私たちが聖地でめざすものとは・・・B&G全国水泳大会は、水泳の聖地として知られる“東京辰巳国際水泳場”に会場を移してから、今年で8回目の開催を迎えます。ここでは、ジュニア世代のトップ選手が集う「JOC全国ジュニアオリンピックカップ水泳競技大会」も開催されており、子供の頃から水泳をしていた私自身も、この憧れの地で泳ぐことをいつも目標にしていました。

憧れの聖地で精一杯の力を発揮する選手たち
そんな大舞台を会場としてお借りするものの、私たちが運営するB&G全国水泳大会には他の競技会とは少し違った目的が込められています。競技ですからタイムも競い合いますが、全国に広がるB&Gのネットワークを活用しながら、子供たちの交流はもちろんのこと、指導者同士が情報を交換しながら横の連携を高め合うのです。
子供たちに水泳をもっと好きなって、もっと速くなって欲しいという指導者の願いは同じです。参加する皆さんには、1年に1回しかないこの大会を貴重な情報交換の場として有効に活用していただきたいと思っています。

子供に託す指導者の夢は同じ。だからこそ連携して力を合わせていくべきです
少しの間に成長する子供たち以前、私たちは「B&Gドリームキャンプ」という事業を行っていました。これは、B&G全国スポーツ大会(カヌー・ヨット・水泳)で上位に入賞した小学生を、冬休みに沖縄県の本部町海洋センターに招き、著名な講師の方々と一緒に合宿研修を行うものでした。
この事業を担当していた私は、ドリームキャンプに参加した子供たちと次年度の水泳大会で再会することをとても楽しみにしていました。懐かしそうに会場で選手の方から私に話しかけてくれたり、私が声をかけると、にこやかに話してくれたりして、とても有意義な気持ちになるからでした。
幼いながら、再会の挨拶だけでも成長を感じさせてくれる子供たち。競技においてもレベルアップの結果がはっきりと見て取れるので、そのたびにこの仕事をしていて良かったなと思うばかりでした。

オリンピック銀メダリストの中村真衣さんからマンツーマンで指導を受ける、ドリームキャンプの参加選手
大きな夢をめざそう!現在、ドリームキャンプは行っていませんが、たくさんの子供たちが各地の海洋センターで練習を重ねながらB&G全国水泳大会をめざしています。ですから、私たちは選手のことを一番に考え、選手がより良いコンディションでレースに出場できるよう、思いを込めて大会の準備に励みます。
今年の大会の締め切りは7月27日(月)です。まだエントリーを済ませていない人がいましたら、お早目にお申込みください! 8月17日(月)の大会当日には、より多くの選手や指導者の皆さんと、辰巳の会場でお会いできることを楽しみにしております。
そして、この大会をきっかけに東京オリンピックを目指す選手が出てくれたら、とてもうれしいですね。今後も私たちは子供たちに夢を持ってもらい、その夢を叶えられるような事業を考えていきたいと思います。

今年は、どれだけガッツポーズを見ることができるでしょうか!大いに期待しています
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