たくさんのどんぐりを拾ったよ!〜岩見沢市B&G「海を守る植樹教育事業」どんぐり拾いと蒔き付け〜 [2015年11月26日(Thu)]
2015年9月25日(金)および28日(月)、北海道岩見沢市において、森づくりの大切さについて学び、どんぐり拾いや植え付けを通して、自然を守り郷土を愛する気持ちを育成するため、地元栗沢小学校4年生の児童34名が、どんぐり拾いと蒔き付け活動を行いました。
![]() 始めに植樹リーダーから説明があり、森づくりの大切さについて学びました |
皆、ドングリ拾いに熱中! 初日には、栗沢小学校でDVD「森づくりの大切さを学ぶ」等により学習し、その後、栗沢神社に出向いてミズナラの木の下でどんぐり拾いを行いました。時期が早いため、当初は落ちているどんぐりが少ないと思っていましたが、予想以上の数が落ちており、子供たちは皆、楽しんでどんぐり拾いに熱中し、袋を一杯にしていました。 ![]() 子供たちは、どんぐり拾いに熱中 どんぐり拾いが終わった後は学校に戻り、虫食いのどんぐり等を仕分けるため、班ごとに水を張ったタライに拾ったどんぐりを数えながら入れ、すぐ浮いてしまったどんぐりを取り除きました。一番多い班では、5人で5,000個以上も拾っており、大いに盛り上がっていました。 ![]() 拾ったどんぐりは、水を張ったタライに数えながら入れます 2年後の作業も予習! 2日目は、DVD「苗の育て方を学ぶ」等により学習した後、屋外に出て蒔き付け作業を行いました。 水に浸してあったどんぐりのうち、浮いているものをもう一度取り除き(実際には浮いたものはなかったようです)、育苗トレーに土入れをした後、どんぐりをきれいに寝かして蒔き付けました。終わりに、どんぐりの上から土をかけて乾燥防止のワラを敷き、十分な水やりをして作業を終えました。 ![]() 育苗トレーに、どんぐりをきれいに寝かして蒔き付けます ![]() 上からワラを敷いて…… ![]() 最後に、たっぷり水をまいて完了 その後、教室に戻り、2年後に行う予定のDVD「植樹の仕方を学ぶ」を観て学習しました。2日間を通じて、子供たちは、植樹リーダーの説明を真剣に聞き、また楽しみながらどんぐり拾いと蒔き付けを行うことができました。 【参加者の感想】 ・一番ビックリしたのは、どんぐりという木はないということ。本当はミズナラの木であることを知った。 ・どんぐりの生命力はすごいんだなと思った。 ・苗を植えるのが楽しみ。立派な木になったら登ってみたい。 ・どんぐりの植え方がわかったから、家でもできそう。植えていいどんぐりとだめなどんぐりがあるので、しっかり見分けないといけないことがわかった。 【スタッフの感想】 岩見沢市栗沢B&G植樹リーダー 金 亮介さん 子供たちが楽しく育苗(どんぐり拾い、蒔き付け)作業に取り組んでおり、また、育苗の方法を知り、自然を大切にする意識づけになったことは大変有意義であったと思う。次年度は鉢上げ、2年後に植樹を行う予定であるが、育苗が順調に進むことを期待したい。 |