• もっと見る
« 2019年09月 | Main | 2019年11月»
検索
検索語句
<< 2019年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
最新コメント
はにゃ
カオルの見晴し台看板設置 (03/11) 長岡秀彦
震災10年・黙祷を捧げよう (03/13) ほなみ
新年のご挨拶 (01/03) 山元・あしたの響き
梅雨の晴れ間に (07/10) サイトウ
梅雨の晴れ間に (07/09)
タグクラウド
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

山元・あしたの響きさんの画像
日別アーカイブ
https://blog.canpan.info/asitano-hibiki/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/asitano-hibiki/index2_0.xml
巨大台風の後でA 丸森町と角田市の洪水 [2019年10月14日(Mon)]
2019年10月13日(日)-2- 〜 巨大台風の後でA 丸森町と角田市の洪水 〜 

 山の様子もさることながら、何にもましてこちらの被害状況 が気になっていた。何度も繰り返し報道される丸森町角田市の浸水状況だ。蔵王山を背景にした一見平和に見えるこの一枚は、主に角田市の映像だが、画面クリックで拡大して見れば、どこもかしこも一様に濁った水で覆われていることが瞭然とする。
2019-10-13 (66)-2-角田市全景.jpg

 特に丸森方面では、川と陸地の境が判別不能だ。視界の及ぶ限り南から、順を追ってレンズを向けた。住民のご無事を祈りつつ。おおかた正午を30分ほど回ったころの映像です。背景の山は丸森町の次郎太郎山
2019-10-13 (71)-2-.jpg

 ご参考までに、グーグルマップより拝借した地図を載せます。丸森町から角田市へ流れる阿武隈川のうねり具合を知ることができて、深山頂上からの写真と参照できます。
深山から見る丸森・角田市の地図・グーグルマップより.jpg

2019-10-13 (72)-2-.jpg

 最南端の映像をアップにしたもの。画面中央に丸森大橋が認められ、上流からの激流も判別できる。
2019-10-13 (73)-2-丸森大橋.jpg

2019-10-13 (74)-2-.jpg

2019-10-13 (77)-2-.jpg

2019-10-13 (78)-2-.jpg

 写真中央やや左の枝野橋はほぼ沈没状態。
2019-10-13 (79)-2-枝野橋一部水没.jpg

 阿武隈川小田川、共に氾濫して境界がわからない。手前中央の建造物は角田衛生センター
2019-10-13 (80)-2-小田川の氾濫.jpg

 角田市総合体育館前、かくだ道の駅の西側には赤い車が集結している。消防署の緊急車両と思われる。深山頂上に至る前から、すでに緊急車両のサイレンの音が絶え間なく響いていたが、多分この車両群だったのではないかと思われる。
2019-10-13 (81)阿武隈川と角田市中心部.jpg

2019-10-13 (82)-2-.jpg

 阿武隈川の勢いの最もよくわかる映像。
2019-10-13 (83)-2-.jpg

 川が3条になっているかのような洪水の様子。山中に見える白い建造物は仙南クリーンセンター
2019-10-13 (84)-2-.jpg

 この写真では角田橋の橋げたに迫る水流が歴然。橋を越えて、最近開店したばかりのスーパーヤマザワのロゴが判別できる。知人の言葉では川の状態だったという角田駅前通りもはっきり識別できる。まだ車の影がない。
2019-10-13 (85)-2-.jpg

2019-10-13 (89)-2-.jpg

遠く船岡平和観音の姿が。
2019-10-13 (90)-2-船岡城址.jpg


 折りさえあればすぐに出かける丸森町角田市。愛してやまない郷土の一部と思っています。直ぐには引きそうにもない濁った水に脅かされる住民の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。なにとぞご無事でとお祈り申し上げますと共に、一刻も早い復旧を願うものです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 翻って山元町。大きな被害の話はまだ聞かないが、頂上からの写真を北から南へ順に並べます。太平洋上の帯状の赤い模様は、亘理町河口から流れ出た阿武隈川の濁流が混じり切れずにいるもので、大雨の度に見られる現象です。
2019-10-13 (55)-2-.jpg

2019-10-13 (56)-2-.jpg

2019-10-13 (57)-2-.jpg

2019-10-13 (58)-2-.jpg

2019-10-13 (59)-2-.jpg

2019-10-13 (60)-2-.jpg

2019-10-13 (63)-2-.jpg

2019-10-13 (61)-2-.jpg



巨大台風の後で [2019年10月14日(Mon)]
2019年10月13日(日)-1- 〜 巨大台風の後で@ 〜

 昨夜から今朝にかけて東日本を縦断した超大型の台風19号は、関東から東北をくまなく水浸しにして去った。わが山元町も全戸避難勧告が発令されたが、他市町村に比べて被害は大きくなかったように思える。生命の危機に瀕している人々も大勢いる中、少し不謹慎とは思いながら山も心配。意を決して少年の森へ。深山神社経由で駒返しコースを取る。杉の枝葉の大量に落ち敷く神社の登り口では、早速石段にスギの倒木あり。山寺区のお二人がもう処理に掛かろうとしていた。
2019-10-13 (1)-2-.jpg

 境内の奥をそのまま進めば、少年の森北側縁辺のシラキは紅葉が始まっている。
2019-10-13 (3)-2-シラキの紅葉始まる。.jpg

 右に折れてヤマガラの径に入るとすぐに倒木。 
2019-10-13 (6)-2-.jpg

 この先、普段流れていないところからも水があふれたり、処理したばかりのブッシュが再び覆いかぶさったり、落枝落葉が塊をなして行く手をふさいだりはごく当たり前。
2019-10-13 (7)-2-.jpg

2019-10-13 (11)-2-.jpg

2019-10-13 (12)-2-.jpg

2019-10-13 (15)-2-.jpg

2019-10-13 (17)-2-.jpg

 懸念されたことが現れたのはこの辺から。
2019-10-13 (21)-2-.jpg

 そしてすぐ、山側のスギの大木が他の立木や何本ものフジ蔓を伴ってどっさりと倒れ、完全に道をふさいでいる。一見、地崩れが起きて倒れたようにも見える。用意していたノコギリと刈込バサミで一部処理して進もうとしたが、倒木の下の道が大きく沢側に崩れて水を吐き出していて足場が作れない。直進を諦めて、現場の山側の急斜面を這うようにして回り込んでやっと抜ける。
2019-10-13 (22)-2-.jpg

2019-10-13 (23)-2-.jpg

2019-10-13 (24)-2-.jpg

2019-10-13 (25)-2-.jpg

2019-10-13 (26)-2-.jpg

2019-10-13 (27)-2-.jpg

2019-10-13 (28)-2-.jpg

2019-10-13 (29)-2-.jpg

 この後、逐一の説明は省きます。
2019-10-13 (30)-2-.jpg

2019-10-13 (34)-2-.jpg

2019-10-13 (35)-2-.jpg

 更新されたばかりの水場のベンチにも倒木が。この後進路を南にとって北こばたけから一寸持山へ進む。
2019-10-13 (44).JPG

 峰の清水
2019-10-13 (45)-2-峰の清水.jpg

2019-10-13 (46)-2-.jpg

 10日に溝を切って補修作業を行ったばかりのこの場所、効果があったとわかって一安心。
2019-10-13 (47)-2-.jpg

2019-10-13 (48)-2-.jpg

2019-10-13 (50)-2-.jpg

2019-10-13 (51)-2-.jpg

2019-10-13 (52)-2-.jpg

 大雨の後はいつも気になる鎮魂の鐘。今回も無事を確認して胸をなでおろす。
2019-10-13 (53)-2-.jpg

 特に気掛かりだった角田市丸森町の様子は、この後、別項で改めて紹介しますが、取り急ぎ一枚だけ。
2019-10-13 (66)-2-角田市全景.jpg

 さくら平のサクラも数本倒れ、一本は南へ向かう出口を塞いでいた。
2019-10-13 (123)-2-.jpg

2019-10-13 (126)-2-.jpg

 ここからたかうちコースの様子。
2019-10-13 (129)-2.jpg

2019-10-13 (130)-2-.jpg

2019-10-13 (132)-2-.jpg

2019-10-13 (136)-2-.jpg

2019-10-13 (140)-2-.jpg

2019-10-13 (144)-2-.jpg

 次が烏森の中。
2019-10-13 (149)--2-.jpg

2019-10-13 (151)-2-.jpg

2019-10-13 (152)-2-.jpg

2019-10-13 (153)-2-.jpg

2019-10-13 (156)-2-.jpg

 烏森を抜ける。
2019-10-13 (157)-2-.jpg

2019-10-13 (158)-2-.jpg

 水道タンク前の舗装道路を下りて一本ケヤキを左へ。少年の森の南側へ入り込む。
2019-10-13 (161)-2-.jpg

2019-10-13 (162)-2-.jpg

2019-10-13 (165)-2-.jpg

 少年の森の西南の一角、ショウジョウバカマの径にも倒木一本。
2019-10-13 (166)-2-.jpg

 ちごゆりの丘東屋からの光景。
2019-10-13 (167)-2-.jpg

 ちごゆりの丘を下る階段にまた倒木があって、そこを過ぎれば少年の森広場。
2019-10-13 (169)-2-.jpg

 以上、見たままの報告。去る9月24日、かなり大規模に、生涯学習課による倒木予備木の伐採が行われたのでこの程度の被害で済んだものと思われる。しかし概して、大方の修復作業を終えるまで、しばらくは入山を控えるべきと思う。たかうちコースの修復は意外と容易かも知れないが。