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2019年09月23日

[ライブレポート]2019.9.15渋谷Milkyway[16期teamD「Lil turnt」]

こんにちは!

15期生で、現在16期に関わらせて頂いている学生ボランティアスタッフのまゆです。

9/15にLil turntのライブにお邪魔したので、その様子をお伝えできたらなと思い、ライブレポを書いています。



私がお邪魔した16期のチーム、Lil turntは「小さな盛りあがり」を意味する言葉だそうです。

お洒落だけど読むのが難しい…!調べてみると、小さなライブハウスで最高に盛り上がるライブを作りたいという思いで命名されたそうです。


実はこのチーム福島、群馬、埼玉の3県からなるメンバー構成!

後々、話を聞いてみると、MTGの為に福島から、浦和まで週に一度通っていたというメンバーも!MTGの為に距離の壁を超えるのは大変ですね……。関東を超えるメンバー編成に負けないこのチームにやる気と積極性を感じます。


実は、私、Lil turntの広報用インスタアカウントの隠れファンなんです。

Lil turntのインスタは、ただの写真だけじゃなくてちょっとアレンジ加えて独創性がある、メンバーの個性や思いとかが視覚的に伝わってくる、そんなアカウントです。


私も実は15期LINKメンバーだったころ、役職は広報として活動していました。

投稿とか自分のセンスとかすごく格闘した記憶があるからこそ、Lil turntはうまいなあ…と思ってしまいました。

特にメンバーの似顔絵とか上手!めっちゃ似てる…!笑




そんなこんなで、気になっていたLil turntのライブ。

お誘いも頂いてお邪魔することになりました。


コンセプトは「ライブ初心者のお客さんに対して、不安をなくす、これからどんなライブなのかわくわくしてもらう」というものです。

ライブは何回か行ったことあるけど、確かに、ライブハウスって最初は怖いよなあ。小心者の私は、初めてだったら絶対に一人で来ようとは思いません。笑

ですがLil turnt、そんなライブ初心者の為に不安をなくそうと、事前に、会場のフロアの紹介や、渋谷のランチ、娯楽施設、会場までの行き道を6通りで紹介。準備万端です。

方向音痴な私も当日迷わずに会場に到着することが出来ました。すごい。


箱はShibuya Milkyway.


会場のビルに到着すると、雑多なビルが!たくさんライブハウスが終結していました。ライブが好きな私はその時点でわくわくしちゃいますね。


会場に入ってから、私は忘れ物をしたことに気がつきました。実は、Lil turnt、寄付先に選んだ国際ボランティア団体「フリー・ザ・チルドレン」にはがきを32枚集めて、お金に換えると一人の子供の約1か月分の食費を集められるというものがありました。寄付として斬新で面白いなと思っていたのにまさか忘れるとは……。


そんな後悔とともに、会場に入ると、ムービーが流れていました。メンバー8人が繋げる8つの目標のムービー。他に気を取られ、流し見していたのですがなんだか楽しそう。Lil turntのいつもの雰囲気とかが伝わってきました。

自分も学生ですが、学生ってなんか楽しそう。エネルギーが詰まってるんだなあって。



一組目のアーティストは、タップダンス×音楽のpoetry×tapさん。


タップダンスなんて珍しい。軽やかな音と、素敵な音楽の組み合わせ。こんな音楽のジャンルあったんだという新たな発見。とても圧倒されました。


Lil turntのライブで特徴的なのは、アーティストとお客さんの目線が同じなことです。

これはなかなか臨場感があります。アーティストを取り囲んで私たちは同じ熱で同じ時間を過ごせる。小さなライブハウス、きっとLil turntのように自分が観客の立場に立って考えたからこそでしか思いつかない発想ですよね。とても斬新だなあ。

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二組目のアーティストはシンガーソングライターの天野 花さん。


天野 花さんはLil turntの社長てくくんが、かねてからの大ファンで、今回なんとオファーが成功したみたいですね。私は、メンバーの時、大好きなアーティストさんにオファーを断られてまった苦い思い出があるので、大好きなアーティストに出演してもらえた喜びは自分事のように感じてしまいました笑。メンバー個人にとっても思い入れのあるライブになったんだろうなあ、素敵だなと。


天野 花さんご自身は儚くて、透明感ある歌声が特徴的で、片隅で咲いている凛とした花のよう。とてもかわいらしくて、ほっこりするような、ずっと聞いていたいと思ってしまいました。

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三組目のアーティストはシンガーユニットのOne Phraseさん。


例えるなら、Goose House のようなそれぞれのハーモニーが美しい素敵な歌声でした。

男女6人の歌声は聞いてるだけで、美しくてワクワクしますね。見てるだけでも楽しそう、私も参加したくなりました。

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最後のLil turntの企画は、交流タイム。

来場者がそれぞれのグループに分かれて交流します。

私は、その時、テーマとかに合わせてお話とかするのかなあと想像していましたが、大違いでした。

タップダンサーの阿部 洋史さんのタップダンスの音に合わせて、曲あてクイズ。チームで相談して、考えました。これがまた、難しい。私は全然わかりませんでした。


すごく楽しかったです。ここでしかない企画だし、ここでしか楽しめない企画だなあと思いました。


最後は、タップダンサーの阿部 洋史さん、天野 花さんのコラボ企画。

タップダンスとギターの弾き語りの組み合わせはなかなかありませんよね。これもここでしかない企画です。




こうして終わりを迎えたLil turntのライブでしたが、私個人はすごく、すごく楽しめました。


実は、私メンバーだった頃、たくさんの方に素敵なライブだったよとお褒めの言葉を頂いても信じることが出来ずにいました。


ライブを開催しても赤字だったし、社会貢献できなかった。アーティストさんにギャラを払ったわけでもないし、お客さんも私が頑張っているから同情で見に来てくれているだけなんだって。

ライブを開催したことは、私の自己満足だったかもしれないと複雑な感情が渦巻いていました。すごくネガティブですよね。笑 でも、この思いは心のどこか奥で残っていて。


でも、今回Lil turntのライブにお邪魔して、一つのものを作りあげる思いを終結させるってこういうことなんだ。ただLil turntのお客さんに喜んでもらいたいという思いが伝わってきて心地良かったです。そんな思いを形にするってすごく難しいけどLil turntはやり遂げたんですね。私はとても楽しかった。勇気をもらえました。お客さんにそう思ってもらえることに価値があるんだとそう感じました。

もしかしたら、私のライブに来てくださった方もそう思ってくれていたかもしれない。

今回、Lil turntが必死に作り上げたライブを過去にメンバーだった私が客として参加したからこそ感じられたことでした。



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Origin by Lil turnt

心の底からお疲れ様でした!


posted by 山本 at 08:16| Comment(0) | 活動レポート
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