「ウォータースポーツプロジェクト」開催 滋賀県高島市B&G海洋センター [2014年02月28日(Fri)]
2013/11/17 滋賀県高島市今津
集え!未来のアイアンマン!! 「ウォータースポーツプロジェクト」開催 IN 滋賀県高島市今津B&G海洋センター 11月17日(日)、少し肌寒くなってきましたが、晴れ空の下、滋賀県高島市今津B&G海洋センターにて「ウォータースポーツプロジェクト」(以下WSP)が行われました。 ![]() このイベントは市内で開催されている「びわこトライアスロン&ちびっこチャレンジin高島」や開催センターの入江所長も現役で参加されているトライアスロンやデュアスロン(ラン・バイク・ランの競技)をもっと広めると共に体験する過程でスポーツを安全に行うことの大切さを学んでほしいと企画・運営されています。 ![]() イベントの趣旨説明や内容を説明する入江所長。 「今日は走ったり、泳いだり、自転車に乗ったりしながら、スポーツの楽しさ、安全の大切さを学んでください」 当日の参加者は8人と少なめな参加でしたが、参加されたみんなは元気よく!やる気まんまん!でした。 また講師の方々も多方面から参加いただき、ラン・バイク、水泳、ライフセービングとたくさん子供たちに指導いただきました。 開会にあたり、高島市今津B&G海洋センターの森脇事務局長から「本日は多方面から専門スタッフの先生が来てくれています。皆さん、しっかり基礎を学んで、今後のスポーツ活動を安全に行えるようしっかり学んでいってください」と挨拶があり、平成25年度の「WSP」が始まりました。 ![]() 挨拶をされる森脇事務局長 「先生方の言うことをよく聞いて、今後のスポーツ生活に活かしてください」 バイク・水泳・ラン・ライフセービングという順番で内容も、始めは基礎から慣れたら、遊び感覚で行えるようにと考えられたメニューで進められていて、子供たちが飽きずに学べるような内容になっていたと感じました。 はじめに行われたのがバイクです。講師は平成24年のデュアスロンの日本チャンピオンの川村先生です。 ![]() バイク競技での用具の説明を行う川村先生 「ヘルメットは日常の乗車の際ももしもの時に頭部を守ってくれます。」 自転車での真っ直ぐ走行やスラローム、その場で停止を行ったりと簡単なものから高度な技術まで様々な難易度で構成されていました。 講師の先生曰く、「バイクを自由自在に操ることは日常の生活の中での自転車の扱いにも繋がることなので、技術の向上は競技や生活面での安全性の向上にも繋がります」とみんなに説明されていました。参加者のみんなもその言葉を聞いて、一生懸命高度なものにもチャレンジしていました。 次に水泳です。 前半は基本的な泳法の復習などが行われ、定期的に教室に通っている子とそうでない子とが分けられレベル別に練習されていました。専門的な講師に教えてもらうことで、日常の泳法の細かい修正など様々な指導が行われていました。 ![]() 最後はみんなで水中ポートボールが行われ、水泳の時間は楽しく終了しました。 続いてはランです。 まずは講師より走るときの体の各部位がどのように動いて、動きによって安全な走法、危険な走法などの説明がありました。その後、午前中に行ったバイクとランで模擬レースが行われ、実際のレースのようにトランジット部分も設けられました。トランジットとは、トライアスロン等でスイム→バイク→ランのように競技が変わる際に着替える事等だそうです。トライアスロンでは「第4の競技」と言われるぐらい大事な部分だそうです。 今回は着替えは無いので、バイクエリアでヘルメットを着けてからバイクを動かすやラインを超えるまで跨ってはいけないなど本番さながらのルールを設定し、いざスタートです。 ![]() みんな、友達にまたは先生に負けてたまるかと一生懸命頑張りました。 最後に再度プールに戻って、ライフセービングを学びました。 溺水者を見つけた場合の対処法や自分が溺れたとき、遭難した時の対処法、また日常生活品で行える救助グッズなど色々教わりました。 ![]() でも、先生から「ライフセイバーの仕事は溺れた人を助けるのも大切ですが、溺れない環境を作っておくことの方が大切です」と教えていただきました。 最後はニッパーボードをみんなで思う存分楽しみました。 全てのプログラムが終了し、最後に閉校式を行いました。 お世話になった先生一人ひとりから終了証の授与をしていただきました。 ![]() 参加されたみんなは恥ずかしそうでもあり、誇らしげでもあるような表情で終了証を受け取っていました。 参加者の感想 「自転車での地面に置いてあるペットボトルを足をつけずにとるのがすごく難しかった」 「最後にしたニッパーボードが楽しかった」などの声が聞かれました。 指導者の感想 バイク・ランの川村先生 「スポーツを楽しむ上で、怪我や危険を回避して安全・安心を前提に行うことが大事だと考えています。今日はそういったことを大事にして子供たちに指導しました。子供たちも何か感じてくれたことがあったと思うので、そういった考えを基本に持ち、今後も継続してスポーツを楽しんで欲しいと思います」 取材後記 今回は滋賀県高島まで「WSP」の取材に行かせていただきました。トライアスロンやデュアスロンといってもなかなかピンとくる人は少ないと思います。でも、こういった地道な活動が競技人口のすそを広げることに繋がると思います。そして、何より皆さんが口にしておられた今回のテーマの「スポーツの安全」。大事ですよね。怪我をしたら大好きなスポーツも出来なくなるし、下手すると運動が嫌いになったりすることもあるかもしれません。スポーツをする環境、意識、方法で危険性がすごく除去されることが今回のイベントで学ぶことが出来ました。私も地元ではスポーツイベントをよく担当していますので、大変参考になりました。 ありがとうございました。 そして、今回のイベントを企画・運営された入江さんをはじめとした高島市今津海洋センターの皆さん、そして各競技の指導者皆さんお疲れ様でした。 追記 毎回書かせていただき、大変申し訳ありませんが、今回も取材から大幅に遅れてのブログアップとなりました。 ご協力いただきました皆さん、大変申し訳ありませんでした。 京丹波町B&G海洋センター 川野雅夫 |