2012/11/27 大阪府・奈良県B&G連絡協議会
〜遊びの要素を取り入れた幼児運動を学ぶ〜
B&G幼児フロアリズム運動
プログラム講習会
平成24年11月27日(火)にB&G財団の主催でB&G幼児フロアリズム運動プログラム講習会が大阪府の千早赤阪村B&G海洋センターで開催されました。
そして今回の記事は、特派員OBである大阪府堺市美原B&G海洋センターの萩田裕順さんより情報提供いただいた内容をもとに取り上げています。
今回情報提供いただいた写真をスライドショーでまとめましたので、
まずはこちらをご覧ください
この講習会は、大阪府と奈良県にあるB&G海洋センターの指導者や保育士・幼稚園教諭を対象に、B&G財団が推進する幼児フロアリズム教室を実際にご覧になり幼児期の発育発達における運動遊びの重要性を理解いただくとともに、基本的な指導法を身につけることを目的に開催されました。講習会参加者は対象の5海洋センターの指導者、保育士・教諭14人で、また大阪府千早赤阪村の教育委員の方々も視察されました。
<会場の様子>会場となった大阪府千早赤阪村B&G海洋センター
<幼児フロアリズム教室の様子> 午前中は幼児フロアリズム教室を実施。
参加してくれたのは「千早赤阪村立こごせ幼稚園」の4歳児と5歳児の36人。
画像上:はじめは少し緊張気味の園児たち
画像下:集合して元気な声であいさつ
画像左:準備体操は音楽に合わせての「動物ものまね」
画像右:つづいて「お買い物走」フープをお店に見立て楽しく走る運動をします

次の運動へは汽車ポッポで移動

円になって柔軟体操「こんにゃく人間」

「振り向き鬼」の様子
画像@:鬼が後ろを向いているときは手をたたきリズムに合わせて近づきます

画像A:鬼が振り向くと立ち止まって「シィ〜」っと静かにして

画像BとC:鬼に見つかった〜!逃げろ〜!!

画像左:神経系の運動「新聞ボールサッカー」

画像右:障害物競走「サーキット」

「ゴムくぐりジャンプ」

ゴムの障害物をくぐった後はジャーンプ

〜参加してくれた園児の感想〜・振り向き鬼が一番楽しかった

鬼は怖かったけど捕まらなくて良かった。またやりたい

(5歳児)
・サーキットで一番になれてうれしかった

これからも走る練習をがんばりたい

(4歳児)
最初は緊張していた園児たちですが、運動が始まるとみんな笑顔になり、どの運動も積極的に楽しんでいる姿が見受けられました。
運動が終わると「もう帰るの〜?」「もっとやりた〜い」という声が多く聞こえました。
<幼児フロアリズム講習会の様子> 午後からは講習会で講義や実技研修となりました。午前中に園児が行った運動以外のプログラムを指導者が体験しました。また、マット運動や跳び箱の指導方法や補助の仕方なども教わりました。
事業の説明や指導について講義を受けています

画像左:移動遊び「しっぽ取り」で必死になる指導員のみなさん

画像右:フラフープを使った運動実技

画像左:安全に行えるよう補助の方法も学びます。
画像右:ボールを使った運動も学びます。
〜講習会参加者の感想〜・普段は子供に接する機会が少ないので、今回の講習会で子供との接し方が学べた

(山添村、指導者)
・指導員のみなさんは子供うけが良いし、子供をやる気にさせるのがうまいと感じました。
また、実技研修の内容は実際に見て、体験することができたので地元の保育園ですぐに使えるものばかりでありがたいです

(曽爾村、保育士)
〜特派員OBの感想〜 この幼児運動プログラムは、遊びの中に運動を取り入れることで楽しみながらできるので、子供に受け入れられやすいプログラムだと思いました。また、1つ1つの運動は短時間で終わらせるので子供たちに飽きさせない工夫もされていました。なにより、園児のみんなが楽しそうに運動している姿が印象的でした

今回は実技研修もあり参加した海洋センターの指導者や保育士のみなさんには参考になる内容でしたので、このプログラムの導入を検討いただきたいです。幼児運動プログラムが普及されれば、子供たちの運動不足が解消され、より多くの笑顔が見られるのではないかと感じました

近畿ブロック特派員OB 大阪府堺市美原B&G海洋センター 萩田裕順
〜特派員の感想〜 今回の幼児運動プログラム講習会をぜひ取材したい!と思っていたのですが、私自身の業務都合上行けず・・・

でも、特派員OBの大阪府堺市美原B&G海洋センターの萩田裕順さんが情報提供してくださり、記事投稿させていただくことができました。新旧特派員の連携プレーです

次回機会がありましたら今度は直接取材したいと思います。萩田さん、本当にありがとうございました。
平成24年度 近畿ブロック特派員 野洲市中主B&G海洋センター 中野良博