平成26年度「水辺の安全教室in栗橋小学校」開催(埼玉県久喜市) [2014年07月29日(Tue)]
2014/7/15 埼玉県久喜市 栗橋小学校 平成26年度水辺の安全教室 in栗橋小学校 〜「地域の特色ある事業」助成を受け、2県3ヵ所の海洋センター指導者会が協力〜 (日本財団助成事業) 平成26年7月15日(火)埼玉県久喜市栗橋小学校において、水辺の安全教室in栗橋小学校が行われました。B&G財団の「地域の特色ある事業」として助成を受け、2県3ヵ所の海洋センター指導者会が協力し合って実施されるこの教室、好評につき、昨年に引き続き今年も行われました。 今年度は、4年1組、2組、3組の3クラス授業です。さぁ!行ってみよう! 川島隊長を中心にスタッフミーティング。今日は子どもたちが服を着てくるらしいから、背浮きをたくさんやろう!綿密な打ち合わせがイベント成功への秘訣です。 指導にあたったのは、久喜市栗橋B&G海洋センター、全国指導者会副会長川島正光氏、同、松田喜和氏、糀谷哲史氏、茂木伸一郎氏、松伏町B&G海洋センター飛鳥馬昇氏、下野市国分寺B&G海洋センター近藤隆博氏の6名の精鋭部隊です。 これから、みんなの身の回りで起きうる水難事故をお芝居で見せるからね! 「おい!松田君、あそこに大きな魚がいるぞ!」「どこどこ?」「押すな!押すなよ!あ〜ドボン!助けて!助けて!俺泳げないんだよぉ〜!」 飛鳥馬君を突き落としてしまった松田君は、飛び込んで助けようとしたのでした。「あわわわ!飛鳥馬君落としちゃった・・・大丈夫か?今助けに行くぞ!」 溺れている飛鳥馬君は必死になって松田君にしがみつき、2人とも溺れてしまったのでした。 そこへ偶然通りがかった近藤君が二人の異変に気づき、「お〜い大丈夫か?この腕につかまれ!」と手を差し伸べましたが・・・。 重心が高いまま手を差し伸べた近藤君は松田君を引き上げることなく、自身も川へ落ちてしまったのでした。 岸に近い場合は、このように低い体勢で、何かにつかまって手を差しのべようね。 腕より長い足を使うと効果的だよ! 万が一、水に落ちた場合は、あおむけになって浮きながら救助を待とう! 服や、靴は浮力体になるので脱ごうとせずに、しっかり呼吸を確保してね。 着衣泳は泳ぐと書くけど決して泳いでは行けません!とにかくしっかり浮いて救助を待つこと! そんな時、あると助かるペットボトル!常にそばにあるとは限らないけど、覚えておこう! この格好、何かの動物に似てない? そうそう!ペットボトルでラッコ浮き! 溺者が遠いところにいる場合は、ペットボトルに少し水を入れて投げてあげれば・・・ 確実に届きます! 続いてライフジャケット浮遊! ライフジャケットのバックルを確実に締めないと・・・ このように脱げてしまいます。水中で再び着ることは容易ではありません。 脱落防止用の股紐もしっかり締めようね! 子どもたちは水遊びが大好き!1件でも悲惨な事故を防いでいきたいものです。 4年1組 4年2組 4年3組 感想 ![]() 左から 塚田さん 宇佐美さん 杉田さん 着衣泳水に濡れると重くなることが分かった。ペットボトルは4回目だけどライフジャケットは初めてでした。プカプカ気持ちよかった。夏休み新潟の海にキャンプへ行くので気をつけていきたいと思います。 Let's Go特派員 ![]() 昨年に引き続き栗橋小学校におじゃましました。この小学校のプールは建物の2階部分、校舎の屋上にあります。高いところにあるため、風が気持ちいい・・・が暑かった・・・。プールサイドも濡れている場所じゃないと立っていられませんでした。関東指導者連合はあちこちで水辺の安全教室を行っているので、内容もさることながら、寸劇等各自それぞれの役割分担ができていて、非常に手際が良いです。子どもたちにもインパクトがある説明は、わかりやすいのではないでしょうか。2県3ヵ所の海洋センターの協力、素晴らしい!来年はぜひ、うちの指導者会もまぜてもらいたいなぁ! ![]() |