カヌー体験教室・水辺の安全教室in下野市大松山運動公園プール [2013年09月27日(Fri)]
2013/9/8栃木県下野市大松山運動公園プール
平成25年度 カヌー体験教室・水辺の安全教室 in下野市大松山運動公園プール 〜「地域の特色ある事業」助成受け、2県3ヶ所の海洋センター指導者会が協力〜 (日本財団助成事業) 下野市内の総合型地域スポーツクラブキッズを対象に海洋性スポーツ等を開催し、海事思想の普及、スポーツレクリエーションの振興を図るとともに体力向上に寄与するとともに「水の事故ゼロ運動」プログラムを実施することにより、安全学習の時間も提供することを目的に開催しました。午前中は、総合型地域スポーツクラブ「元気ワイワイスポーツクラブ南河内」より13名が参加し、午後は、総合型地域スポーツクラブ「夢くらぶ国分寺」より25名が参加しました。 この事業は日本財団助成事業であるB&G財団の「地域の特色ある事業」として助成を受け、2県3ヶ所(栃木県下野市国分寺、埼玉県久喜市栗橋、埼玉県松伏町)の海洋センター指導者会が協力して実施したもので、昨日9月7日に開催された吉川市市民プールで開催された「B&Gカヌー&水辺の安全教室」に引き続き、本日は、下野市大松山運動公園プールにて、カヌー体験教室・水辺の安全教室が開催されました。 指導にあたったのは 下野市国分寺B&G指導者会 ・近藤 隆博氏(第11回AD) ・野口 政人氏(1994アクア) ・猪瀬 貴之氏(第18回AD) ・若林 達哉氏(第13回AD) 松伏町B&G指導者会 ・高鹿 健士氏(第13回AD) 久喜市栗橋B&G指導者会 ・松田 喜和氏(第1回AD) ・糀谷 智史氏(第14回AD) ☆午前の部 「元気ワイワイスポーツクラブ南河内」 この日は雨!!最悪の天気です。昨日まで暑かったのに・・・しかも冷え込みが厳しい!!でも子供たちは元気・元気・ゲンキ〜。指導者はラッシュガードの上にウエットウェアなど着てるのにもかかわらず・・・とにかく寒かった・・・ 栃木県のイベントはホント天候に恵まれない・・・。雨男は近藤さんかな! 実際に体験してもらう前に紙芝居で勉強してもらいます。 寒いこんな日には、ライフジャケットを着て!!用途と少し違いますがライフジャケットの暖かさを身を持って体験しちゃってください 紙芝居では、こんな分かりやすいイラストも使用してます。 提供:八百津町B&G海洋センター 山田氏(第11回AD) 山田君ありがとう♪子どもたちに受けいいですよ〜(近藤氏談) 寒い!・・・けれども子供たちは元気! 寒くても初めての着衣泳にドキドキ・ワクワク! ライフジャケット浮遊に大喜び 今日は特別思いっきり飛び込め 寒さにも負けず、着衣泳法・背浮き・ペットボトルでラッコ浮き・ライフジャケット浮遊など存分に体験しました。次の日風を引いて学校休まなかったかな? ☆午後の部 「夢くらぶ国分寺」 午後の部 始まりは、気合のバディよ〜い朝からプールに入っている指導者は寒さで震えてますが 子どもたちは元気です。でもバディよ〜いの掛け声には元気が・・・もう一度やり直し 元気よく出来るまでやり直します。 気温が更に下がり水温も・・・ 水辺の安全教室は、内容を変更して実施 紙芝居や着衣泳を中止して、指導者による小芝居を見ながらの説明 ある意味楽しく目にしながら勉強できるかな? (ここで恒例の寸劇) (若林氏)お〜い!こっちきてみろよ。でかい魚がいるぞ。 (糀谷氏)どれどれ (若林氏)おい!押すなよ!あ〜っ ドボン・・・ (糀谷氏)あっごめん。俺泳ぎが得意だから今助けるからな!(華麗な飛び込み) (若林氏)必至で(糀谷氏)にしがみつき二人とも溺れかける。 (野口氏)俺の手につかまれ!!(陸から手を伸ばす。) 溺れている(若林氏・糀谷氏)に引き込まれる。 (猪瀬氏)あっこんなところにペットボトルがある。これを浮き具にしろ!!でも空のままだとあそこまで投げられない・・・少し水を入れて重くしよう。 (高鹿氏)ロープも近くにあったからペットボトルに巻きつけて(ここはとっくり結びをしてと・・)今助けるからな!! (松田氏)ロープをゆっくりひっぱり上げて無事救出!! 全員無事救助できました!拍手!拍手! チャンチャン! 絶対溺れている人を飛び込んで 助けようとしちゃダメだぞ! いよいよ、お楽しみカヌー とその前に全員で陸上でパドリングの練習 右手を返すフェザリングをしっかり身につけてね いざ出艇! 子どもたちは飲み込みが早くすぐにカヌーを操っていました。 この笑顔のために頑張ってるんだよなぁ! 参加者の声 ・雨が降っていて寒かったけどそれ以上にカヌーが楽しかった! ・ライフジャケットを着ていると暖かかった。 ・指導者の溺れる劇がおもしろかった。 Let's Go特派員 2県3ヶ所の海洋センター指導者会が協力して、一つの事業を行うことで「地域の特色ある事業」として助成を受け、7月12日(金)の栗橋小学校水辺の安全教室から始まって、7月15日(月)カヌー&水辺の安全教室(吉川市民プール)、9月7日(土)カヌー&水辺の安全教室(2回目)(吉川市民プール)、そして今回9月8日(日)に行われたカヌー体験教室・水辺の安全教室(下野市)と、全4回にわたって事業が行われてきました。 この協力体制のメリットとして、各自治体で人員削減が進む中、指導者の人員が確保できることはもちろんですが、他の指導者会が行っている指導法を学べることによって、各自の指導レベルが向上することにあると思います。水辺の安全教室一つをとっても、「ああいう説明をするのか」とか「こういうやり方があったのか」等取材をしながら大変勉強になりました。 何回もイベントで協力し合っているのだから職員同士も大変気心知れた間柄で、こんなところから関東ブロックの結束の強さにつながっているのかなと思いました。この事業を企画した3センター指導者会に敬意を表します。 写真・記事提供 下野市国分寺B&G海洋センター 近藤 隆博氏 編集 関東ブロック特派員 群馬県明和町B&G海洋センター 島田 聡 |