• もっと見る

2012年12月28日

【イベント案内】2013年2月17日(日)「しんきん&ろうきんプロボノプロジェクト」シンポジウム〜地域金融機関職員が地域にできることはもっとある!〜

130217pbpj_symposium.jpg
______________________________

     ◆しんきん&ろうきんプロボノプロジェクト◆
      https://blog.canpan.info/bank-probono/

            シンポジウム
  〜地域金融機関職員が地域にできることはもっとある!〜

   2013年2月17日(日) 13:30〜17:00 @東海労働金庫 本店

     主催:コミュニティ・ユース・バンクmomo
______________________________

 コミュニティ・ユース・バンクmomoは、NPOやコミュニティビジ
ネスといった地域課題の解決を目指す事業を行う個人・団体へ融資
をしています。その取り組みを支えているのは、20〜30代のmomoレ
ンジャー(ボランティアスタッフ)です。
 http://www.momobank.net/ranger/aboutr.html

 自分の時間やスキルを提供したいと、平日夜や土日を中心にミー
ティングやメール等で情報を共有し、活動しています。

 momoが目指す「持続可能な地域」は、信用金庫や労働金庫などの
地域金融機関の理念や取り組みとも相通ずることから、今年9月に
「しんきん&ろうきんプロボノプロジェクト」(※)をスタート。
今年度は、東海労働金庫と中日信用金庫のみなさんが、momoの融資
先の組織課題の解決に挑む取り組みを重ねてきました。

 今回開催するシンポジウムでは、本プロジェクトのあゆみをご紹
介し、地域づくり活動を支えるこの挑戦が今後、継続・発展してい
くためのポイントを探ります。ぜひご参加ください。

※平成24年度・国土交通省「新しい公共」の担い手による地域づく
 り活動に対する非資金的支援のモデル事業に採択された取り組み
 です。本プロジェクトのあゆみは、下記URLのブログをご参照く
 ださい。 https://blog.canpan.info/bank-probono/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
           ◆開 催 概 要◆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▼日時
 2013年2月17日(日) 13:30〜17:00(受付13:00〜)

▼会場
 東海労働金庫 本店 大会議室
 (愛知県名古屋市中区新栄1-7-12)
 地下鉄東山線「新栄町駅」1番出口徒歩8分

▼定員
 80名(先着順)

▼参加費
 無料

▼対象
・NPOと地域金融機関の連携に関心のある方
・プロボノに関心のある地域金融機関職員
・地域金融機関職員とのきっかけをつくりたいNPOやコミュニ
 ティビジネス事業者

▼主催
 コミュニティ・ユース・バンクmomo

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
          ◆プ ロ グ ラ ム◆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▼オープニングガイダンス:
 「しんきん&ろうきんプロボノプロジェクト」とは?
 〜地域金融機関職員が地域にできることはもっとある!〜
  五十川裕記さん(中日信用金庫 業務統括部 次長)
  木村真樹(コミュニティ・ユース・バンクmomo 代表理事)
  南俊博さん(東海労働金庫 総合企画部 総合企画課 調査役)

▼基調講演:
 すべての人が地域に貢献する働き方の時代へ
  小城武彦さん(丸善CHIホールディングス株式会社
         代表取締役社長)

▼パネルディスカッション:
 地域金融機関が地域づくり活動を育むには?
 〜「新しい公共」の担い手が地域のニーズに応えるために〜
 <パネリスト>
  小城武彦さん
  金田学さん(愛知県 産業労働部 産業労働政策課 主幹)
  村田元夫さん(株式会社ピー・エス・サポート 代表取締役)
  由里宗之さん(中京大学総合政策学部 教授)
 <コーディネーター>
  関戸美恵子さん(一般社団法人SR連携プラットフォーム
          代表理事)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
      ◆ゲ ス ト プ ロ フ ィ ー ル◆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▼小城武彦(おぎ・たけひこ)
 1961年生まれ。東京都出身。84年通商産業省(現経済産業省)入
省。97年7月カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社、
代表取締役常務を務める。『TSUTAYA Online』を立ち上げ、社長を
兼務。2004年7月株式会社産業再生機構入社、同年11月カネボウ株
式会社代表執行役就任、再建に取り組む。07年1月丸善株式会社顧
問、同年4月から11年4月まで代表取締役社長を務める。10年2月
CHIグループ株式会社代表取締役社長に就任(現任)、同年12月よ
り株式会社トゥ・ディファクト代表取締役社長(現任)に就任。
11年5月『CHIグループ株式会社』は『丸善CHIホールディングス株
式会社』に商号変更。社会イノベーター公志園副実行委員長、複数
のNPOの評議員などを務める。

▼金田学(かねだ・まなぶ)
 1963年愛知県生まれ。86年名古屋大学法学部卒、同年愛知県庁入
庁。議会事務局、総務部地方課等を経て、99年度から3年間NPO担
当を務める(2000年度に新設された県民生活部社会活動推進課の初
代NPO協働推進担当)。その後、産業労働部に異動し、就業促進計
画、商店街活性化計画、自動車産業支援計画などの策定に携わり、
現在に至る。

▼関戸美恵子(せきど・みえこ)
 立命館大学法学部卒業。高校教員、めいきん生協全体理事を経て、
1998年1月、起業支援のNPOとして起業支援ネットを設立。コミュ
ニティビジネス支援を中心とした起業支援事業に携わる。2005年に
開校した「起業の学校」校長。08年「東海・北陸コミュニティビジ
ネス推進協議会」代表世話人。11年「一般社団法人SR連携プラット
フォーム」代表理事就任。11年7月起業支援ネット理事退任。

▼村田元夫(むらた・もとお)
 1959年東京生まれ、名古屋育ち。(財) 日本総合研究所研究員を
経て、94年に株式会社ピー・エス・サポートを設立。企業や病院の
経営コンサルティングに加えて、環境、福祉、まちづくり、森づく
りなど次世代型事業の経営支援と調査研究を行うほか、有限責任事
業組合サステナブル経営研究会において、多彩な中小企業による共
助の地域づくりを目指す「CSRコミュニティ」事業を展開。中小企
業診断士。

▼由里宗之(ゆり・むねゆき)
 1959年京都府生まれ。京都大学を卒業後、84年都市銀行に入行し、
ハーバード大学大学院修士課程への留学、銀行の再建計画策定への
参画等を経て、96年に退職。大阪市立大学大学院博士課程に入学後、
98年より中京大学に職を得る。主な研究分野は日米の中小銀行の現
況と経営課題。また、ライフプラン・ローン・投資商品等に関する
金融教育のあり方にも強い関心を有する。2005年から10年まで瀬戸
信用金庫の員外監事も務めた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ◆お 申 込 方 法 & お 問 合 せ 先◆
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

▼お申込方法
 下記URLよりお申し込みください。
 http://kokucheese.com/event/index/67890/
 (申込〆切:2013年2月15日(金) )

▼お問合せ先
 コミュニティ・ユース・バンクmomo運営事務局
 担当:木村、鈴木
 E-mail: info@momobank.net
 Tel:052-331-5695 Fax:052-339-5651

【個人情報の取り扱い】
 今回ご提供いただく個人情報は、momoが主催する各種イベント等
に関する情報提供と、それらに付随する諸対応に使用させていただ
く場合があります。取り扱いに関するご質問・ご要望がございまし
たら、momo運営事務局までお問い合わせください。
※momoのプライバシーポリシーは下記URLをご覧ください。
 http://www.momobank.net/about_site/privacy.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以上

2012年12月13日

【活動報告】第2回ワークショップ(ブラジル友の会)

 こんにちは。東海ろうきんの小松です。

 本日のしんきん&ろうきんプロボノプロジェクト第2回ワークショップには、ゲストにコミュニティ・ユース・バンクmomoの融資先である、ブラジル友の会のマルセロさん、アドバイザーに大ナゴヤ大学の加藤さんをお招きしました。
 今回のワークショップで解決する組織課題は、あるべき組織の経営と現場のバランスについて、当日は17名のプロボノワーカーが集まりました!

121213_1.JPG

 冒頭、ブラジル友の会の活動紹介VTRを見て外国人労働者とその家族がどのような現状にあり、どのような問題を抱えているのかについて共有しました。両親の職場は外国人労働者による日本語のないコミュニティである一方、その子供は日本語のみのコミュニティで育ち、親子間のコミュニケーションが不足している問題や、子供が学校の授業についていけない問題等…このような問題が身近にあることに衝撃を受けました。
 また、マルセロさんよりブラジル友の会の抱える課題、特にリーマン・ショック以降に発生した問題、そして現在の思い、今後のビジョンやビジネスモデルについてお話いただきました。

121213_3.JPG

 現状認識と組織課題を共有した後に、2段階でワールドカフェに臨みました。
 @トップと現場のより良い関係は?
 Aそのより良い関係はどうしたら築けるか?
 マルセロさんとプロボノワーカーが課題・問題の真因を考え、意見を出し合いました。

121213_2.JPG
121213_4.JPG
121213_5.JPG
121213_6.JPG
121213_8.JPG

 このワークショップを通して感じたことは、「課題解決には適正な規模があり、規模を大きくすることが必ずしも解決に繋がることではない」ということでした。

121213_9.JPG

 今回はブラジル友の会さんにご協力いただきましたが、本プロジェクトは多くの方の支援の下進められています。私たちの役割は本プロジェクトをどのように社会に還元していくのかを考え、育てていくことなんだと、改めて感じた2時間でした。
 マルセロさん、加藤さんありがとうございました。

2012年12月03日

【活動報告】振り返りミーティング(第1回ワークショッップ)

 こんにちは、東海ろうきんの山本です。

 11月19日(月)に行った、第1回ワークショップの振り返りと今後の進め方について、momoの木村さん、鈴木さんとコアメンバー6名でのミーティングを行いました。
 私たちコアメンバーでは、本プロボノプロジェクトを略称『TPP』と呼んでいます。衆院選挙での争点の一つとなっている「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」と偶然にも同じですが、これから活動を拡大していくために、私たちも戦略的に『TPP』を使用していくことになると思っています。

121203_1.JPG

 さて、平日の業後に開始した第1回のワークショップ。コアメンバーの必死の声掛けの成果もあり、名古屋市内店舗から19名のプロボノワーカーが本店ビルに集結しました。

 「NPO・・・?」、「プロボノ・・・?」というプロボノワーカーもいましたが、アンケートの結果をみると、momoの木村さんや、ふれ愛名古屋の鈴木さんのNPOに対する熱い想いに触発されたこともあり、「普段聞くことの出来ないお話をじっくり聴くことができた。」「話を聞き、短時間で自分の中に落とし込み、まとめる難しさを感じた。」「相談に乗り、自分の意見を発言することで、真剣に考えることができた。」など、福祉金融機関で働く私たちにとっては、「お客様の話を聴く」という基本的な姿勢を再確認できた貴重な経験になりました。

 今後、ワークショップを第2回、第3回と開催していくために、プロボノワーカーに「NPO事業団体の何を知らせておくべきか」、「ワークショップから次のステップに進むためには?」など、コアメンバー内での課題もたくさんありますが、momoのサポートを受けながら、プロボノワーカーたちと共に『TPP』を育てていきたいと思います。