【こうほう雑記帳】 探せば出てくる地域のオモシロ情報! [2015年10月23日(Fri)]
こうほう雑記帳
探せば出てくる地域のオモシロ情報! B&G財団 広報課 進藤 博行 150万回も再生されている自治体のネット動画とは? 秋から冬への移り変わりを感じる今日この頃ですね。 ちょっと前、ネットサーフィンをしていたら、ある自治体が発信しているおもしろいムービーを見つけました。 ネット上で盛りあがりをみせていたので、すでにご覧になった方も多いかもしれません。私が最初に見たときは再生回数30万回位だったと記憶していましたが、更に情報が拡散されたようで、先ほど確認したら150万回以上に膨れあがっていました。うーん、スゴイ!! ![]() 別に仕事をサボって見ているわけではありませんよ。 あくまでも情報担当のシゴト・・・です! |
一発で好きになった、知らないまち! そのムービーを発信している宮崎県小林市は人口約5万人のまち。職業柄、私が知っている市町村は多い方だと思いますが、このムービーを見るまでここは正直知らないまちでした。 移住促進PRムービー「ンダモシタン小林」。ぜひ最後までご覧ください! いかがでしょう? 見とれてしまうムービーの演出に感動した後、必ずまた見たくなる最後のギミックにノックアウトされ、一発で町の風景と小林市の名前を覚えてしまいました。 更に、小林市の公式ホームページに行ってみると… この人気ムービーをトップに、ウェブデザインの流行を取り入れたフラットデザイン仕立てになっていました。あくまで「ンダモシタン」で突き抜けています。ムービーは移住促進PR用として制作されたようですが、再生回数で見れば、その期待に十分に応えた内容といえます。 B&Gのネットワークで地域の魅力をつなぎたい 一方、私たちの財団は、過去に施設を整備した「海洋センター」、海洋活動を行っている「海洋クラブ」と協力して、さまざまな事業を全国展開しています。 そんな各地の海洋センター・クラブをグーグルマップにプロットしてみると、こんな感じになります。海洋センターだけでも472ヵ所ありますので、なかなかのモリモリ満載感でしょ。 472カ所にピンが刺さったこのマップを見ていると、例えば小林市を知らない日本国民(私もでしたが…)が何万人いたとしても、小林市内にはさまざまな市民が暮らしていることが目に浮かびます。 そして、このまちが全国の人たちに向かって我が故郷に移住を勧めるムービーを熱心に作ったことを思うと、多くの自治体が直面している人口減少の問題も脳に浮かびます。 しかし、小林市はこのムービーによって数えきれないほどの人たちに関心を寄せてもらうことができました。つまり、どんなに小さなまちでも、小林市のように上手に広報することができれば、人口減少のような大きな課題にも立ち向かうことができるということです。 地方創生の掛け声の中、多くの地方自治体が広報PR・情報発信の努力をしながら、我がまちの生き残りをかけた懸命の取り組みを行っていると伺っています。小林市の例を見るまでもなく、私たちB&G財団の活動にゆかりのある町や村でも、まだまだ多くの人に知られていない、貴重でおもしろい情報がたくさん潜んでいるのではないでしょうか? ですから、B&G財団としても海洋センター・クラブのつながりを活かしてあらゆる地域の情報を集め、そして全国の仲間にそれを知らせていくことで、各自治体の活性化に協力していきたいと考えています。 ![]() 自作の段ボールボートでレースを楽しむ、鹿児島県南さつま市の子供たち。 こんな楽しい情報をもらったら、すぐにでも訪れてみたくなります |