総合学習の時間、2コマをいただいて授業をさせていただきました。
Global Arts(国際理解)クラスという、特徴のある授業を行っている
中学2年生の女子4人が対象です。

まずは松浦代表が自己紹介。
続いて、生徒が「自己紹介」ではなく、「他己紹介」ということで、
友達の性格などを紹介します。
すると、「え〜、それを言う!」「そこじゃないでしょ!」などという
にぎやかな声が飛び交います。
そして、「個性」の話から、「障害」の話へ。
「障害」と言うと、どんなことを思い浮かべるか聞いて行きます。
その後、ちょっとした体験の時間。
一人が眼をつぶり、もう一人が手を貸して、学校内を動いてみます。
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足元が見えないだけで、
廊下に出る際の、わずかな段差だけでも恐怖感があるのを実感できます。
手を貸す側も、どうすれば恐怖感を減らしてあげられるか、考えます。
歩いている最中に、休憩時間になったのですが、
あっという間に、他の生徒も集まってきて見つめています。
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「ユニバーサルデザイン」というと、やや難しく聞こえますが、
身体に障害のある人でも行動しやすい建物は、
お年寄りや、妊婦さんなども動きやすい場所になります。
発達に遅れのある人、日本語が分からない人、
ケガをしている人や、単に重い荷物を持っている人など、
いろんな人がいて、いろんな状況がありうることに想像力を働かせる、
その大事さが基本にあることを伝えました。
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最後は、ユニバーサルデザインの実例を映像で紹介。
生徒たちも熱心に見てくれて、
あっという間の2時間でした。
授業をさせていただく我々にもいい勉強になり、
ありがとうございました!