身体全体で自然を体験今回の活動の目標は、「春の味覚でもあるヨモギを摘み、ヨモギ団子を作り、食べることでヨモギの調理方法を学ぶ」、「自然の恵みをいただき、野外炊事することで、いざという時の備えとするスキルを身に付ける」などです。当日は、青山学院短期大学子ども学科の学生12名と指導教授が自然体験の現場の見学で参加し、リーダーとしてそれぞれの家族のサポートをしてくれました。
まずは、峰山を歩いてヨモギを摘みます。ヨモギとしては少し遅い時期だったので、新芽の部分だけを摘み取りました。また、峰山を歩いている道中、この時期旬を迎える桑の実を試食しましたが、初めて食べる人も多く、みんな食べてビックリ! 『美味しい!』、『甘い!』という感想がたくさん出ました。「赤い実(熟していない実)はどんな味だろう?」と、試しに食べてみる子共たちもいて、見て、触れて、味わって、感じて、考えて、試して・・・と、自然を身体全体で体験することができました。

ヨモギをすって、すって、すりまくりました
手作りお団子を完食!その後、セミナーハウスに戻ってヨモギ団子作りに挑戦。食べられる葉を選別し、3分程度ゆで、ヨモギの硬い繊維を包丁で細かく刻み、さらに細かくなるようにスリコギですります。子供たちは慣れない動きに戸惑いつつも、周りの声援を受けて頑張り、最後の仕上げにお父さんたちがとても力強いすりを見せてくれました。ペースト状になったヨモギと白玉粉を丁寧に混ぜ、一口大に丸め、茹で上げ、お団子の完成。自分たちで作ったヨモギ団子の味は格別だったようで、皆、お弁当と共にお団子を完食しました。

ヨモギの色が美しい=おいしい!
また、午後には小磯に移動して、磯の生き物観察を実施。深場に住むケアシホンヤドカリやヒメマダラウミウシなど、珍しい生き物も観察することができました。

さまざまな生き物を見つけました
●成果と課題・子供たちの長期的な成長を見ることができた。
・リーダーのサポートにより、保護者も自然体験を満喫できた。
・未就学児の家族にとっては、休憩場所などの配慮が必要だった。
・調理工程をしっかりと作っておく必要があった。
●運営者の感想・リーダーがサポートにつくことで、保護者も安心して活動できた。
・いつも見ている子でも、違った一面を見ることができた。
・学生さんたちがいたお陰で、助けられた。異年齢で多くの人たちと関われる環境を大切にしたい。
・活動内容が盛り沢山なので、いろいろな人の意見も共有していきたい。
●参加者の感想・(保護者)学生の皆さんがいたお陰で、子供たちもすごく楽しめていた。
今後もいろいろ体験させてほしい。
・(保護者)下の子は怖がりで、普段は海に近づけなかったが、今日は海に近づくことができていた。
・(学生)子供たちは、自分生き物を捕まえた時に、すごく嬉しそうだった。それから、手で触れることができていた。
・(学生)1日で大きな成長を見ることができた。桑の実も、実際に見て食べてみることが大切だと感じた。
・(学生)活動の場が、自然体験だけでなく子供同士のコミュニケーションの場になっていて良かった。
・(学生)子共が頑張れる取り組みを行えたらと思った。自分では気付かないことを、子供たちから学んだ。
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