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クマガイソウめっけ!/他 [2022年04月27日(Wed)]
2022年4月24日(日) 〜 クマガイソウめっけ!/他 〜

 地元山元町に自生するこの植物が新種である事が確認され、阿武隈山系に属することからその名がついたと言われるアブクマトラノオ。早くも沢べりに白い花を咲かせ始めた。
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 頂上の一部にたった一輪ながらウマノアシガタが花開いた。
2022-04-24 (13)ウマノアシガタok.jpg

 このシーズン、やむにやまれぬ食欲の事情があって、シドケことモミジガサが欲しくなり、深い深いブッシュに分け入る。山燃ゆると譬えられるこの色合い、好きだ。
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 イバラの棘にさいなまれながら急斜面を下り、ズルズル滑り落ちながら、目指すモミジガサにたどり着く。いつしか自分の歳を忘れている。
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 すがる小枝もなくなり、実際に谷底まで滑り落ちれば理想的なひと群れが。
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 途中でめっけて思わず歓声を上げたこの植物。自生では地元でもう見つけられないと言われているクマガイソウだ。自分でも目を疑ったが、間違いない。花の開いたものは未だ一輪もなく、つぼみをつけていないものを含めて10数株が確認できた。大事にしたい、大切にしたい。
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サクラの終わり/他 [2022年04月27日(Wed)]
2022年4月22日(金) 〜 サクラの終わり/他 〜

 早い。特にサクラの去りようはあまりに早い。深山頂上のサクラも終わり、辛うじてヤマザクラがわずかに残る。
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 紫の色の濃さが際立つ小ぶりなノジスミレが増えた。
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 賑やかに顔をそろえたその名もヒトリシズカ
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 少し北へ足を向ければ、時にはこんなものにも出会う。桜の落木に頭を殴られたか、苔むした岩のお化け。加工はしていません。
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訪れた花の春 [2022年04月15日(Fri)]
2022年4月13日(水) 〜 爛漫の春きたる 〜 

 一挙に春が押し寄せた。11日の月命日につぼみだった深山頂上サクラも、今日は一挙に開いていた。ひどい天狗巣病を患いながらも、例年になく綺麗に咲いて、痛々しくもある。
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 こちらは11日の役場近くの国道6号線沿いのサクラの様子。
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 シュンランスミレも数を増し、ヤマツツジまでも早々と
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徒歩者用道標設置された [2022年04月07日(Thu)]
2022年4月3日(日) 〜 役場→少年の森 歩行者用道しるべ できた / 山下駅から歩く 〜

 3月4日に町役場で説明を受けていたが、徒歩で少年の森、或いは深山/鎮魂の鐘を訪れるハイカーのために、町では3月末までに道標の設置を終えた。写真で紹介しようと思い、今日山下駅から歩いてみた。山下駅から少年の森までの2.6`、今回写真を撮りながらほぼ一時間かけたが、下図にもある通り、通常33分ほどと目されているので、脚達者なハイカーにとっては特に問題のない距離だろう。既存のみちのく潮風トレイルのルートからすこしそれるが、役場新庁舎の竣工と構内駐車場の整備に伴い、少年の森への最短距離が縮小された結果と聞く。
 なお、下図はこのたび町生涯学習課から示されたルート図だが、おそらくはこの地図の元となったと思われるみちのく潮風トレイル地図データにエラーがあったのだろう。役場構内界隈には、実際に設置された潮風トレイルの道標が示すルートとの相違が見られる。この点については後ほど関係筋と共に確認したいと思う。
少年の森への歩行者用誘導サイン設置図 2022-3-4説明受けるok.jpg

 さてスタートは 山下駅ホームから。西に目をやれば、真正面に深山が視界に入る。
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 駅舎を出れば
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 直ぐに町内案内板深山/鎮魂の鐘も紹介されている。
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 すぐに左に向かい
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 T字路を右へ
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 深山を正面に見て進む
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 ほどなく右に山下第二小学校
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 向かい側の九州ラーメン/タカサキ屋はうまいので有名。醤油ラーメンが好きだ。玄関は南側。
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 右に山元町つばめの杜保育所
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 そしてつばめの杜中央公園を過ぎれば
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 つばめの杜大橋にかかる。老齢者には結構きつい勾配だ
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 国道6号線を超えれば山元町役場の新庁舎
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 ここからちょっとわかりにくい。潮風トレイルは役場庁舎を過ぎてすぐ右となっているが、このたびの最短ルートは突当りまで直進
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 突当りの案内板の右下に初めて少年の森の表示が現れるが、目を凝らさないと認識しにくい。ここを右折してすぐ左へ進む
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 ここで役場構内を離れて住宅街に入る
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 ここで右側にみちのく潮風トレイルの道標があり、合流と分かるが、前掲の地図上とは異なっているので、ここでは無視しよう
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 ここで右へ。かつて町営プールのあった地点だ。
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 この道標で初めて深山/鎮魂の鐘 登山口の表示が併記された
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 真っすぐ進んで
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 ここで左折。養護老人ホーム/アルカディアウェル方向へ進む
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 ほどなく見える森の陰が養護老人ホーム。ここで右折、狭い道へ入る。
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 直ぐに左折
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 ここから800b
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 左に養護老人ホームを見て進む
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 平地に出れば深山頂上が正面に
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 道なりに進んで
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 常磐自動車道の下をくぐれば
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 東街道にぶつかり
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 右に曲がれば、
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 もう少年の森が見えてくる
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 到着です
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 2019年の地震以来、少年の森の研修室はケアハウスMIRAIとして使用されているが、トイレとロビーは一般に開放されている。
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 ロビーに入れば
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 窓側に書棚があり
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 その上の片すみに10冊のおんぼろになったアルバムと「深山ノート」の過去版がある。アルバムは長岡により大震災の数年前に編集を終えた「深山便り」で、多くの方からお褒めをいただいたものだ。中央公民館の図書室の隅っこに手つかずのものがあるので、そろそろ交換してほしいと思っている。或いは、新たに編集すべきかもしれない。
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 少年の森の本日(日)の担当スタッフは二人、佐藤さん
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 そして一條さん
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 サクラもそろそろ開き始めている。
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 用があっていったん帰宅、午後から改めて深山登頂。午後の日差しを受けた鎮魂の鐘はすっきりと浮かび上がっていて
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 鐘の下には誰かが手向けてくれた生花の束が
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 山元町内も瞭然と
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 下山のたかうちコースでもカタクリキクザキイチゲが花盛りを迎え、ニリンソウも花芽をつけ始めて多くのハイカーの来訪を待ち受けていた
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みちのく潮風トレイル スタンプ手帳/他 [2022年04月04日(Mon)]
2022年4月2日(土) 〜 みちのく潮風トレイル/スタンプ手帳の記事が載った 〜

 名取市のNPO法人みちのくトレイルクラブみちのく潮風トレイル参加者向けにスタンプ手帳「ハイキングパスポート」の販売を始めたと、4月2日付の河北新報に載った。サンプルを手にするのは西澤美幸さん。コースの刈払い催事等のリーダーとしてすでにお馴染みで、わが法人の理事でもある。手にしたサンプルにはないが、勿論深山/鎮魂の鐘の記念スタンプもこのカードの対象になる。ご一読をお勧めします。
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 深山の駒返しコースにもたかうちコースにも、カタクリキクザキイチゲなどが次々と開花、訪れるハイカーの目を楽しませている。写真はいずれも3月30日撮影で、加工してあります。
 最初はカタクリから
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 キクザキイチゲ
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 ヒメカンスゲ
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 ユリワサビ
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 エンレイソウ
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岩手日報で紹介された高村さん [2022年04月02日(Sat)]
2022年4月1日(金)  〜 高村さん、岩手日報で紹介された 〜
 
 一昨年の2月、すでに当ブログでご紹介済みの角田市在住の高村幸男さんは、いまもほぼ毎日深山登山を楽しんでいらっしゃる。そしてこの高村さんについて、去る3月27日(日)、岩手日報で大きく報じられたのでご紹介します。
 震災当時、高村さんは釜石市鵜住居町にお住まいで、自ら撮影した当時の写真を未公開のまま所持していたが、このたび岩手日報社に提供。その結果、「釜石の出来事」と呼ばれた子どもたちの迅速な避難の様子などが浮き彫りになったというもの。つぶさに読めば、山元町中浜小学校における生徒と住民の奇跡的な生還と通じるものがあって心に響く。
岩手日報2022-3-27高村幸男氏.jpg

 記事の最後の段落中 〜今はほぼ毎日近くの山に登り、頂きにある太平洋を見下ろす慰霊の鐘を訪れて犠牲者を悼んでいる〜 とあるのは言うまでもなく当深山/鎮魂の鐘のこと。
 こちらは今日の高村さん。
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 当ブログで高村さんをご紹介したのは一昨年の2月。こちらから