猛暑の中、インターバル速歩 講習会(長野県生坂村)
[2015年08月10日(Mon)]
長野県海洋センター連絡協議会の研修会が、生坂村B&G海洋センターで開催されました。
講師には、松本大学の田邊愛子教授とスポーツ健康学科の学生6名をお招きし、 「年代に合った効果的なウォーキング〜それはインターバル速歩!〜」と題した講習会が行われました。 |
体育館の温度は外気温より少し高く、寒暖計がなかったので正確にはわかりませんが、学生が「とても熱いです」と言い、生坂村B&G海洋センターの平林所長が「プールにいるよりは涼しい」と言っていたので、推定37度くらいと思います。参加者は体育館で汗だくになり、ホールにある自動販売機が大活躍してました。
研修会は文部科学省の「新体力テスト20〜65才」に基づき、血圧測定、握力、前屈、上体起こし30秒、反復横跳び20秒、立ち幅跳び、男子1,500m・女子1,000m急歩を4班に分かれて測定することから始まりました。 「なんてお堅い研修会なんだ」と思ったのは、ここまでの30分間だけでした。 足を抑えてもらって、上体お越しを30秒間に何回できるか 反復横跳びを、3本のラインを横跳びで20秒間に何本超えるか 前屈の測定 立ち幅跳び 速歩の計測、1周80mのコースを周回しました 学生と海洋センターの指導員の交流が始まりました。二人一組になって、若い人から1分間の自己紹介(当然学生が先)。田邊教授からは目を見て話を聞くことなどのアドバイスや、視線の動きから性格を読み解く知識も教えていただき、さりげなく講習会の運営方法まで教わりました。 目を閉じてその場で足踏みすると、目を閉じているのでその場から動いてしまいます。動いた距離や方向で、自分の体の様子を知ることができるそうです。足首、肩甲骨の柔らかさの確認もできるそうです。 自分の体を実感した後に、インターバル速歩の講習です。 腕の振り方、大股での歩き方、水分の取り方、運動の時間帯など教えていただきました。 筋肉を増やす歩き方は、だれでも今すぐ始められます。 体重を毎日量って、記録を付けましょう。1日0.8kgの増加は要注意である などのアドバイスをいただきました。 終わりにあたり、学生は「社会人になったら、やりたいこと」を目の前にいるB&Gの指導員に B&G指導員は「5年後の自分の姿」を学生に、それぞれ2分間話しました。 特派員の一言 暑い中ご苦労様でした。この後、生坂村にも大雨洪水警報が発令されました。 今回の研修会は、学生にも教わる指導員の皆さんにも、有意義なものであったようです。 中部ブロック特派員 生坂村B&G海洋センター 宮川陽一 |