明和町B&G海洋センターにおける「水辺の安全教室」検証及びプログラム改良 [2014年07月18日(Fri)]
2014/7/11 群馬県明和町B&G海洋センター 明和町B&G海洋センターにおける 「水辺の安全教室」検証 及びプログラム改良 平成26年7月11日(金)明和町B&G海洋センターにおいて、水辺の安全教室プログラム改良への検証が行われました。 これは、本年で開始5年目を迎えた「水辺の安全教室」について、年齢に対応した内容の設定や、海や川など自然環境下で行えるプログラムの必要性から、指導現場に即したプログラムを作成することを目的として、財団の検証プログラム案を基に、指導者会同士で協力し合い水辺の安全教室を行っている、関東指導者連合「久喜市栗橋の全国指導者会副会長川島氏、松伏B&G海洋センター飛鳥馬氏、下野市国分寺B&G海洋センター近藤氏」に検証してもらおうというものです。財団からは、海洋教育課の中島係長と山口氏がいらっしゃいました。 17時から始まる小学生水泳教室を前に、打合せを行いました。今回の検証は1回目ということで、普段関東指導者連合が行っている水辺の安全教室を財団の方に見ていただき、それに自然環境対応プログラムを加味していくことになりました。 よろしくお願いしま〜す! みんなは、溺れている人を見つけたらどうする?飛び込んで助ける?大きな声で大人の人に119番通報してもらおうね! 関東指導者連合の寸劇!子供たちに水難事故の現実を知ってもらいます。 万が一水に落ちた場合は、洋服を脱ごうとしないで、静かに浮きながら救助を待ちましょう。 体の力を抜いてしっかり呼吸を確保しようね。 しっかり上を向いて、肺に空気を入れて浮き袋にしよう。 どこにでもあるこのペットボトル、これで命が救えるんだぞ! 胸に抱えて呼吸を確保しようね。この浮き方、何かの動物に似てない? ラッコ〜!そうそう、ペットボトルでラッコ浮き! みんな〜!これが何かわかるかなぁ? ライフジャケットはしっかりバックルを締めないと意味がないんだぞぉ〜! ライフジャケットは、衝撃から身を守ってくれたり、寒いときは保温もしてくれるんだぞ! ライフジャケットは水辺の命綱!しっかり着用しようね! みんな、水の事故には気を付けようね! Let's Go特派員 ![]() 水辺の安全教室のプログラム改良ということでお話をいただき、子供たちにお願いして行った今回の検証、教室を行っていつも思うことは、ペットボトル浮きは非常に有効な手段だと思うのですが、常に手元にあるとは限りません。「こういう方法もある」ということで認識しておくことが大切だと思います。水辺の緊急対処法というのは、着衣の背浮きじゃないかと思います。不意に落水した後、落ち着いて浮きながら救助を待てるか。これに尽きると思います。これから2回、3回の検証が行われると思いますが、明和町は比較的東京から近く、教室も通年で行っています。今後も財団のご要望にお応えし、素晴らしいプログラムが完成できるようご協力していきたいと思います。関東指導者連合の皆さん、お疲れ様でした。 ![]() |