市民キャビネット農都地域部会とバイオマス発電事業化促進WGは、４月２７日（月）夕、共同で、「ふくしまの森林・バイオマス活用の可能性」勉強会を開催します。
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　市民キャビネット農都地域部会は、3年半前に「ふくしま復興フォーラム」を開きましたが、改めてふくしまの厳しい現実を見つめ、これからを考える場を設けたいと思います。１回目は、森林・バイオマスと再生可能エネルギーにフォーカスしていきます。

　福島の浜通りでは、太陽光や風力など自然エネルギーを利用した地域再生の動きが始まっていますが、放射性ゴミ処理の問題や森林除染が進まないことから、バイオマス活用の道のりはとても険しく時間もかかると予想されます。一方、会津地方や中通りの一部では、NPOや地元の方々により、バイオエネルギー活用と林業再興の試みが進められています。

　さまざまな事象が絡んで復興も一様ではないふくしまの今後と私たちがいまできることを、ご参加の皆様と一緒に考えたいと思います。ふくしま復興と林業再興に関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちします。

●日時　2015年４月２７日（月）17：00〜20：30 （16：30開場）

●会場　港区神明いきいきプラザ 4階集会室Ａ
　港区浜松町1-6-7 TEL:03-3436-2500
　JR浜松町駅北口徒歩4分／都営地下鉄大門駅B1出口徒歩3分
　地図→　http://www.toratopia.com/s_map.html

●プログラム
【第１部　講演】
・志賀俊一 氏（南相馬市 新エネルギー推進課長）
　「原発事故後のまちづくり ―南相馬市の再生可能エネルギー推進ビジョンと取組状況」
　＊原発事故によって今なお1万人以上の市民が避難生活を余儀なくされている福島県南相馬市は、再エネ推進ビジョンを策定し原子力に依存しないまちづくりを進めていますが、ビジョンとその具体例についてお話しいただきます。南相馬市のバイオマス利用や除染実証実験などについてもご教授をお願いしています。（南相馬市再生可能エネルギー推進ビジョン ）

・金澤秀光 氏（会津自然エネルギー機構 理事、福島県知事認証 ふるさと暮らし案内人、里山のアトリエ坂本分校 副校長）
　「会津のきこりプロジェクト、山学校などバイオマスの取組み」
　＊3.11後のエネルギー自立をめざす「会津自然エネルギー機構」の設立と、木こりプロジェクトなど林業再興の取組み、太陽光・小水力発電事業などについてお話しいただきます
　＊金澤氏は、2007年より会津坂下町での無農薬有機米作りのため神奈川県小田原市と二地域居住されてます。

・オスカー・バルテンシュタイン 氏（エコライフラボ 代表）
　「エコ村の小型木質バイオマス熱電併給プラントの事例紹介とふくしまの森林除染に対して考えていること」
　＊エコ村（福島県猪苗代湖畔鬼沼の新しい農・林・エネルギー・流通の実験村、江湖村)の木質バイオマス発電所の紹介とふくしまの現状についての観察をお話しいただきます。

【第２部　意見交換】
　コメント：福島の事業者の方々、バイオマスWG・部会のアドバイザー
　＊ふくしま復興と森林除染、林業再生について、ご参加の皆様で意見交換していただきます。

※時間等内容は都合により変更する場合がありますのでご了承ください。
※終了後、交流会を予定しています。詳しくは会場でご案内します。

●主催　市民キャビネット農都地域部会・バイオマス発電事業化促進WG
●協力　全国地域エネルギー推進協会、NPO農都共創会議、ほか多数
●定員　６０名（申し込み先着順）
●参加費　資料代等として1,000円申し受けます。（新規・更新の会員は無料）
●お申し込み　 WEBフォーム（http://goo.gl/08uOS7 ）からお願いします。


■ふくしま勉強会２　（５月２９日開催）
　２回目は、暮らしと産業復興についてです。ぜひご参加ください。
　→5月29日「ふくしま南相馬の暮らし、農林業のいま」勉強会のお知らせ

■参考
　→12月2日「ふくしまの現在（いま）を考える」ミニ勉強会等の報告
　→ふくしま復興フォーラム２ （2011年9月19日開催）
　→ふくしま復興フォーラム１ （2011年9月5日開催）

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■お問い合わせ
　農都地域部会バイオマス発電事業化促進WG 事務局
　　E-mail：noutochiiki@gmail.com
　　URL：https://blog.canpan.info/bioenergy/