2013/07/13-14 兵庫県南あわじ市南淡
〜晴天の下、親子の楽しい思い出作り〜
B&G親と子のふれあいキャンプ2013
7月の13日(土)〜14日(日)にかけての1泊2日で、兵庫県南あわじ市の南淡B&G海洋センター艇庫にて、「B&G親と子のふれあいキャンプ2013」が、とても暑いぐらいの晴天に恵まれ12組26名の参加者を迎え行われました。
この事業は南あわじ市南淡B&G海洋センターと南あわじ市野外活動協会とが協力し、「親子の時間を共有し、楽しく2日間を過ごして欲しい」という目的の元、運営実施されています。内容もご飯作りやマリンスポーツなど盛りだくさんに楽しいスケジュールが組まれており、楽しくわくわくする2日間が始まりました。

海辺にあった立派な艇庫、カヌーやOPヨットがありました。
〜1日目〜
開始式が行われ、参加家族の自己紹介を行いました。主催者挨拶として南淡海洋センターの福原所長より、「この2日間、いっぱい楽しんでください。しかし、ひとつだけ注意事項があります。食事作りは自分たちで責任をもってやってください。もし失敗しても代わりのご飯はありません。皆が協力してしっかり作らないとご飯は食べられません」と何とも厳しい注意もあり、子供たちの目の色が変わりました。開始式終了後、まずは今夜の寝床作り「テント張り」です。家族の参加人数に応じて、大小異なる大きさのテントを持っていき、親子協力して建てましたが、これがまた大変で、皆さん悪戦苦闘しながら何とか、全家族完成しました。

親子で協力しながら一生懸命作業中。今夜の寝床なので皆さん必死です。
間髪入れず、昼食作りになり、巨大な鉄板で焼きそばを作りました。開始式の注意もあり、用意をする子供たちも真剣そのもの。材料を切る子や火当番をする子など皆役割を持って頑張っていました。

皆で一緒に役割分担しながら、調理しました。おいしくできるかな。

淡路島なので焼きそばも淡路島を型どってみました。どうですか?
おいしい食事の後は、メインのマリンスポーツの時間。でも、その前に海の危険について注意喚起があり、クラゲについてやリップカレント現象、またライフジャケット着用の必要性などを勉強しました。

「楽しい海でもたくさんの危険が潜んでいます。注意しながらいっぱい楽しんでください」
その後、カヌー体験やバナナボート、釣りなどグループに分かれて思い思いに楽しみました。
また、カヌーの感想として「左右のパドルのバランスが難しかった。なかなか真直ぐ前に進むことが出来なかった。」などの声を聞きました。

お父さんと一緒に。独身者の私には羨ましい光景でした・・・。
夜には南あわじ市野外活動協会による勉強会が行われ、題材は南あわじ市や限られた地域にしか生息していない「ウミホタル」について。きれいな海にしか生息していない青色に発色する不思議な生物。2008年の下村教授のノーベル賞受賞の際にも、話題になった生物です。なかなか子供には難しいお話でしたが、皆この青く光る不思議な生物に興味津々でした。

まだ生態なども研究中の謎多き生物。みんなも釘付けにされちゃいました。
そして、昼間に楽しく元気一杯に遊んだ皆は次の日の活動に備え、ぐっすり眠りにつきました。
〜2日目〜
この日も晴天に恵まれ、参加者は起床し早速のお仕事の朝食作り。
メニューは『カートンドッグにフレンチトースト』です。
カートンドッグはパンにキャベツやソーセージを挟んで、牛乳パックで焼くホットドッグです。
フレンチトーストは皆さん、ご存知ですよね?

皆で協力して準備をして、大変おいしく出来上がりました。
朝食後は休憩を挟んで、マリンスポーツを楽しみました。
釣りをしたり、バナナボートに乗ったりと個々個々に楽しみました。

やっぱりこどもの一番人気は
バナナボート。
スピード感が爽快です。
楽しい時間はあっという間で2日間の日程が終わりました。
運営協力をしていただいた皆さん、海洋センターの皆さんに参加者よりお礼を言って皆で記念撮影。

無事に事故もなく、1泊2日の楽しいキャンプは終了しました。
参加者の感想
「テント張りが大変だったけど、楽しかった。海の活動はやっぱりバナナボートが楽しかった。」
「海にある危険を活動前にひとつひとつ説明してもらえるのが、親としては安心できた。また、海の活動時、毎回ライフジャケットの着用を徹底してもらっていたので、安心感があった。」
「子供も楽しんでいたし、いい経験にもなったと思う。」
〜取材を終えて〜