2022年8月26日(金) 〜 痛い思いの刈払い/ショウジョウバカマの径、綺麗になった 〜 ず〜っと気になっていた。
深山山麓少年の森西側、
BMXコースの奥に位置する
ショウジョウバカマの径とそれにつながる
木橋を含む登山道。少なくとも7年前まではいつも綺麗に整備されていた。近年、BMXコースが閉鎖されたせいか、荒れたまま放置されている。3年前の台風19号の後も、少年の森周辺の、当該ショウジョウバカマの径と
ちごゆりの丘への階段の倒木処理も全て当方で行った。今回も随分様子見をしていたが、結局当方で刈払いと倒木処理を行うことにした。
写真はBMXコースの門を入る砂金副理事長。重いもの一切を身に着けてくれて頼もしい。
これが
少年の森北側縁辺と
ショウジョウバカマの径を結ぶ木橋。橋自体にも草やスギの幼木が生え、倒木がかぶさっている。下の湿地にも倒木が突き刺ささったり倒れたりして、湿地の機能を阻害しているのが分かる。この木橋、確か東日本大震災の何年か前に架け替えが行われたのだった。
湿地内に落ちた枯れ枝なども引き上げ、倒木処理と刈払いを済ませた木橋周辺。すっきりした。
これが11年前の映像。よく整備されていたことが分かる。深山登山とまではいかなくとも、
少年の森の
外周散策コースとしての価値を、もう一度見直してほしいものだ。
少年の森北側縁辺の交差点にいたる階段周辺。
駒返しコースへ向かう交差点が見える。
ここが深山頂上
(駒返しコース)への交差点。突当りは常連ハイカーが踏みならした未公認ルート。
引き返して、木橋を北側から見た映像
ここで今回の作業現場の位置図をご紹介
さて、木橋の作業と並行して進めたこちらは主に刈払い。実は、刈払い機のエンジン音がして間もなく、砂金氏が手を2ヶ所蜂に刺されて一時中断。持ち合わせた虫刺され用の薬を塗り、少年の森スタッフからハチ退治のスプレーを借りてハチの集団を撃退して続行。その後、別な場所でまた手首を刺されたりで、特に砂金氏にとっては大変痛い思いの2時間余の作業であった。大きなハチではなかったが、攻撃性はスズメバチ並みか。次の写真は木橋の直ぐ近く。
ショウジョウバカマの径の入口に当たる。手前左側がハチの群れていた場所
痛みをこらえて作業続行。
4月半ば、とりわけこの階段の両サイドに
ショウジョウバカマが群れて咲く。
階段の上の突当りまで刈払いを済ませて下りてくる砂金氏。
時間を前後して刈払いした少年の森への近道もすっかりきれいになった。最後に数年前からの倒木一本を処理して少年の森の広場へ向かう。腰を痛めた長岡のために、行きも帰りも、重いものすべてを身に着けてくれた砂金氏。背中が一層大きく頼もしく見えた。