深山の嬉しい来訪者 [2021年05月30日(Sun)]
2021年5月29日(土) 〜 嬉しい来訪者 / 他 〜
きょうも嬉しい来訪者との出会いがあった。たかうちコースを下りながら、写真を撮ったり足元のイバラを刈払ったりしていたら、注意深くゆっくりと下りてくる3人グループがあった。挨拶を交わして気づいたら、中の青年はどうやら体に少し不自由があって、女性二人の支えを得ての登山だった。脚に障害が残っているとの由。ブログ掲載について快諾を得たのでご紹介。皆さんの明るい笑顔がなんとも魅力的で、太陽の絵柄にも似たマルバダケブキのコラージュが生きる。大崎市からの来訪。もしご連絡があれば、写真プリントをお送りします。 すでに何度か、全盲の方を含め、かなり難度の高い障害を持つ方々の来訪があり、鎮魂の鐘建立に携わったものとして心底感謝の念に堪えないし嬉しい限りなのだが、リハビリ効果に期待を寄せる一方、支援に携わる方々の負担軽減のいい手立てはないものかと思う。なにせ健常者にとっても決して楽なコースとは言えないのだから、せめて今まで以上にしっかりしたコースの改善と管理が求められると、自らに言い聞かせたひと時だった。 こちらは駒返しコースの登りでの出会い。時間的にはこちらが先。一昨年の台風19号の後、文字通り老骨に鞭打って復旧させた地崩れ現場。いまは町による化粧が済んで、まるで当方の苦労の跡が分からない。勿論いまここに憩う3人のご婦人もご存じないはず。 峰の清水でのひと時。皆さんは地元の方の由。妻も加わる(右から二人目)。熟年プラスアルファが複数集まれば、話題は決まって健康と病気のあれこれ。どんなに話が弾んでも、互いを知って記憶に残すには、やっぱりマスクが邪魔。 頂上への最後の坂を登る81歳。繁り始めたオオイタドリを刈払ってくれたのは日下教雄氏。 スマホで鎮魂の鐘を写すご婦人。 きょうの角田・丸森方面。蔵王はおぼろ。 久しぶりに山元町を北から順に。また一段と杉林のスギが伸びて視界を塞ぎ始めた。少し大がかりな伐採が望ましい。代わりにヤマツツジを植えたい。 ノアザミにハナバチの仲間が寄る。 マルバダケブキが最盛期を迎えた。 全山に増え始めているウリノキが花芽をつけた。 もっと増えて欲しいヤマボウシ 先日伐採後の処理が済んだばかりのたかうちコースの現場を過ぎて、急坂にかかるお二人。 伐採後のヤマザクラの切り株には早くも天然更新による新芽が。 トリアシショウマの白い穂花が目立つようになり とんちゃん池のキショウブが水面に映えて美しい。 東街道近くには今年もソバの花が。今年は規模が小さいようだ。 道端のツルマンネングサ。 |