2015/2/24 積丹町B&G海洋センター
平成26年度 B&Gてんとうむし教室 開催 <転倒・寝たきり予防プログラム:B&G財団モデル認定事業>
平成27年2月10日(火)から積丹町B&G海洋センターを会場に、転倒・寝たきり予防プログラム「平成26年度 B&Gてんとうむし教室」が週2回・全6回の日程で開催されています。
この教室は、平成16年にB&G財団からモデルセンター事業の認定を受け開始した教室で、今年度11年目を迎え、現在は町民に対する教室認知度が100%となっている教室です。今回取材した日は、各自で来られた方・送迎車で来られた方など、午前と午後を合わせ27名の参加者が、丹場指導員のもと、楽しみながらいい汗を流していました(*^^)v
■主催・共催:積丹町B&G海洋センター・積丹町地域包括支援センター
■後援・協力:積丹町体育協会・積丹町地域包括支援センター登録ボランティア
■対 象 者:AM…体力に自信のない55歳以上の方(30名)
PM…元気な高齢者で、健脚度測定10m歩行4点以上の方(30名)
■参 加 費:無料
■送 迎:センター近辺(美国地区)以外の方は無料送迎あり
※3台(BG車・介護車・公用車)の送迎車で行っている
■ス タ ッ フ:指導員(健康運動指導士)1名
保健指導(保健師)2名
ボランティア(民生委員・介護ボランティア)13〜18名
■平均参加率:午前・午後合わせ93%
■平 均 年 齢:74歳(最高齢は84歳)
問診を行っている、参加者と保健師!
※教室開始当初は、問診と血圧測定で1時間以上かかっていたようです。
現在は、参加者自らが血圧を測定する習慣が身に付き、問診だけで済むようになり30分も短縮して教室を進めるようになったそうです!
■教室の内容・・・
AM @問診 PM @問診
Aメニュー説明 Aメニュー説明
B準備体操(スローラジオ体操) B準備体操(スローラジオ体操)
C椅子に座ってのレクリエーション C新聞ウォーキング
D休憩 Dレクリエーション
E新聞ウォーキング E休憩
Fラダートレーニング Fラダートレーニング
G整理体操 G休憩
Hレクリエーション
I整理体操
スローラジオ体操を行う参加者!
※このスローラジオ体操は、転倒予防運動教室等で流行っている体操です!ゆっくり動かすことによって、関節等の可動域が広がります! 参加者の皆さんは、ゆっくりな体操にタイミングが合わず、むずかし〜っ!との声が・・・
でも、皆さんやっていくうち、楽しそうでした
椅子に座って、レクリエーションを楽しむ参加者!
みんなで協力して、足でボールを運びましょう
新聞ウォーキング!新聞紙を胸に当て、落とさないように歩きましょう。
始めは、難しい!すぐ落ちる!と言いながら行っていた参加者も、慣れてくると落とさずスピーディーな歩きをしていました
色々なラダートレーニングを行いました!
この写真は、じゃんけんをし、勝ったら1歩前へ進み、負けたら1歩後ろに下がるゲーム。
どんどん行っていくうちに、勝ったのに後ろに下がったり、負けたのに前へ進んだり、皆さん
大笑いしながら楽しく行っていました
午後の部へ午後の参加者は、健脚度測定10m歩行4点以上の方を対象に実施しています。問診・準備体操を行った後に、新聞ウォーキングを実施しましたが、午前の参加者とは違い歩くスピードも速く、新聞を落とす方はいませんでした!
丹場指導員から、胸を張り正しい姿勢で歩くよう意識しましょうと言われ、参加者は指示通り軽快に歩いていました
ウォーキングで上がった心拍数を下げるため、皆さんでレクリエーションを行いました!
B&Gチャレンジ傘玉入れ積丹町バージョン
20個のピンポン玉を、いかに早く傘の中に入れられるかを競います!
積丹町では、子どもから高齢者までイベントで行っているそうです!積丹町記録は10秒台前半でしたが、参加者の皆さんは新記録を作れたのでしょうか・・・
結果・・・9秒85で新記録樹立ですレクリエーションの後は、ラダートレーニング
午前中より難易度を上げて行いました。皆さんとっても上手で
リズミカルな足取りでした
はい笑顔
皆さんで記念撮影
お・ま・け
昼食に、「新」積丹名物のザンギ弁当をいただきました!大ぶりのザンギが5個入っており、かなり満腹になりました…
皆さんも、積丹町にお越しの際は、味わってみてください
◆参加者感想【 道房 幸子さん・77歳 】
家で身体を動かさないので、身体を動かすことを目的に参加しています。教室に参加し11年になりますが、運動への意識が変わりました!11年前と比べても運動能力が変わらず、継続することに意味があるんだと感じています。
これからも、運動と食生活に気を付けて、頑張っていきたいと思います(*^^)v
◆ボランティアスタッフ感想【 佐藤 多美子さん 】
ボランティアに関わってから、20年くらいは経つと思います。色々な事業や教室のボランティアスタッフとして携わっていますが、これからも積丹町民と一緒に頑張っていきたいと思います(^_^;)
◆指導員感想【 丹場 康雄・AQ5回 】
保健師による、訪問保健指導やてんとうむし教室での問診等で、町民の高血圧症や各疾病の実態把握ができるようになった。教室開催期間だけではなく、教室終了後に町民が運動を行い、継続する動機づけになっていると感じます(*^_^*)
これからも、積丹町民に対して運動するきっかけや、場の提供を頑張っていきたいと思います!
◇特派員の感想
北海道内で唯一、転プロモデルセンターとして活躍している積丹町B&G海洋センターに取材へ行って来ましたが、今回の教室で感じたことは町民の運動に対する意識が高いことに驚かされました・・・参加者の8割以上が継続している方々で、話を聞くと教室以外にも自ら身体を動かすことを習慣的に行っていると言っていました!
運動を習慣的に行っているからなのか、食べ物(海の幸)が美味しいからなのか、参加している皆さん肌がとってもキレイでした! 午後の部最後に、皆さんでB&Gチャレンジのスリッパ飛ばしを行い、私が助っ人として一緒に行いました!私のグループは3試合して3連敗と・・・助っ人として入った意味がありませんでした・・・涙
※助っ人として参加したグループの皆さん、私のせいで3連敗すみませんでした
取材協力:積丹町B&G海洋センター 丹場 康雄(AQ5回)
取 材:北海道ブロック特派員 滝川市B&G海洋センター 鈴木 博之