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トルコと友好の町、串本町(和歌山県串本町) [2015年12月25日(Fri)]
串本町の史事が映画になりました!

「海難1890」


1890.jpg

串本町はどこ?
串本町は、紀伊山地を背に潮岬が雄大な太平洋に突き出した、本州最南端の町です(面積135.67km2)。本州最南端の地、潮岬は北緯33度26分、東経135度46分。これは、東京の八丈島とほぼ同緯度に位置します。
黒潮の恵みを受けて、年間平均気温17℃前後と、気候はいたって温暖。冬季でも平均気温6〜8℃で、ほとんど雪を見ることがありません。町の東部では水量豊かな古座川が延々60kmを南に流れて太平洋に注ぎこんでいます。また、1.8qの沖合には、和歌山県下最大の島、紀伊大島が浮かんでおり、平成11年9月のくしもと大橋開通により本土とつながりました。

本州最南端の町、串本町は今、12月5日より上映の映画「海難1890」で盛り上がっているので、映画が撮影された現場へ行ってみました。

PC234901.JPG


見どころ盛りだくさんの歴史の地!

場所は、串本町B&G海洋センターから車で20分の所にある、串本町紀伊大島の樫野地区です。駐車場につくと、1890年に串本沖で遭難したトルコ軍艦の名をつけた、「エルトゥールル通り」の看板が…。トルコには、「KUSHIMOTO通り」があるとお聞きしました。
早速、友好を感じる看板に出合いました。この通りは、先にある樫野崎灯台まで遊歩道が続いています。

PC234917.JPG

串本町のゆるキャラ、「マグトル君」と遭遇。
町内で養殖が盛んなクロマグロをモチーフにし、トルコの民族衣装を着ています。胸びれと背びれ、尾びれがあり、胸にはトルコのお守り「ナザールボンジュウ」を着けています♪

PC234906.JPG

映画で使われたセットが自由に見学できる、おもてなしがありました。

PC234910.JPG

近くにはトルコ記念館があり、日本とトルコの友好関係が詳しく紹介・展示されています。

PC234933.JPG


PC234937.JPG

トルコ軍艦遭難慰霊碑があります。
遭難事故の翌年に、和歌山県知事をはじめ有志の義金により墓石と慰霊碑が建立され、併せて追悼祭が行われました。現在の碑は、昭和4年に昭和天皇が樫野崎を行幸されたことを聞いたトルコ共和国ムスタファ・マルケ・アタチュルク初代大統領が、新たに慰霊碑を建立することを決定。トルコ共和国の資金により昭和12年6月3日(1937年)に完成したものです。

PC234934.JPG

さらに歩くと…。この岩場が、トルコ軍艦「エルトゥールル号」が座礁した現場です。

PC234939.JPG

遊歩道の最終地点には、石造り灯台としては日本最古の樫野崎灯台と、アタチュルク像があります。
この騎馬像は、日本・トルコ友好の碑を築いた「軍艦エルトゥールル号」の遭難120年に当たる2010年に、さらなる両国友好の発展を祈って駐日トルコ大使館より串本町に寄贈されたものです。「本像の串本町への寄贈、設置にあたり支援をいただきた駐日トルコ共和国大使館、日本財団をはじめとする多くの方々に深甚の感謝を捧げるものである」との説明がありました。

映画やマグロ自然遊びで盛り上がっている串本町へ、
年末年始に「きてくらんしよ〜」(串本弁)

PC234923.JPG



近畿ブロック特派員
和歌山県串本町B&G海洋センター 太田 陽介

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