育苗活動4回目
「僕たちの鎮守の森作り“ポットへ植え替え”」
周防大島町では、「僕たちの鎮守の森作り」を合言葉に昨年11月、地元の保育園児や小学生ほか婦人会など地域住民も参加して“どんぐり拾い”と“どんぐりの蒔き付け”を実施しました。
どんぐり拾いでは、近くの出井神社で数千個を拾い、鎮守の森になることを願いながら、みんな泥だらけになって“どんぐり”をトレイに蒔き付けました。
その“どんぐり”は、今年の4月下旬頃からぽつぽつと芽が出始め、5月の連休明けには一斉に発芽。昨年、早く芽が出るようにと子供たちの“トトロ式祈願”が通じたのか、すごい勢いで芽が出てきました。
一斉に発芽した“どんぐり”
昨年の“トトロ式祈願
転がって落ちたどんぐりが溝の隙間で発芽した“ど根性どんぐり”も・・・。
どんぐりの生命力のすごさには驚きです。
そして、どんぐりがもっともっと大きくなるようにと、5月14日(水)、育苗活動の4回目となる“ポットへの植え替え”を行いました。子供たちは、まず最初に、どんぐりが元気良く一斉に発芽している様子を見てびっくりしていました。
植樹リーダーの説明を聞きながらみんなで協力して植え替え作業をしました
みんなで“どんぐり”をポットに植え替えます。
根っこが傷まないように大事に苗を持って、
やさしく、「ほっこら」とポットに植え替えていきました。
ポットに植え替えたものをトレイに並べて完成です。
全部で13ケースありましたが、時間の関係で今日は2ケースをポットに植え替えました。
【子供たちの感想】
➤本当に芽が出てくるとは思ってなかった
➤こんなにいっぱい芽が出てきて、命の強さを感じた
➤大きくなるのが楽しみ
【B&G植樹リーダーの平田 剛さんの感想】
5月連休前までは、あまり芽が出てこなかったので8割方諦めていました。連休明けて暖かくなってくると同時に、すごい勢いで
芽が出てきて、まさにトトロで見た芽が出てくる表現のように、本当にポンポンと音を立てて芽が出てくるようで感動しました。
課題としては、植え替えに要する時間が限られているので、芽が出たものをすべて植え替える時間がなかったことです。