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8月9日(12日目) [2010年08月12日(Thu)]
こんにちは!小林大地です。


今日は出発前から恩師、久米先生から「すごい方だから時間があればお会いしたほうがいい」と言われていた近江牛ドットコムを運営し、さかえやという肉屋さんの経営者でもある、新保吉伸さんにお会いしました。


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1 posted by (C)バイシコー黒須


新保さんTwitter(@omigyucom)


近江牛ドットコム
http://www.omi-gyu.com/


2007年10月には経済産業省IT百選の最優秀賞受賞をしているような方なので、失礼ながら凄くデジタルなイメージがあったのですが…


それ以上にとてもやる気、変革意欲に満ち溢れている方でした。


《口蹄疫に関して》
まず肉の試食をさせていただきました。


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2 posted by (C)バイシコー黒須


美味しい肉でした。そしてただ美味しいだけでなく…


写真 1
写真 1 posted by (C)バイシコー黒須


血統書を見せていただくと、あの殺処分された「安平」「忠富士」の血を受け継いだ牛でした。なんだか感動。



新保さんに「精肉店の口蹄疫への関心が低い」話をしたところ「肉屋は精肉のプロ、農家は牛のプロなので当然」と言われました。狂牛病の時の様に売り場の利益に変化がないと精肉店は反応しないのだそうです。何だか悲しい話です。


獣医さんの苦悩についても語ってくださいました。「動物が好きで獣医になったのに好きな動物を殺さないとならず、寝られない人もたくさんいる。」とのことです。とにかく獣医が足りずに、関係ない獣医でも「獣医」と名がつけば駆り出されたそうで、知識がないため殺処分のため、何回も注射をしなければならず、辛い思いをしたそうです。


また、精肉店が口蹄疫に無関心なのは精肉店と農家の間にある壁ゆえだそう。精肉店は「A5」などのランクでしか牛を見分けていないところも多いそう。ランクは卸が自分の目で付けていて、精肉店店主がいい肉を見分けられる店は少ないそうです。


《「肉」の世界に関して》
古くからの慣習で、農家と精肉店の間に壁があったりするということを新保さんは変えたいとおっしゃっていました。

例えば今はテレビなどの影響で最高ランクの「A5」ならいい。という認識が強くねづいています。

実際僕もそう思いますが…


A5は確かに霜は乗っていて美味しいそうですが、バーベキューなどでたらふく食べたら気持ち悪くなってしまう。だから用途によって使い分けるのが大切とのことでした。


しかし消費者が最高ランクを求めるため、農家はビタミンのバランスを調節したりして、牛の目が見えなくなったり、ただれたりしても人工的にA5を生み出そうとする所も多いそう。


新保さんは「それは違う」と考えたそうです。


たとえA5ではなくても、自分のような肉屋が魅力をうまく伝え、売って行けばA5ではなくても売ることができ、また農家の経営も成り立たせることができるとおっしゃっていました。


まさに「肉の世界を革命を起こそうとしている」という印象を受けました。


肉の世界にある取引の上での古い慣習も変えていきたいと言っていました。

《新保さんに関して》
新保さんは最初から肉屋になろうと思っていたり、家業が肉屋ではなかったそう。


中々仕事が長続きせず、職を転々としてたときに、肉屋だけは長続きし、向いているのだと考えるようになったそう。


そして肉屋の世界に入った時に「普通の肉屋のように問屋から卸されたものをただ売るだけではつまらない」と感じ、自分で肉屋を作ったのだとか。


そして、他ではやっていない「生産から販売まで全てに自分が関わることでいい肉を売る」ということを実現したそうです。


今流行りの「トレーサビリティ」で「生産者の顔」が載ってたりしますが、「あんなのは写真を貼れば生産者のことなど知らなくてもできる。本当に生産者の所に足を運ぶ肉屋は殆どいない。」とのことでした。


新保さんは「肉」という分野においてのスペシャリストを目指しているそうです。イメージとしては「さかなクン」


魚が好きすぎて知識が豊富で、ついには大学で教授もしているさかなクンですが、あんなふうに一つのことを究めたいとのことでした。


「器用なら別だが、不器用な人間は一つのものを究めるので精一杯」とおっしゃっていました。



《まとめ》

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3 posted by (C)バイシコー黒須

口蹄疫から人生の話まで話をしてくださった新保さん。


「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打ちにくい」


という言葉が印象に残りました。どうせ何かを変えるために出る杭になるくらいなら、まわりがめんどくさくなるくらい出過ぎて変えてしまおう!


ということだと認識しています。


【出会った方々】


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1 posted by (C)バイシコー黒須・朝出会った方。滋賀県民として近江牛の元となっている宮崎牛の口蹄疫問題には関心があると言っていた。
親戚が埼玉、大分にいることから、僕に親近感を持ってくれたそう。近江牛美味いから是非食べて!と言ってました




・赤澤さん
CANPANの町井さんから紹介していただきました。

この日の宿の手配をしてくださり…

とてもいい施設に止まることができました。

そういえばメッセージいただいてない(笑)


ありがとうございます!!



【今日の走行距離】

66.86キロ


滋賀県草津市→京都府京都市

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