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vol.35 塩見輝久さん [2015年01月18日(Sun)]
おもちゃの修理を通して、物の大切さを伝え続けるボランティア、塩見輝久さんをご紹介します。

物への興味を子どもにも、大人にも


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〜おもちゃの病院〜
「やまぐちエコ倶楽部」主催による、壊れた子どものおもちゃを修理する活動で、月1回、山口市リサイクルプラザで開催されています。
7名のドクターの他、運営はすべてボランティアの手で行われています。

○どうしておもちゃドクターになられたのですか?
私は若い頃から俗に言う「ラジオ少年」でした。
元々機械いじりや電子工作が好きだったんですね。
公務員として勤めたリサイクルプラザを退職後、同館で月1回開かれる「おもちゃの病院」のドクターになりました。
他のメンバーも経歴はさまざまですが、趣味仲間が自然と集まってきました。
得意分野の違いは多少ありますが、腕は皆良いですよ。

○ボランティア歴はどれくらいでしょうか?
10年くらいです。
1か月に10件程度修理を続け、直したおもちゃの数はそろそろ3000個になります。
やはり難しい修理には経験やノウハウが必要になってきます。
さわってみないと分からないものもありますからね。
最近のおもちゃは壊れると修理の手段や部品が無い物が増えています。
それでも病院に来たおもちゃの75%以上は直っていますよ。

○修理ができないというとゲーム機などでしょうね。やはり昔と今で、子ども達のおもちゃ事情は違いますか?
昔はおもちゃ屋なんて近くには無かったものですが、
今ではあふれるようにおもちゃがありますね。
近年、お下がりを使う姿をあまり見なくなったように感じています。
「皆で使う物」から「個人の物」に変わって来たという印象です。
それでも、愛着のある物は大事にしているお子さんもたくさんおられます。

○おもちゃを直すことで、子どもたちに変化はありますか?

それは、来た時と帰る時の目の色が違うんですよ。
直ったおもちゃを抱きかかえて喜ぶお子さんを見る時が、やはり一番嬉しいですね。
持ち込まれたおもちゃは基本的に、お子さんの目の前で分解・修理しますので、
おもちゃの構造に興味を持ってもらえるようになるとも感じます。

○お父さん・お母さんにメッセージをお願いします
壊れたらすぐにあきらめるのでなくて、まずはお父さん・お母さんが「直してみよう」と思ってみてほしいですね。得手不得手はあるでしょうが、「どこが壊れているかな」「自分で直せるかな」と考えていくと、ワクワクしてくるかもしれませんよ。直せなかったら、私たちの所へ来ればいいですから。

〜取材を終えて〜
最後のメッセージをもらったとき、表情がキラキラしていて、本当に「直す」ことは「楽しい」を伝えたかったのだなと感じました。
文系な私は、電池を替える・ボンドでつける以外にやったことがありませんが、
子どもの喜ぶ顔が自分で見られるなら、やってみようかな、思うようになりました。子どもにも「お父さん・お母さんすご〜い!!」って言ってもらえるかもしれませんしね。

取材の日はクリスマス前で、サンタクロースやトナカイのおもちゃが多く持ち込まれていました。他の季節はあまり季節色は無いそうですが、日本中の子育て家族がおもちゃの事を考える時期だったのでしょうね。


【おもちゃの病院】
山口市リサイクルプラザ TEL 083-927-7122
http://www.c-able.ne.jp/~ymgplaza/
Posted by あっとほーむ at 22:09 | この記事のURL