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合言葉は笑顔でハッスル!運動の楽しさを伝える川崎町B&G海洋センターの取り組み [2016年03月18日(Fri)]
合言葉は笑顔でハッスル!
運動の楽しさを伝える川崎町B&G海洋センターの取り組み


B&G財団 広報課 美濃越香織

2016年1月30日に実施した「第3回B&G全国指導者会総会」において、B&G指導者会褒賞を受賞した「川崎町B&G海洋センター指導者会」。
この褒賞は、全国384ヵ所にある地域指導者会の中でも特に活発に活動し、青少年の健全育成への貢献など優れた実績を残した指導者会を称えることを目的に実施しており、今回は7団体が受賞。「川崎町B&G海洋センター指導者会」は、川崎町学校支援ボランティアに登録し、町内全小学校の体育の授業で「水辺の安全教室」を実施するなど、子供たちが正しい水辺の安全知識を身に着けるきっかけを提供していることなどが評価されました。
今回は、そんな活発な活動を続ける「川崎町B&G海洋センター指導者会」の本拠地、宮城県川崎町B&G海洋センターを取材してきました!

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第3回B&G全国指導者会総会においてB&G指導者会褒賞を受賞した川崎町B&G海洋センター指導者会の皆さん
■子供から大人まで一緒に楽しめると大好評の「スポーツビンゴ大会」

「水辺の安全教室」や水中競技会「B&Gチャレンジレスキュー」、幼児運動教室など 様々な事業を展開している川崎町B&G海洋センター。私がお伺いした3月5日(土)は、多種目のレクリエーションを行う「スポーツビンゴ大会」が開催されていました。

このイベントは、冬季の運動不足の解消と、海洋センターが事務局となっている総合型スポーツクラブ「運動笑楽校」会員の親睦と交流を図ることを目的に、昨年度から実施されています。本来は2月開催を予定していましたが、インフルエンザ流行の影響で延期となり、規模を若干縮小し今回の実施となったそうです。

当日は、ストラックアウトやキックターゲットなどの人気種目の他、B&Gチャレンジ種目である、傘玉入れやスリッパカーリングなど6種目を実施。合計得点上位者には、競技終了後のお楽しみビンゴ大会用のビンゴカードが2枚配布されるということで、参加者は楽しみながらも、真剣に競技に取り組んでいました。

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2月のB&Gチャレンジ種目「ギリギリに挑戦」。指でペットボトルキャップをはじき、どのくらい長机の端にギリギリで止められるかを競います。見ている方も落ちないかドキドキする種目です


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一番人気だったストラックアウト。ボールを投げて数字を落とすゲームです


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総合得点第一位でメダルとビンゴカード2枚を見事獲得した大宮さん(中央)は「運動はあまり得意でないので、優勝できるなんて思っていませんでした。みんなで楽しめる種目なのがうれしいですね!」と話し、お子さんたちと一緒に優勝を喜んでいました


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お昼はお手製カレーと地元名産のこんにゃくおでん

競技では真剣な表情も見せた参加者たちもビンゴ大会終了後のカレータイムでは、「昨年も参加して楽しかったので、今年も申し込みました。小さな子供でも参加できる種目ばかりなので、親子で楽しめます」「スタッフの対応が明るくて、いつも楽しませていただいています。今回の指導者会褒賞を町の広報誌で知りましたが、すごいことですね!」「ストラックアウトが楽しかった!」など笑顔で話しも弾み、家族で楽しい一日を過ごせたようです。


■運動の楽しさを伝えるために、特別プログラムにも力を入れています!

今回のスポーツビンゴ大会は、総合型スポーツクラブ「運動笑楽校」会員の親睦の交流も目的の一つにあげられています。「運動笑楽校」は、「県から川崎町で総合型スポーツクラブができないか」と相談されたことをきっかけに、B&G海洋センターを事務局として、2012年5月に誕生。川崎町B&G海洋センター指導者会も運営協力をしています。

川崎町B&G海洋センターの担当で、川崎町B&G海洋センター指導者会代表の丹野浩伸さんは、「運動笑楽校では、子供から大人まで幅広い年代の方々に、運動の楽しさを知ってもらうことを目的に活動をしています。プログラムも水泳教室やヨガ教室などの定期的な教室の他、カヌー体験教室や親子ふれあいキャンプ、スキー教室、そして、今回のような会員交流イベントなどの特別プログラムにも力を入れています。『笑顔でハッスル』を校則に掲げて、楽しい活動を目指しています」と話し、今回のイベントも参加者がより楽しめるよう運動とビンゴを組み合わせるなど、工夫を凝らしていました。

また、丹野さんと共に海洋センターを支える大宮啓祐さんは、「『運動笑楽校』は今年で5年目を迎えますが、少しづつ変化がおきています。町民の中から自分がやってきたスポーツを教えたいという声があがるようになり、ボランティア講師によるボクシングやスケートボードなど新たな教室が生まれています!」と語り、活動の幅が更に大きく広がっているようです。

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活動写真が所狭しと掲示されている海洋センター。
運動の楽しさを知ってもらう入り口として多種多様な種目を展開しています


「スポーツビンゴ大会」では子供達に配慮して甘口と辛口の2種類のカレーライスを作ったり、前日からこんにゃくおでんを煮込んだり、冗談を言って会場を盛り上げたりと、川崎町B&G海洋センター指導者会の皆さんの協力も光っていました。
指導者会では、来年度も、町内全小学校の体育の授業で「水辺の安全教室」を実施する予定とのこと。今後も抜群のチームワークでますますの活躍が期待されます。
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明るく、楽しくイベントを盛り上げていた海洋センターの皆さん。左から斉藤さん・丹野さん・大宮さん


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いろいろな人が楽しく集まることをイメージし、カラフルで多彩な色で作られた運動笑楽校のシンボルマーク。また、SCHOOLの文字の中に隠れているカモシカは川崎町の町獣であり、会員がカモシカのように飛び跳ねながらスポーツをするイメージが取り入れられています



川崎町B&G海洋センターは、仙台駅からバスで1時間、その後バス停(川崎町役場)から15分程度歩いた場所にあります。蔵王連峰がとても美しく見える場所ですので、機会があれば、ぜひ訪れてみてください!
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