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10月29日「林業の次世代人材教育」勉強会のお知らせ[2018年09月12日(Wed)]
 NPO法人農都会議 バイオマスWG/農都・地域支援Gは、10月29日(月)夕、「林業の次世代を担う人材教育の最新事例 〜林業従事者をいかに増やすか!魅力ある林業とは?を考える」勉強会を開催します。
 →イベント報告

林業スクール

NPO農都会議 バイオマスWG/地域G 10月勉強会

林業の次世代を担う人材教育の最新事例

〜林業従事者をいかに増やすか!魅力ある林業とは?を考える〜

 この数年、開校ラッシュが続く学校があることをご存じでしょうか? それは林業系のスクールです。全国各地で実践的な林業を教える大学校が相次いで開校しています。最初に長野、岐阜、近年は京都、秋田、高知、今年は徳島と大分、来春は兵庫、和歌山、岩手にオープンして19校になります。さらに設立に向けて準備を進めている自治体もあります。
 形態は、林業大学校、農林大学校、森林文化アカデミー、林業アカデミー、林業スクール等とさまざまで、全日1年制・2年制のほか数カ月の短期コース、社会人向けなどがあり、1コース10人〜20人と少数なのが普通のようです。学ぶのは、伐採や搬出など現場作業はもちろん、森林科学や経営学、木材加工、マーケティング、流通、IT技術、さらに獣害対策まで学校によって幅広いカリキュラムが用意され、国内の林業地だけでなく海外まで視察旅行に行くケースもあります。

 全国的に林業スクールが誕生する背景には、林業界の深刻な人手不足があります。かつて15万人ほどいた林業従事者は4.5万人まで減少し(平成27年)、うち65歳以上が2割を超えます。一方で林業を成長産業にという国の掛声もあり、国産材による合板やバイオマス発電燃料の需要を賄うために木を伐り出す必要が出てきました。
 しかし、機械化や低コスト化が求められても高齢化した人材では十分に対応できません。現場で鍛えるのは時間がかかるし、そもそも十分な教育システムがありません。技術の伝承が行われないだけでなく、機械化に対応した安全教育が追付かないなどの問題もあります。

 農都会議は、このような現状が少しでも改善されるように、伐採・搬出の機械化や外国人技能実習制度の林業への適用拡大、林業教育のあり方などを模索してきましたが、今回は地域に根ざした林業教育が盛んになればとの期待を込めて、民間による先進事例のご紹介を行います。
 その活動を参考に、バイオマスエネルギー(燃料、発電、熱利用)活用と林業・木材業など地域経済の活性化につながる林業の次世代人材教育について、一緒に考えたいと思います。皆様のご参加をお待ちしています。

●日時 2018年10月29日(月)18:00〜20:30 (17:30開場)

●会場 港区神明いきいきプラザ 4階集会室A
 港区浜松町1-6-7 TEL:03-3436-2500
 JR浜松町駅北口徒歩4分/都営地下鉄大門駅B1出口徒歩3分
 地図→ http://shiba-ikiiki.com/shinmei/access/

●プログラム
【第1部 講演・質疑】
1.「釜石・大槌バークレイズ林業スクールの活動」
 高橋 幸男 氏(釜石地方森林組合 参事、釜石・大槌バークレイズ林業スクール 校長)
*森林資源を活用した復興支援・地域貢献を行いながら、体験活動やスクールを通じて積極的に人を受入れ、森林・林業再生の基礎づくりを進めている高橋氏から、人材教育事業のポイントをお聞きします。

2.「道志村における自然資源の付加価値化に向けて」
 大野 航輔 氏(株式会社リトル・トリー 代表取締役、道志村移住支援センター 代表)
*道志村に移住し、自然から得た恵みをエネルギーとして活かす木質バイオマスエネルギー事業(薪製造・販売)や伐採・搬出事業、新たなツアー事業を手掛ける大野氏から、人と山の関係についてお聞きします。

【第2部 ディスカッション】
 「林業従事者をいかに増やすか! 魅力ある林業とは?」
 高橋 幸男 氏(釜石地方森林組合 参事、釜石・大槌バークレイズ林業スクール 校長)
 大野 航輔 氏(株式会社リトル・トリー 代表取締役、道志村移住支援センター 代表)
モデレーター:山本 登(NPO法人農都会議 理事・事務局長)
*事例を参考に、林業・木材業など地域経済の活性化につながる林業の次世代人材教育について、人手不足解消策について、参加者と一緒に考え、意見交換します。

※時間等内容は都合により変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。
※終了後、交流会を予定しています。詳しくは会場でご案内します。

●主催 NPO法人農都会議 バイオマスWG/農都交流・地域支援G
●協力 森のエネルギー研究所、つくば林業、ちば里山・バイオマス協議会、飯能木質バイオマスエネルギー協議会、ちば里山・バイオマス協議会、ほかを予定
●対象 森林整備、地域資源の活用やエネルギー政策に関心のある企業、研究者、市民、NPO、団体、行政、メディア等
●定員 60名(申し込み先着順)
●参加費 一般 2,000円、会員・学生 1,000円
●お申し込み WEBフォーム(https://goo.gl/2acgFm )からお願いします。


(参考)
道志村バイオマス施設視察フィールドワークの報告 (2018年8月)
「ちば塾 第7回 地域リーダー研修まとめ」の報告 (2018年4月)
「いばらき塾 キックオフミーティング」の報告 (2017年10月)


■お問い合わせ
 NPO法人農都会議 事務局
  E-mail:noutokaigi@gmail.com
  URL:https://blog.canpan.info/bioenergy/
Posted by NPO農都会議 at 05:09 | イベント情報 | この記事のURL | コメント(1)
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よろしくお願いします
Posted by:鈴木信之  at 2018年10月09日(Tue) 14:17

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