7月11日「温室効果ガス排出量の算定手法」勉強会の報告[2023年07月31日(Mon)]
NPO法人農都会議は、5月10日(水)夕、「温室効果ガス排出量の算定手法 〜あなたの町の温室効果ガス排出量はどう計算する?」オンライン勉強会を会員限定で開催しました。
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第1部は、「行政が使う温室効果ガス排出量の算定手法」のテーマで、日本工業大学NIT-EMS本部長、客員教授の雨宮隆氏が講演を行いました。
雨宮氏は、エネルギー起源 CO2排出量の算定式、産業部門(製造業)の推計手法、業務その他部門における推計手法、家庭部門における推計手法、運輸部門(自動車)の推計手法などについて説明しました。
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第1部は、「行政が使う温室効果ガス排出量の算定手法」のテーマで、日本工業大学NIT-EMS本部長、客員教授の雨宮隆氏が講演を行いました。
雨宮氏は、エネルギー起源 CO2排出量の算定式、産業部門(製造業)の推計手法、業務その他部門における推計手法、家庭部門における推計手法、運輸部門(自動車)の推計手法などについて説明しました。
第2部は質疑応答と、意見交換が行われました。
今回の会員限定勉強会では、環境省が提供している「地方公共団体実行計画策定・実施マニュアル(算定手法編)」をテキストに用いて、区域の温室効果ガス排出量の推計の一般的な手法について学びました。また、これを具体的に応用して全国1700の自治体に提供されている「自治体排出量カルテ」の見方も事例を使って勉強しました。それぞれ各自の自治体のカルテを参照頂けると一層理解が深まるものと思います。次のURLを参照ください。
https://www.env.go.jp/policy/local_keikaku/tools/karte.html
市町村ベースの温室効果ガス排出量の現状推計は、それぞれの地域での脱炭素化・温暖化対策実行計画の策定の基礎となるもので、たいへん重要ですが、その算出のロジックについて、行政だけでなく市民サイドでもよく理解し、知識を共有することが肝要です。これは、市民の目から、行政のカーボンニュートラルに向けた施策の進捗の成果を正しく評価するためにも理解しておく必要があると思われます。
第2部では、参加者それぞれの問題意識から、各地域の排出量のとらえ方についていろいろな意見が投げかけられました。いつもながら行政の作る複雑で大量のマニュアル文書は市民(特に高齢市民)にとって不親切極まりないとの意見もありました。森林のCO2吸収量をベースにしたJクレジットの活用法についてさらに広く検討すべきとのディスカションもあり、有意義な意見交換の機会となりました。
今回の会員限定勉強会では、環境省が提供している「地方公共団体実行計画策定・実施マニュアル(算定手法編)」をテキストに用いて、区域の温室効果ガス排出量の推計の一般的な手法について学びました。また、これを具体的に応用して全国1700の自治体に提供されている「自治体排出量カルテ」の見方も事例を使って勉強しました。それぞれ各自の自治体のカルテを参照頂けると一層理解が深まるものと思います。次のURLを参照ください。
https://www.env.go.jp/policy/local_keikaku/tools/karte.html
市町村ベースの温室効果ガス排出量の現状推計は、それぞれの地域での脱炭素化・温暖化対策実行計画の策定の基礎となるもので、たいへん重要ですが、その算出のロジックについて、行政だけでなく市民サイドでもよく理解し、知識を共有することが肝要です。これは、市民の目から、行政のカーボンニュートラルに向けた施策の進捗の成果を正しく評価するためにも理解しておく必要があると思われます。
第2部では、参加者それぞれの問題意識から、各地域の排出量のとらえ方についていろいろな意見が投げかけられました。いつもながら行政の作る複雑で大量のマニュアル文書は市民(特に高齢市民)にとって不親切極まりないとの意見もありました。森林のCO2吸収量をベースにしたJクレジットの活用法についてさらに広く検討すべきとのディスカションもあり、有意義な意見交換の機会となりました。
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