２014長崎帆船まつり　開催！
〜世界に向けて海を開いてきた、長崎恒例イベント〜

　平成26年4月27日〜5月1日、港町長崎市で国内外から帆船が集結するイベントが開催されましたので、私北九州ブロック特派員の井村が取材に行ってきました。
　ご存知のとおり、長崎は鎖国時代に出島を設けて外国の船が出入りしていたことで知られ、世界に向けて海に開いた文化が今でも脈々と受け継がれています。「長崎帆船まつり」もその一環として毎年行われており、今年もイベント期間中に帆船が帆を広げる「セイルドリル（操帆訓練）」や船内を見学できる「船内一般公開」、帆船に乗って長崎港内をクルーズする「体験クルーズ」といった帆船を利用したイベントのほか、ヨットやカヌーの体験イベントも行われていました。

開会式の様子。当日は雨にもかかわらず多くの人手で会場が賑わいました



地元長崎ハウステンボスからも帆船「観光丸」が参加しました

「観光丸」で体験クルーズを楽しむ人々。大勢の乗船で賑わいました



「セイルドリル（操帆訓練）開始！」ロシアから参加の大型帆船プラダが行いました

マスト高49.5ｍのマストを平然と上っていく船員に感動！

船員一人ひとりが協力し見事に真っ白な帆が広がりました



「日本丸」全国から集まった未来の船乗りを目指す実習生が100人以上乗船し、日夜訓練に励んでいるそうです



雨が降りしきる中、カヌーの体験イベントも実施されていました


最後に・・・長崎名物！チリンチリンアイスを紹介します


大小様々な帆船が1度に集結する長崎帆船まつりは、海に生きる人たちの姿も垣間見ることができ、命を懸けて航海を続けている姿に感動の連続で本当に迫力満点！貴重な体験ができるイベントでした。

取材　北九州ブロック特派員　みやき町北茂安B&G海洋センター　井村　保之助