掛川市レポート きんじろうくん日記M 「どんぐり先生へ」 [2014年03月11日(Tue)]
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「きんじろうくん日記」でも前回ご紹介しましたが、掛川市では『いのちを守る「希望の森づくり」プロジェクト』として、防災林などの植樹を積極的に推進しています。 市内3箇所の小学校でもBGの「海を守る植樹教育事業」を導入してくれています。これは、「子どもたちが自分たちでどんぐりを拾い、育て、その苗木を防災林として自分たちのまちに植樹する」という“命の森づくり”事業です。 今日は、その小学校の一つ、横須賀小学校5年生の児童から届いたかわいいお手紙を紹介します。 横須賀小学校では、昨年11月に5年生児童78名が”どんぐり拾いと蒔き付け”を行いました。教えてくれたのは、NPO法人時ノ寿の森の皆さんなどです。(詳しくはB&G植樹ブログを見てくださいね。) 子どもたちは、単にどんぐりを拾って植えるだけでなく、「森の大切さや森と海の関係、津波を防ぐ海岸の防災林の役割」なども教えてもらいました。 「どんぐり先生」こと 時ノ寿の森の深谷さん。子どもたちに「森を育てることが命を守ることにつながる」ということも教えます。 子どもたちが拾ったどんぐりを「トレー」に植えます。 この時の感想を子どもたちがお手紙にまとめてくれたので一部紹介します どんぐり先生のみなさんへ 前は、5年生にどんぐりのなえを作るための作業などを教えていただきありがとうございました。おかげで、どんぐりの木がどれだけ環境に役立ち、私たちを守ってくれるかがわかりました。来年の4年生、その次の3年生がこの活動を役立て、みんなで環境が守れるといいなと思います。 (5年女子 N.Sさん) どんぐり先生のみなさんへ この前はどんぐりひろいや植え方について教えてくれてありがとうございました。どんぐりをひろうのは楽しかったけれど、植えるのはむずかしかったです。これから、どんぐりをそだて、次の5年生にたくします。ぼくたちで横須賀をまもります! (5年男子 H.Sくん) どんぐり先生のみなさんへ わたしは、どんぐりという小さな実から、大きな木に変わり、未来を守る力になるとは思いませんでした。でもこれからこの3年間で、つなみからこの町を守る物を作らせてもらうことはとてもうれしいです。これからも思いをこめて、水をあげていきたいです。 (5年女子 Y.Iさん) どんぐり先生のみなさんへ ぼくたちにどんぐりの木で自然を守ることについて教えてくださり、ありがとうございました。つなみのためにどんぐりを海岸に植えることの大切さを知りました。これからも大好きな日本のために、このような活動を続けていきたいです。 (5年男子 S.Nくん) 子どもたちが芽が出る日を楽しみに、一生懸命お世話してくれている様子が伝わってきました。 昨日、様子を見に行ったところ、まだ芽はほとんど出ていなかったのですが、これから暖かくなると一気に育つようです。 楽しみですね |







