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6月11日「シュタットベルケ研究」講演会のお知らせ [2019年04月03日(Wed)]
 NPO法人農都会議 バイオマスWG/農都交流・地域支援Gは、6月11日(火)夕、総会記念講演会「シュタットベルケ研究 〜地域エネルギー・インフラサービス会社の課題と実現方法を考える」を開催します。
 →イベント報告

2月11日相模原セミナー

NPO法人農都会議2019年度総会 記念講演会

『シュタットベルケ研究』

―地域エネルギー・インフラサービス会社の
課題と実現方法を考える―

 自治体が出資し、地域の再生可能エネルギーなどを電源として電気販売を行う「自治体新電力」の設立が全国で相次いでいます。手本となるドイツでは、地域インフラ運営会社とも言える「シュタットベルケ」が各地で存在感を増しています。日本でも、再エネで地域課題を解決しようとエネルギーの地産地消都市をめざす動きが始まりました。
 これまでは、地域内で支払うエネルギーコストが地域外の企業や海外へ出ていっていましたが、 これからは、地域の中でエネルギーを創り、地域の中で使う「域内消費モデル」が当り前となる社会が到来します。それには、地域ごとの資源(森・里・川・海・人すべて)を活用した循環型・持続可能な社会形成のための地域エネルギー事業の構築がその主役となります。
 地域の民意を結集して、地産地消・分散型のエネルギーを推進する仕組となる「地域エネルギー・インフラサービス会社」(エネルギーを中心とした地域公共サービスを担う会社)の制度を創設し、当初はインセンティブを与えて普及に努める必要があります。同時に、技術革新によるエネルギー利用の高効率化、マイクログリッド&スマートコミュニティ化も重要です。電気だけでなく熱も利用し、人口減少に備えて民間の力を引き出し、官をスリム化・スマート化し、広域連携による効率化を図ることも大切です。

 農都会議は、ドイツの官民連携型インフラサービス事業者であるシュタットベルケの特徴を取り入れ電力小売り事業を活用して地域の課題解決に貢献する(一社)日本シュタットベルケネットワークと、自治体と企業を結んで再エネ中心に地域事業創出の活動を進めている(一社)日本サステイナブルコミュニティ協会と連携して、地域のバイオエネ事業化支援の取組みを続けています。
 いま地方自治体の位置づけ、役割がドラスティックに変わりつつあるなかで、国→地方自治体→地域という従来型のトップダウンとは異なる、共感と納得、多様な連携を重視する新しい流れが生じています。あらためて地域のあり方を考えるために、「シュタットベルケ」に学ぶ講演会を開催する次第です。皆様のご参加をお待ちしています。

●日時 2019年6月11日(火)18:00〜20:35 (17:30開場)

●会場 港区神明いきいきプラザ 4階集会室A
 港区浜松町1-6-7 TEL:03-3436-2500
 JR浜松町駅北口徒歩4分/都営地下鉄大門駅B1出口徒歩3分
 地図→ http://shiba-ikiiki.com/shinmei/access/

●プログラム
【第1部 講演・質疑】
 「日本版シュタットベルケの可能性」
 内藤 克彦 氏
(京都大学大学院経済学研究科 特任教授)
 *シュタットベルケ的なものが必要な理由と日本で普及するための課題と可能性をお話しいただきます。

 「自治体が取り組む新電力、中之条電力の設立とその活動」
 山本 政雄 氏
(一般財団法人中之条電力 代表理事、株式会社中之条パワー 代表取締役)
 *シュタットベルケの特徴を取入れた自治体新電力の事例から、電力小売り事業が地域の課題解決にどう結び付くかお話しいただきます。


【第2部 ディスカッション】
 「地域エネルギー・インフラサービス会社の課題と実現方法を考える」
コメンテータ―:村岡 元司 氏(一般社団法人日本シュタットベルケネットワーク 理事、株式会社NTTデータ経営研究所 社会基盤事業本部長)
モデレータ―:竹林 征雄 氏(NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク 副理事長、ほか)
 *第1部の講師にフロアの参加者を交え、テーマに沿って意見交換していただきます。

※時間等内容は都合により変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。
※終了後、交流会を予定しています。詳しくは会場でご案内します。

●主催 NPO法人農都会議 バイオマスWG/農都交流・地域支援G
●協力 一般社団法人日本シュタットベルケネットワーク(JSWNW)、NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)、一般社団法人日本サステイナブルコミュニティ協会(JSC-A)、ほかを予定
●対象 地域新電力関係者、自治体関係者、再生可能エネルギー・バイオマス関係者(発電・燃料供給・金融・流通・コンサル・サービス等)、林業・木材業関係者、団体、研究者、市民、NGO/NPOなど
●定員 60名(申し込み先着順)
●参加費 一般 2,000円、会員・学生 1,000円、新規入会・年度更新される方は無料 (7月以降の無料割引はありませんのでご注意ください。)
●お申し込み WEBフォーム(http://ur0.work/lLOW )からお願いします。

(参考)
2月6日サステイナブルコミュニティシンポジウム (JSC-A)


■お問い合わせ
 NPO法人農都会議 事務局
  E-mail:noutokaigi@gmail.com
  URL:https://blog.canpan.info/bioenergy/
Posted by NPO農都会議 at 11:11 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(1)
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コメント
ダイセルの久保田邦親博士(工学)の唱える境界潤滑理論、CCSCモデルを応用した風力発電機を世界中にバンバン建設していったら、かなり効率が上がると思うけどな。
Posted by:ニューノーマル  at 2020年12月06日(Sun) 14:19

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