今年の水遊びは・・・ [2010年05月09日(Sun)]
最近の遊び場の子ども達の様子を見ていると、二極化しているように思う。毎週来て自分たちで各々の遊びを考えて、こちらが指導しなくても勝手に遊ぶグループと、遊びが見つからなくてつまらなくなるグループ。
つまらなくても、一生懸命遊んでいる友達の様子に影響されて遊ぶ子もいるけど、今日の遊び場はそんな雰囲気も少なかった。 以前、高校生達が毎週来てくれていた時は、そんな子ども達の絶好の遊び相手になってくれていた。とにかく走りまわって騒いで大はしゃぎしていた。子ども達はお姉さんお兄さんが大好きというか憧れ的なものを感じるのだと思う。 私ではその役目は果たせない。 遊びのボランティアスタッフの存在が重要であることをひしひしと感じる今日この頃である。 だからと言って、与えることで解決させるというのは、最近納得がいかなくなっている。日常生活でも、学校でも与えてもらうことに慣れている子どもたち・・・。当たり前とさえ思っていることもある。 昨年、遊び場では水鉄砲をたくさん購入し、子ども達の喜ぶ顔を見たいために自由に使ってもらった。しかし、その結果・・・あまりに乱暴に使う子どもが多く、その上参加費も払わずぼろぼろにして平気で暴言を吐く子もいたりして・・・スタッフは悲しい思いをした。 どんなものでもお金がないと買えないし、そのお金はみんなのお母さんやスタッフの思いがこもったものなのに、どうしてそんなに粗悪にあつかう事が出来るのだろうか? 大切に使う気持ち、感謝する気持ちがない子どもにはその事をしっかり伝えるようにしているが、子どもたち自身がその事にいつか気づいてくれることを願ってやまない。 今年の水遊びはこんなことがあったので、水鉄砲は購入しないことにしました。その代わり、バケツやペットボトルは持っていくつもりです。水鉄砲で遊びたい子は自分で持ってくるのはOKです。 |
Posted by
山本良子
at 22:23