2014/11/24 香美市香北B&G海洋センター〜高知県の自然を満喫
〜 −香美市B&G子どもクラブ−
塩の道ウォーキング&セーリング体験会
歴史と文化の道『塩の道』へようこそ
中央のお馬さんは、「塩の道」キャラクター「さくら丸」。塩の道とは、今から400年ほど前、香美市のお隣、香南市の海辺の町「赤岡」でとれた塩を、山深い香美市「物部」の里まで運ぶため、人々が行き来した道です。 四国ブロック特派員の大峯です

今回は11月に開催した、香美市B&G子どもクラブイベント『塩の道ウォーキング』と『セーリング体験会』を紹介させていただきます

11月23日(日)、香美市の歴史ある道を歩いてみよう、ということで、「塩の道 源太のみちコース」約5.6キロをウォーキングしました

当日は、子どもクラブ会員とその家族15名が参加。塩の道ガイドの方々のお話を聞きながら、400年前の昔に思いをはせつつ、紅葉も美しい塩の道のウォーキングを楽しみました
いざ、塩の道へ

「塩の道」は、平成16年12月に日本ウォーキング協会が選定した「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれております。様々なコースが設定されており、山歩き初心者から上級者まで楽しめます。
熊王山(くまおうざん)の丁石(ちょういし)・吉野お大師丁石
丁石(道しるべ)について、塩の道保存会の会長、公文さんから説明を受ける参加者達

丁石とは

目的地までの距離を記した石で、そのほとんどは神社、お寺への距離が記されています。塩の道では小高い山の上、他の道との交わりのあるところ、一休みするのに良い場所など、その土地でもっとも良いと思われるところに、立てられています。物資の運搬だけでなく、多くの人が参拝道としても使っていた証です。
黒見休憩所(塩の道桜公園)
しばし休憩。休憩所でお昼ご飯を食べます

ゴールまであと2.7キロです。
西川黒見丁石
龍馬脱藩の時代、文久4年に、地元の黒見、大谷、久保川の人達によって建てられた丁石です
良いお天気の中、香美市の自然と文化を満喫する1日となりました
※塩の道は、事前予約をすれば、ガイド付きでウォーキングできます。詳しくは以下お問い合わせ先まで。
塩の道に関するお問い合わせ
(香美市) (一社)香美市観光協会 Tel 0887-52-9880 Fax 0887-52-9881
(香南市) 香南市観光協会 Tel 0887-56-5545 Fax 0887-56-5545
ウォーキングの翌日・・・
翌日、11月24日(月:振替休日)には、香南市YASU海の駅クラブに、子どもクラブの子達を連れて行き、セーリング体験会を行いました

今年8月に開催した、プールでの乗船体験を受けて、次は海でも舟に乗りたい

という要望に応えて開催したこのイベント。今回は、YASU海洋クラブの子ども達と一緒に、海でのセーリング(OPヨット、ミニホッパー)にチャレンジしました
ウエットスーツ、ライフジャケットを着用して・・・
今回の指導は、海の駅クラブのインストラクター井土さんと、香南ジュニアヨットクラブのお兄さん達がしてくれました
ウォーミングアップ
ウェットスーツは着てるけれでも・・・。11月末の海で泳ぐとは

香美っ子は元気一杯だ
レッツ・セーリング

まずは、指導員に教わりながら練習です。

風が吹いてきた!
ミニホッパー
ミニホッパーも快走です
【特派員感想】今年もいよいよ12月。1年が終わろうとしてますが、皆さん、今年はどんな年でしたでしょうか?個人的には、「天候に泣かされた1年」という印象です。夏場の記録的な大雨をはじめとした天候不順で、多くのイベントが中止になってしまいました。今回紹介したセーリング体験会も、本当は夏にやる予定だったのですが・・・。まさか、こんな寒い時期に開催することになろうとは、思ってもなかったです。来年は、子ども達に、目一杯自然体験を楽しんでもらえる1年になってほしい、と今から願っております。
さて、次回の香美市B&G子どもクラブイベントは、「香美市物部いざなぎ流」の「御幣切り体験」。香美市物部に伝わる民間信仰「いざなぎ流」。その摩訶不思議な世界をレポートさせていただく予定です。
【取材】四国ブロック特派員
香美市香北B&G海洋センター 大峯 啓之