2014.7.19 B&G新居浜海洋クラブ−B&G財団協働事業 地域の特色ある事業−
海の子と山の子の
交流アドベンチャー
〜水辺の安全な楽しみ方といざというときのキャンプ術〜
平成26年7月19日(土)、マリンパーク新居浜・新居浜マリーナにおいて『海の子と山の子の交流アドベンチャー

』が開催されました。B&G新居浜海洋クラブ主催、ボーイスカウト新居浜第2団協力で行われた当イベントには、それぞれの団体から総勢約40名が参加

水辺の安全教室、防災ご飯作り、クルージング・ヨット体験など、お互いの特技を生かしたイベントが盛り沢山の内容で行われ、参加者達は充実した1日を過ごしました

Tシャツ姿がB&G海洋クラブ会員。制服姿がボーイスカウトの面々です。
お互い自然活動を楽しむ団体同士。両団体に所属して活動している子もいるとのことで、もともとつながりのあった両団体。今回、初めての交流イベントを開催することになりました


(写真左)ボーイスカウト新居浜第2団 仲村 さん
(写真右)B&G新居浜海洋クラブ 本田 龍郎 会長
まずは、救命法からスタートです

救命法を指導してくれたボーイスカウトのお兄さん達。寸劇を交えてわかりやすく教えてくれました。
子ども達も挑戦です

(参加者の声)
本番でもできるようにしたいです
防災ご飯づくり
救命法の後は、防災ご飯づくり。今日のお昼は「カレー」です。ご飯は専用の袋を使って炊きます。袋に記載された説明のとおり作ればうまく炊けるはずですが・・・・
ご飯が固い
微妙な水加減が大切なんでしょうか?少々固めのご飯になりました。ボーイスカウトの子達は、何回がこの方法でご飯を炊いたことがあるそうですが、柔らかすぎたり、固すぎたり、上手に炊くのは難しいとのこと。何事も訓練が大事ですね。今後もチャレンジして、いざという時においしいご飯を炊けるようになろう
立ちかまどづくり
カレーを作っている間に、共通の知識であるロープワークを駆使して「立ちかまど」を作りました。・・・流石の出来です

〜お昼の後は、海での体験へ
〜 
B&G新居浜海洋クラブの近藤さん。海へ出る前に、ライフジャケットの知識等を教えてくれました。
クルージング&ヨット体験
海へ落ちた時の訓練ということで・・・

海へ飛び込む子続出。
海は気持ちいいなぁ
着衣水泳着衣していることも忘れて、はしゃぐ子ども達。
(服が)重い
着衣状態での泳ぎは、普段と勝手が違いますね。今回の体験を良く覚えておきましょう
海のお話海から出た後は、西条自然学校の光澤さんから「海のお話」を聞きました。

西条自然学校 研究員 光澤さん
「愛媛の海のプランクトンが少なくなってきています」
海の様々な生物のことについて教えてくれました


「しゃこ」に寄生した「まごころ貝」の標本に見入る子ども達。珍しい生き物に興味深々です

参加された皆さんは、盛りだくさんの内容に大満足の様子で、イベントは終了しました。
【特派員感想】個人的に”他団体との交流事業を手がけてみたい”という考えを持っておりましたので、特派員として、当イベントを取材できることを楽しみにしておりました。往々にして、こうした交流事業は、参加者同士が打ち解けるまでに時間がかかるものだと思いますが、今回は元々交流があるもの同士。すぐに打ち解けて、イベントをお互いに楽しんでいる姿が印象に残りました。元々のつながりの強さがあったからこそ、これほど盛り沢山の内容のイベントを、お互いが連携して、見事にこなすことができたのではないかな、と思います。来年以降もこの交流事業は継続して行われるとのこと。来年もきっと充実した内容のものが作りあげられることでしょう。来年度以降の当イベントも目が離せません

【取材】四国ブロック特派員

香美市香北B&G海洋センター 大峯 啓之