皆さんこんにちは、ブラストビート15期のOG、ひかりです!
チャレンジの後、16期から学生ボランティアとして活動しています
今回は、私が初めてOGスタッフとしてキックオフに参加した16期のチーム、
「ピニャータイム」
のライブにお邪魔して来ました。
書き出し早々、書きたいことが沢山あり、話が迷子になる予感がしますが、私の15期のちょっとした回想や想いも交えながら楽しくゆったり書いていこうと思います。
皆さんも是非、肩の力を抜いて読んでいただけると嬉しいです!
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[ライブレポート]
2019.9.1水道橋Words『OUR SEACRET BASEMENT』
Directed by 16期teamA「ピニャータイム」
9月の初日、日曜日。
この日は夏休みの最終日でもあり、16期の「ピニャータイム」のライブ開催日。
この「ピニャータイム」という社名、実は中間発表で初めて聞いた時からずっと印象に残っていて。これ、「ピニャータ」と「タイム」をくっつけて出来たコトバで、「ピニャータ」はメキシコや中南米の国のくす玉のようなもの、らしいです。中にはお菓子やおもちゃが詰まっていて、子供たちは棒でピニャータを割って楽しむのだとか。
聞いただけでわくわくして来ますね!
しかも、ライブでピニャータ割りを見られるとは…!
そんなわけで、私はなんとなくこのチームのライブが気になっていました。
お誘いを頂き、ライブ「OUR SECRET BASEMENT」にお邪魔することに。
会場は東京ドームの近くにある、水道橋のライブハウス 水道橋Words。
受付でチケット代を払うと、チケットとともに受け取ったのは「リボンワンズ」。
これがね、とってもとっても可愛いんです。(語彙力)
ホールに入ると、ステージに吊るされたユニコーンモチーフのピニャータが!
会場についてものの数分でピニャータにリボンワンズのおもてなし。
期待値は爆上がり。
開演までの間、リボンワンズを見つめてしみじみしてしまいました。
そういえば半年前の今頃、私たちもお客さんに配るプログラムやお土産の飴を入れる箱を前日まで必死に作ってたなー、と。
私はピニャータイムのミーティングに参加したことはないけれど、ここまで来るまでに、楽しさの裏にある色んな意見の食い違いを乗り越えてきたのか、と思うと、感慨深く感じてやまなかった。
私自身、15期はLinkというチームでライブを開催したけれど、チャレンジ中は毎日が初めてのことだらけ。新しい発見を楽しみながらも、ミーティングでの出来事や外部の反応の一つひとつに様々な感情が押し寄せて、忙しかったなあと振り返る。
その日々の集大成である当日に立ち会っている、という事実に、なんだかそれだけで不思議な気分になった。でも、このライブはそういった先入観を捨てて、まっさらな気持ちで観よう、と決めました。
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オープニングアクト、朝の満月の演奏でライブがスタート!
去年最も人気の出たボーカロイド曲「ロキ」のカバー、LiSAの「catch the moment」など、盛り上がるセットリストで会場が一気に温まる。高校生バンドながらに難しい曲も丁寧に演奏をこなしていて、元軽音楽部員の私はただただ尊敬の目で見つめていました…。
転換を挟んでメインアクトのフィルフリーク。
男女混合で、普段は下北沢をベースに活動する5人組バンド。
1曲目の「季節を超えて」。フィルフリークならではの美しい混声コーラスで、一気に会場の空気を掴んだ。続く「生きてる」では、突き刺さる歌詞と流れるようなキーボードの音色に、私はスタッフの仕事である写真撮影をすっかり忘れて聴き入ってしまいました。
ふと周りを見れば、観客も思い思いにリズムに乗って体を揺らしたり、どこを見るともなく演奏を聴くことに没頭していたり。
2部では、受付で渡されたリボンワンズに振られた番号で抽選する、観客への質問コーナー。
実は今日初めてライブハウスに来た!という人、今までで一番ドキドキした瞬間について語ることになった人…など、大盛り上がり!
その後のフィルフリークへの質問コーナーでは、Vo/Gt.広瀬とうきさんが「キュンキュンしたエピソード」のカードを引き当て、普段はあまり語られることのない話の内容に沸くお客さん。
そしてお待ちかねのピニャータ割り!
フィルフリークメンバーがユニコーンモチーフのピニャータを「可愛い!割っちゃっていいの?」と嘆きながら叩き割る様子が演奏とのギャップを生み出し、ほっこりとした雰囲気に包まれながらピニャータは無事に割れた。
中からハートの風船がふわふわと飛び出したところで、ステージ両端のラメがたくさん入った風船も割って、いよいよライブも終盤。
フィルフリークが音楽やバンドにかける思いを語り、ラスト2曲「最終列車」「サイドストーリー」で印象的なメッセージを残しつつの終演。
拍手は明転してからもなお続きました。
私も例に漏れず音楽が大好きなので、内容が少し音楽に偏ってしまいましたが、ここでライブの運営についても是非書いていきたいと思います。
私が驚いたのは、他でもない、運営メンバー・ピニャータイムの対応力。
ピニャータを割ったり、質問コーナーを設けたりすることは、観客の心をつかむ最高のアイデアだと思う。現に私も、「こんなライブ聞いたことない!行ってみたい!」とライブのキャラクターに惹かれた一人です。
しかし、ライブにキャラクターを持たせるということの裏には、ライブを見ている側には想像もつかないような想いが存在する。
私がブラストビートでのチャレンジを通して気づいたことでもあります。
今回のライブにあった、たくさんの個性的な演出。リボンワンズに始まり、ピニャータ、観客への質問レク、アーティスト協力による質問コーナー、ラストの風船割り…。
「楽しんでほしい」と願うからこそ、起きてしまったトラブルもあったかもしれない。
けれど、そんなときもトークで話を楽しくつないだり、出演者たちとフォローしあったりしていた様子が、なんとも印象的でした。
また、「アーティストとの想いの共有」がなされていたように思います。
これもやってみて気づくこと、いわば“ブラビあるある”なのかもしれませんが、出演を依頼する側、される側の双方向にきちんと「お互いが目指す像」のようなものが見えていることの大切さ。アーティストはピニャータイムの目指すライブ像を捉え、ピニャータイムは朝の満月、フィルフリークの持つバンドの特色を理解して、アーティストとイベントを調和させました。簡単なことに聞こえるかもしれませんが、コミュニケーションが不足していては絶対に難しいことです。
…深夜テンションで色々と並べ立ててしまいましたが、結局私が言いたいことはこれです。
ピニャータイムのメンバーの皆さん、本当にお疲れさまでした!
良い音楽に出会う機会をありがとうございます。
良い夏休みの締めくくりになりました
15期 Link OG ひかり
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