のときって、とっても緊張するんです。
予約してくれたお客さんも当日来ないかも知れない、
スカスカだったらどうしよう、
アーティストさんに顔向けできないよ!とか、心配ごとのなかで…
のぶさん: わ か る 。。
ライブ本番。タピオカ片手に、生の音楽。
まゆ: さてタピオカ片手にライブがはじまりました!
のぶさん: ほんとに持ってたんスね片手に。
1組目は『セレーノ』さん。こちら主催のham rack メンバーでもある、もえさんが所属する女子大生コピーバンドですね。
のぶさん: ちなみに主催者側のメンバーだからって、出演しちゃダメなんてルールはありませんので。
まゆ: なるほど笑
のぶさん: 二組目は横浜のガールズスリーピースバンド Unforgettable hair(アンヘア)さんですね。ひとりひとりが個性的でPOPでロックな、見た目のキュートさ以上にインパクトのあるバンドでした。
まゆ: 最後を締めたのはTerasakickさん。
のぶさん: 曲もすごくカッコいいですし、各パートの音が作り込まれてる感があって、彼らもインパクトありました。
演奏後にはインタビューコーナーも。
まゆ: この写真で、舞台で演者さんにインタビューしている
白いポロシャツの りおん さんが、主催である16期TeamB「ham rack」の社長なのですが、
チーム最年少、15歳の女の子なのです。
当日の準備も観ていたのですけれど、しっかりとチームをとりまとめていて、頼もしかったです。
伝統あるライブハウスで、流行のタピオカを楽しみながら、という、
オリジナリティのあるライブイベントでした。お疲れさまでした!
思い描いた企画を実現するという「仕事」の醍醐味を
…のぶさん、今回の「たぴライブ」をご覧になって、いかがでしたか?
いきなりインタビュー調ですけど(笑)
のぶさん: 音楽ももちろん楽しめたし、初めてのバンドを知れたのもよかった。のですけど、今回、地味にポイントとして、ドリンクを「選べた」っていうのがすごく良かったなって思ってて。
まゆ: どういうことですか?
のぶさん: タピオカが飲めるライブ!っていう特徴があるのがまず良いんだけど、もしタピオカ嫌いな人とか、あとはライブハウスではやっぱりお酒飲みたい、ていう人がいると思うんですよね。だから一杯目が必ずタピオカ、なんじゃなくて、選べるシステムだったのが、すごくお客さん思いだったな、って。
まゆ: なるほど。何気なく「選べるならタピオカでしょ」って選んでいましたけど、そうでない人も取り残さないものになっていたんですね。
そのうえでタピオカをみんなが選んだから、あの風景になっていたんですね。
のぶさん: 本来はライブハウスはドリンク売上を上げなきゃいけないから持ち込み飲食はあまり受け付けないんだけど、ham rackはライブハウスときちんと交渉して、ドリンクチケットを一定量買い取ることで、今回のタピオカ持ち込みを叶えた、っていう一面もありますね。
まゆ: そうなんですね。
ちゃんと会場にも迷惑がかからないようにして、そのうえで自分たちのやりたいライブを実現している、というのも、このチームのひとつの「仕事の成果」なのかもしれないですね。
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チームB ham rack各位、本当にお疲れさまでした。
出演者の皆様、タピオカ持ち込み・販売にご協力いただきました
ライブハウス、店舗の皆様にも、心より御礼申し上げます。