1月24日「森林環境譲与税、森林整備にどう活かすか?」勉強会のお知らせ[2021年11月09日(Tue)]
NPO法人農都会議は、2022年1月24日(月)午後、「森林環境譲与税の利用状況、今後の森林整備にどう活かす? 〜50年・100年先を見据えた森林環境譲与税の活用に向けて」オンライン勉強会を開催します。
→イベント報告
森林整備とその促進の費用に充てる「森林環境税及び森林環境譲与税」創設から2年半以上が経ちました。農都会議は、2018年1月以来3回の森林環境税勉強会を行い、国産材の利用拡大に向けて、新税が地域の将来に及ぼす効果、新技術と路網整備等を考えてきましたが、あらためて地域の利用状況を知り、関係者からお話を伺い、制度を学び直したいと考えます。
→イベント報告
NPO農都会議 2022年1月勉強会
森林環境譲与税の利用状況、今後の森林整備にどう活かす?
〜50年・100年先を見据えた森林環境譲与税の活用に向けて〜
森林環境譲与税の利用状況、今後の森林整備にどう活かす?
〜50年・100年先を見据えた森林環境譲与税の活用に向けて〜
森林整備とその促進の費用に充てる「森林環境税及び森林環境譲与税」創設から2年半以上が経ちました。農都会議は、2018年1月以来3回の森林環境税勉強会を行い、国産材の利用拡大に向けて、新税が地域の将来に及ぼす効果、新技術と路網整備等を考えてきましたが、あらためて地域の利用状況を知り、関係者からお話を伺い、制度を学び直したいと考えます。
森林が有する公益的価値にもかかわらず、全国の森林・林業を取巻く社会経済的状況は近年ますます厳しいものがあります。そうした中、森林経営管理法(2018年5月成立)を活用して、パリ協定の枠組みの下での温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等をめざす地方財源が確保されたわけですが、現在は森林環境譲与税の部分が先行し、今年度予算は400億円であり、すべての国内居住者に千円/年が課税される2024年度以降は600億円が見込まれています。
本制度では、適正な使途を担保するために、市町村等はインターネットの利用等により使途を公表することになっています。公表事例を一覧することで、先行的取組みを抽出・普及させることも可能で、優良事例(ベストプラクティス)は他地域の事業の参考になり得ます。しかし、本格的な活用に着手できていない自治体も少なからずあり、将来に備えて基金に積んでいる例も相当あると聞きます。
本勉強会では、ベストプラクティスのいくつかを取上げ、それらが各地域の森林整備に有効に使われるための課題、地域毎の工夫の必要性等を考えたいと思います。地域のニーズに応えるためには、山林所有者、林業・木材事業者等に加えて地域住民の希望も知る必要があると思います。森林管理の新財源が、ステークホルダーの合意を得て、今後の林業、木材サプライチェーン、バイオマス産業、環境・エネルギー、地域活性化などへ活かされることを願います。
皆様のご参加をお待ちしています。
●日時 2022年1月24日(月)15:30〜18:00 (15分前入場開始)
●会場 オンライン開催(Zoom利用)
●プログラム
【第1部 講 演】
1.「森林環境譲与税を活用した取組の実施状況について」
近藤美由紀 氏(林野庁森林整備部森林利用課 森林集積推進室 課長補佐)
*森林環境譲与税の実施状況と令和3年度予算、令和4年度概算要求での施策についてお話しいただきます。
2.「秩父市、秩父地域における森林環境譲与税活用の取組」
牧野裕介 氏(秩父市環境部森づくり課 主席主幹)
*取組の体制作りから手入れの遅れた私有林・人工林の集約化事業の推進についてお話しいただきます。
3.「相模原市の森林環境譲与税を活用した取組状況」
田倉五己 氏(相模原市環境経済局経済部森林政策課 課長)
*森林の現状調査から森林保護・林道整備、普及啓発活動についてお話しいただきます。
【第2部 ディスカッション】
「森林環境譲与税の課題とこれからについて 50年・100年に向けて森林環境税・譲与税を無駄にしないために」
近藤美由紀 氏(林野庁森林整備部森林利用課 森林集積推進室 課長補佐)
牧野裕介 氏(秩父市環境部森づくり課 主席主幹)
田倉五己 氏(相模原市環境経済局経済部森林政策課 課長)
松浦 晃 氏(株式会社つくば林業 代表取締役)
モデレーター: 米谷栄二 氏(NPO法人蔵前バイオエネルギー 理事長)
*荒廃した森林・林業は多くの施策により生産性は向上し木材需要や出荷量もふえてきたが、まだまだ持続可能な状況にはなっていない。特に日本に多い狭く急峻な地域はほとんど進んでいない。50年・100年先に向けて貴重な財源である森林環境譲与税の現状の課題と今後の進め方について質疑応答、意見交換を行っていただきます。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染防止のためZoomを利用したオンラインで行います。
※時間等内容は都合により変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。
●主催 NPO法人農都会議 バイオマスアカデミー/バイオマスWG/農都交流・地域支援G
●協力 NPO法人蔵前バイオエネルギー、いばらき里山・バイオマス協議会、ちば里山・バイオマス協議会、飯能木質バイオマスエネルギー協議会、ほか
●対象 林業・木材業関係者、再生可能エネルギー・バイオマス関係者(発電・燃料供給・金融・流通・コンサル・サービス等)、団体、研究者、市民、NPO、自治体関係者等
●定員 100名(申し込み先着順)
●参加費 一般 1,000円、農都会議の会員・学生 500円
●参加申込は、Peatix案内ページ からチケットのご購入をお願いします。
●メール申込 Peatixの申込方法が分からない場合、難しい場合は、お名前、連絡先、ご所属等を明記の上、メール にてお申し込みをお願いします。
※NPO法人農都会議会員への登録申込は、こちら からお願いします。
<参 考>
・総務省 森林環境譲与税の取組状況、譲与実績(令和元年度分)
・林野庁 森林環境譲与税の使途公表先URL一覧
<いままでの森林環境税勉強会の報告記事>
・森林環境税どう使う? 林道整備の方向性(2019年5月)
・森林環境税と新たな森林管理システムの施行を考える(2019年1月)
・森林環境税と新たな森林管理システム(2018年1月)
■お問い合わせ
NPO法人農都会議 事務局
E-mail:noutokaigi@gmail.com
URL:https://blog.canpan.info/bioenergy/
本制度では、適正な使途を担保するために、市町村等はインターネットの利用等により使途を公表することになっています。公表事例を一覧することで、先行的取組みを抽出・普及させることも可能で、優良事例(ベストプラクティス)は他地域の事業の参考になり得ます。しかし、本格的な活用に着手できていない自治体も少なからずあり、将来に備えて基金に積んでいる例も相当あると聞きます。
本勉強会では、ベストプラクティスのいくつかを取上げ、それらが各地域の森林整備に有効に使われるための課題、地域毎の工夫の必要性等を考えたいと思います。地域のニーズに応えるためには、山林所有者、林業・木材事業者等に加えて地域住民の希望も知る必要があると思います。森林管理の新財源が、ステークホルダーの合意を得て、今後の林業、木材サプライチェーン、バイオマス産業、環境・エネルギー、地域活性化などへ活かされることを願います。
皆様のご参加をお待ちしています。
●日時 2022年1月24日(月)15:30〜18:00 (15分前入場開始)
●会場 オンライン開催(Zoom利用)
●プログラム
【第1部 講 演】
1.「森林環境譲与税を活用した取組の実施状況について」
近藤美由紀 氏(林野庁森林整備部森林利用課 森林集積推進室 課長補佐)
*森林環境譲与税の実施状況と令和3年度予算、令和4年度概算要求での施策についてお話しいただきます。
2.「秩父市、秩父地域における森林環境譲与税活用の取組」
牧野裕介 氏(秩父市環境部森づくり課 主席主幹)
*取組の体制作りから手入れの遅れた私有林・人工林の集約化事業の推進についてお話しいただきます。
3.「相模原市の森林環境譲与税を活用した取組状況」
田倉五己 氏(相模原市環境経済局経済部森林政策課 課長)
*森林の現状調査から森林保護・林道整備、普及啓発活動についてお話しいただきます。
【第2部 ディスカッション】
「森林環境譲与税の課題とこれからについて 50年・100年に向けて森林環境税・譲与税を無駄にしないために」
近藤美由紀 氏(林野庁森林整備部森林利用課 森林集積推進室 課長補佐)
牧野裕介 氏(秩父市環境部森づくり課 主席主幹)
田倉五己 氏(相模原市環境経済局経済部森林政策課 課長)
松浦 晃 氏(株式会社つくば林業 代表取締役)
モデレーター: 米谷栄二 氏(NPO法人蔵前バイオエネルギー 理事長)
*荒廃した森林・林業は多くの施策により生産性は向上し木材需要や出荷量もふえてきたが、まだまだ持続可能な状況にはなっていない。特に日本に多い狭く急峻な地域はほとんど進んでいない。50年・100年先に向けて貴重な財源である森林環境譲与税の現状の課題と今後の進め方について質疑応答、意見交換を行っていただきます。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染防止のためZoomを利用したオンラインで行います。
※時間等内容は都合により変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。
●主催 NPO法人農都会議 バイオマスアカデミー/バイオマスWG/農都交流・地域支援G
●協力 NPO法人蔵前バイオエネルギー、いばらき里山・バイオマス協議会、ちば里山・バイオマス協議会、飯能木質バイオマスエネルギー協議会、ほか
●対象 林業・木材業関係者、再生可能エネルギー・バイオマス関係者(発電・燃料供給・金融・流通・コンサル・サービス等)、団体、研究者、市民、NPO、自治体関係者等
●定員 100名(申し込み先着順)
●参加費 一般 1,000円、農都会議の会員・学生 500円
●参加申込は、Peatix案内ページ からチケットのご購入をお願いします。
●メール申込 Peatixの申込方法が分からない場合、難しい場合は、お名前、連絡先、ご所属等を明記の上、メール にてお申し込みをお願いします。
※NPO法人農都会議会員への登録申込は、こちら からお願いします。
<参 考>
・総務省 森林環境譲与税の取組状況、譲与実績(令和元年度分)
・林野庁 森林環境譲与税の使途公表先URL一覧
<いままでの森林環境税勉強会の報告記事>
・森林環境税どう使う? 林道整備の方向性(2019年5月)
・森林環境税と新たな森林管理システムの施行を考える(2019年1月)
・森林環境税と新たな森林管理システム(2018年1月)
■お問い合わせ
NPO法人農都会議 事務局
E-mail:noutokaigi@gmail.com
URL:https://blog.canpan.info/bioenergy/
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