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鎮魂の鐘 / きょうの人 [2024年12月23日(Mon)]
2024年12月12日(木)〜14日(土) 〜 鎮魂の鐘/きょうの人 〜

 だいぶブログの更新が遅れた。何といっても年の瀬は仕事量が多すぎる。今回は去る12日と14日を同時公開。12日木曜日に訪れたのは岩沼市松崎さんご夫妻。既に何10回となくお目にかかっているが、お名前をお伺いするのは今日が初めて。まずもって、こんな仲良しご夫婦はいないだろう。
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 きょうも訪れるハイカーは結構多い
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 みやぎ蔵王白石スキー場には辛うじてわずかな積雪が見て取れる
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 きょうの草花はこちら。ムラサキシキブヒヨドリジョウゴ。鮮やかな色が目立つ。
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 そして14日土曜日。お久しぶりのご婦人は地元の狩野さん。訪れるたびに鎮魂の鐘テラスの掃き掃除をしてくださる。本日60回目の登頂記念とのこと。来年は喜寿を迎える。100回登頂を目指すと仰るがまだまだ大丈夫。若さを少し分けていただきたい。バックは頂上のマユミ
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 10数分前までうっすら見えていた蔵王が消えて、10時32分、恐ろしい光景が現れた。白石市は竜巻か、雪嵐か?大事がなければいいが
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愛知からの訪問者 [2024年08月08日(Thu)]
2024年8月5日(月) 〜 愛知からの訪問者 〜
 
 蒸し暑いさ中、いつもより遅い11時ごろの出発。最短距離の亀石コースで頂上にたどり着いたのは正午ごろ。こんな日に、こんな時間に出会える人はまずいないだろうと踏んだが、予想は外れて若い男性ひとり、短パン姿で涼をとっていた。ためらいながら声をかけると、なんと愛知からの訪問者でした。みちのく潮風トレイルの最初の立より先としてこの深山鎮魂の鐘を選んだとおっしゃる。この壮健な男性、名は後藤成臣(しげおみ)さん(45歳)。2週間の休暇を取っての旅で、このあと四方山に向かい亘理で一泊。ところどころ電車で通過しながら最終的にはトレイルの最北端・八戸市の蕪島を目指すと仰る。ずーと昔、長岡の叔父夫婦が愛知県春日井市に在住し、そこで天命を全うした話などを交えて、少時お付き合いいただき、旅の無事をお祈りしてお別れした。
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 深山ノートにメッセージを残してくれました。日付を勘違いされたようですので、こちらで訂正させていただきました。
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 石堂山近く、辛うじて立っている立ち枯れのヒノキ
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鎮魂の鐘 / きょうの人、他 [2024年02月25日(Sun)]
2024年2月24日(土) 〜 鎮魂の鐘 / きょうの人 、 他 〜

 21日から翌日にかけて降った雪が、今年一番の積雪となったが、ここ山元町は仙台ほどにはならない。きょう24日、路面にもう雪はない。深山山麓少年の森北側縁辺のマンサクはもう盛りを過ぎているようだし、駒返しコースの各所には、すでに顔を覗かせ始めたカタクリキツネノカミソリの幼い葉が、雪の消え間に震えていた。
 人けのない山頂でしばらく遊んで、そろそろ帰ろうとした11時近く、たかうちコースから見知らぬ男性ハイカーひとり。少し言葉を交わせば、初対面というのがまるで信じられない。鎮魂の鐘建立当初から何度も来訪済みというこの方は、岩沼市下村さん(77歳)。鐘を鳴らす際の丁寧なマナーが印象的だった。
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2024-02-24 (7).JPGカタクリとキツネノカミソリok.jpg

 まだ幼いノウサギの足跡
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 見るだけでくしゃみが出そう。たっぷりとついたスギの雄花
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 少年の森ウメも満開
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鎮魂の鐘/きょうの人 [2023年09月30日(Sat)]
2023年9月29日(金) 〜 鎮魂の鐘/きょうの人 他・深山の植物 〜
 
 本当に久しぶりにこのタイトルです。きょう鎮魂の鐘でお会いしたのはこの方、利府町からお出での植田さん(75)。きょうはお一人だが、ここからの見晴しが好きで、既に4・5回来訪済みで、二人のお孫さんとも来ていると聞く。見るからに健脚なアスリート。軽々とした身のこなし。それもそのはず、なんと日本百名山、そして二百名山も踏破済みとか。こんな方においでいただけるとは本当に光栄の限り。これからも足しげく訪れていただきたいと、心底思う。深山山頂に今盛んなゲンノショウコを添えました。下は歌碑のQRコードからさとう宗幸さん歌唱の「ああ深山の鐘」を呼び込んでいる植田さん
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折しも眼下の山元町の田園地帯を上り特急ひたちがひた走る。
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 カメラを西に向ければ、次郎太郎山を背景にした丸森町方面と、蔵王山を背景にした角田市の田園風景。この豊かな美しさ。誰からも愛される理由が分かろうというもの。深山頂上からの東西の眺望の維持や改善は、当法人に課せられた大きな課題と承知している。
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 鎮魂の鐘テラスを清掃奉仕中のお人は角田市在住の高村さん。かつて2度ほど当ブログでご紹介済み。こちらからどうぞ。
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 以下はきょうの深山の植物たち。順にミズヒキ・キッコウハグマ・キバナアキギリ・ヒメキンミズヒキ・ゲンノショウコ・ヤマハッカ・ツリフネソウ・ナラタケモドキ
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2023-09-29 (11).JPGヒメキンミズヒキok.jpg

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亡き愛妻と歩む、みちのく潮風トレイルを青森から [2022年11月06日(Sun)]
2022年11月5日(土) 〜 亡き愛妻と歩む、青森から 〜

  3日の河北新報で、隣町亘理の87歳の男性がみちのく潮風トレイルの全線1025`を踏破したと知って喝采を叫んだばかりだが、きょうはわが深山で感動的な出会いがあった。
 いつものように鎮魂の鐘を鳴らし、常連ハイカーに別れを告げての帰途10時半過ぎのこと、頂上直近の坂の下、お太鼓峠で出会った健脚な男性は、北からの稜線をやってきて道標を覗き込んだ。こちらは初めてですかと問えばそうですとの答え。そして続いて語られた言葉に心底心打たれた。「 妻と二人で、みちのく潮風トレイル青森の出発点から歩いてきた。リュックに入っているのが妻のトレッキングシューズと写真」〜 聞いたとたんに目頭が熱くなった。男性の名は澤口俊博(53)さん青森県六戸町の地方公務員。最愛の妻恵美子さんを昨年6月に亡くした。乳がんだったと、後ほど知った。美しく聡明な方だったことは写真から見て取れる。
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 「ほら、写真撮ってもらえるよ。よかったね…」と言いながら取り出してくれた妻恵美子さんの遺影と共に。
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 鎮魂の鐘まで一緒に戻って撮らせて頂けばよかったが、きょうは一眼レフを置いてきたので、加工写真でお許しを。
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 のちほどのメールで更に知ったことは、妻恵美子さんは9年前に既に末期がんを宣告されたが、奇跡的な回復を見て、息子たちが一人立ちするのを見届けるまで頑張り抜き、穏やかに旅だったということ、みちのく潮風トレイルの今回の挑戦は亘理駅から四方山深山鎮魂の鐘・そして坂元駅までの歩きで、初挑戦から47回目ということ、南の終着点の相馬市松川浦には、来月中旬二人でゴールインするということ、いずれは逆方向からも再挑戦したいということ、故郷六戸から、その時々の登山拠点までは車と電車を上手に使い分けているということ、などであった。
 黒ハートGood luck!! 前途に幸多からんことを! あなたの亡き妻への愛と誠実さを忘れない!黒ハート

 昨日初冠雪と伝えられた蔵王だが、きょうは確認できない。
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 紅葉もまだそんなに進んではいないが、亀石コース深山池(仮称)は色を増して美しい。
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岩手日報で紹介された高村さん [2022年04月02日(Sat)]
2022年4月1日(金)  〜 高村さん、岩手日報で紹介された 〜
 
 一昨年の2月、すでに当ブログでご紹介済みの角田市在住の高村幸男さんは、いまもほぼ毎日深山登山を楽しんでいらっしゃる。そしてこの高村さんについて、去る3月27日(日)、岩手日報で大きく報じられたのでご紹介します。
 震災当時、高村さんは釜石市鵜住居町にお住まいで、自ら撮影した当時の写真を未公開のまま所持していたが、このたび岩手日報社に提供。その結果、「釜石の出来事」と呼ばれた子どもたちの迅速な避難の様子などが浮き彫りになったというもの。つぶさに読めば、山元町中浜小学校における生徒と住民の奇跡的な生還と通じるものがあって心に響く。
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 記事の最後の段落中 〜今はほぼ毎日近くの山に登り、頂きにある太平洋を見下ろす慰霊の鐘を訪れて犠牲者を悼んでいる〜 とあるのは言うまでもなく当深山/鎮魂の鐘のこと。
 こちらは今日の高村さん。
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 当ブログで高村さんをご紹介したのは一昨年の2月。こちらから

鎮魂の鐘・きょうの人 [2022年01月30日(Sun)]
2022年1月18日(火)  〜 鎮魂の鐘/きょうの人 〜

 昨夜かなりの降雪あり。山は震える寒さで‐5.5℃ ハイカーはなしやと思いきや、お出でになりました。仙台の鈴木さんと仰る。初めての深山。またどうぞ。
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2022-01-18 (67-2)仙台の鈴木さんok.jpg

 ちょっと前、頂上を目の前にした坂道、気づいたら行く手に何やら獣の気配があり、慌ててシャッターを切った。しっかり撮ろうと思って一歩近づこうとしたいたとたん、かの物はあっという間に視野から消えた。撮った写真は、みじめ。直ぐ近くのスギの大木にピントがあっていて、狙ったものは完全にピンボケで正体不明。それでもよくよく目を凝らせば、どうやらカモシカだったようだ。
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 これが獣のいた場所。画面右側(山手)よりこの山道に下り立ち、あっと言う間に谷側に消えた様子。クシャクシャになった足跡も瞭然としないが、やはりカモシカというのが妥当なようだ。
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山歩き愛好会の皆さん ほか [2020年04月19日(Sun)]
2020年4月17日(金) 〜 山歩き愛好会の皆さん ほか 〜
 
 金曜日は地元山歩き愛好会の皆さんの登山の日。頂上でお目にかかるのは久しぶり。お願いして集合写真を撮らせていただいた。山といえども、もう気軽には登れないご時世となってしまったが・・・。
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 新型コロナウイス感染拡大はとどまるところを知らないが、いまのところ深山鎮魂の鐘を訪れる人は減ってはいない。しかも関東関西からも来てくれる。嬉しいのだが、やっぱり何か策を施す必要がある。町に倣って、とりあえず記念スタンプのボックスを閉鎖した。鐘の引き紐についても迷いに迷ったが、屋外で吹き曝しになっていてる上、紫外線をたっぷり浴びるものは意外と安全との専門家の見解もあったので、当面そのままにしておこうと思う。
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 こちらはあずまやの中の深山ノート収容ボックス。もともと町の町民生活課で設置し管理していたものだが、10数年来、長岡が引き受けてノートの交換などを行ってきた。いまはNPO法人山元・あしたの響きで費用負担している。本日町に連絡、こちらのボックスも閉鎖した。少年の森の閉館が解除になるまでの措置としよう。
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完璧ファミリー [2020年03月24日(Tue)]
2020年3月23日(月) 〜  パーフェクト ファミリー 〜

 実際にお会いしたのは駒返しコース峰の清水。刈込バサミでコースの手入れを始めてすぐの事。すでに何度かお出でになったと伺うが、お目にかかったのは初めて。見てお分かりの通り、近い将来、幸せの数が一つ増えようとしている。どう見てもパーフェクト。美しくもまばゆいばかりに幸せという輝きを放射している。早速の写真の所望に気持ちよく応じてくれて、あっという間にポーズも決まった。・・・ 一時間ほどして同じコースを戻って来たご家族に再びお会いした。みんなで鐘を鳴らしてくれたと聞く。登りでパパの背におんぶされていたチビちゃんは、帰りはパパと手をつないで歩いている。一昨日2歳になったばかり。塩釜市在住のロバート アデアさんご一家。うしろ姿に呼びかけてブログへの掲載もご承知いただいた。
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地元・福田さん父子 [2020年03月04日(Wed)]
2020年3月1日(土) 〜 地元・福田さんファミリー 〜

 きょうの先客は地元の福田さん親子。とても明るい。写真はフキノトウとのコラージュ。数日前、亀石コースでたまたま一人のご婦人と出会いご一緒したが、どうやらこちらのファミリーのおばあちゃんだったようだ。足腰を鍛えたいとのことだった。
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 ウメはもうどこも満開。こちらは水道タンク前
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 そして少年の森広場でも。
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 キツネノカミソリもほうぼうで芽を出した。
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角田市の高村さん [2020年03月03日(Tue)]
20年2月28日(金) 〜 角田市の高村さん / 他 〜

 このところよくお目にかかる。角田市在住の高村さん。今年なかばで80歳を迎える。3・11には岩手県釜石市在住。前年に奥さんを亡くして一人暮らしのところを津波に襲われた。家の現地再建を諦め角田市に引越して2年半。誠実を絵にかいたようなお人柄。
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 大切に持ち歩いていらっしゃるのは3.11当日の生々しい写真。その内の2枚をカメラに収めさせていただいた。最初の一枚は高村さんのご自宅前釜石東小中学校の生徒の実際の非難の様子。訓練とは違う必死の様子が見て取れる。
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 2枚目は津波に襲われた後の高村さん宅の無残な姿。
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 少年の森北西縁辺のマンサクは一本だけ満開を過ぎようとしているが、他に見当たらないのが寂しい。
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トーマス・アンナさん [2020年02月16日(Sun)]
2020年2月14日(金) 〜 トーマス・アンナさん 〜 

 角田側の刈払い作業のための登頂。頂上に半袖姿の先客あり。日本語がすぶる上手な、優しい目をした外人女性だった。トーマス・アンナさん。現在柴田町在住。潮風みちのくトレイル用宣伝文の英語版を依頼された由。アンナさんの口から、名取トレイルセンター西澤さんの名も出てきた。そう言えば過日、西澤さんにだったろうか、英訳版宣伝文を要望したことがある。早速対応してくれたのだとしたら嬉しいことだ。お急ぎのご様子で、10分足らずの出会いであったが、気さくに写真撮影に応じてくれた。大勢の外人さんもおいでになるよう、お力添えをお願いしたいのもだ。後で気づいたことだが、「深山ノート」に簡潔なメッセージを一行残してくれたのはアンナさんだったようだ。〜 2/14(金)9:50 今日は暖かくてもう半袖です。景色に癒されます 〜 とあった。漢字もしっかりと習得していらっしゃる。
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久しぶりの人・初めての人・外人さんも [2019年10月02日(Wed)]
2019年9月21日(土) 〜 久しぶりの人・初めての人・外人さんも 他 〜

 絶好の登山日和。深山には結構いろんな人が訪ねてくれた。筆頭はこの一枚から。左から富谷市斉藤さん。少しご不自由なお体を押して富谷市からしばしば訪れてくれる。賛助会員にもなって下さった。中は初めてお目にかかる角田大沼さん。角田市の地域自治会の役員でご多忙なうえ、本格登山もしばしばなさるという暇なしの方。今日は栗駒登山の足慣らしとか。右端は長岡の妻・歳子(としこ)。
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 こちらも久しぶり。地元の島田さん。久しくお目にかからず、気掛かりだったかたで、元気と知って一安心。
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 お二人連れは相馬市から。二度目のご訪問とか。男性はアメリカご出身と伺う。
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 下山時、たかうちコースから賑やかなご家族連れがやって来た。
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 次は烏森の薄暗いスギ林で見つけたスッポンタケ。丸っこくショウロを思わせる奇妙な物体。手に持てば全体がくにゃくにゃとしたゼラチン状と分かる。家に帰って切り裂いてみれご覧のような美しい模様が現れる。毒ではないと言う。真ん中の白い部分だけ湯がいて味わってみたが、ほとんど味無し。この部分が茎となって、参考図のようなスッポン状の首を覗かせることになる。
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 最後に少年の森コスモス。長岡の一番好きな在来種。この透明感がいい。
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名取ボーイスカウトご一行 [2019年09月14日(Sat)]
2019年9月7日(土) 〜 名取ボーイスカウトご一行 他 〜 

 間もなく正午。弾けるような歓声と共に現れたのは名取ボーイスカウトご一行30名ほど。到着するや否やわれ先に鐘を鳴らす。体重をかけて力いっぱい紐を引くから大音響が鳴り響く。耳をふさぐ子も続出で、付添いの大人からストップがかかる。深山山頂は久々の大賑わい。初めての来訪の由。是非恒例行事に取り入れて欲しいものだ。
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 今日の植物はチヂミザサ・カヤの実、そしてノブキ
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 烏森でまた倒木。スギの大木が根こそぎ倒れている。妻は力持ち。助けを借りれば、ノコギリを使わなくともこの通り。ゴロンと沢側へ転がして終了。
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ご婦人お二人 [2019年07月05日(Fri)]
2019年7月5日(金) 〜 ご婦人お二人 〜

 後ろから明るい声が近づき、挨拶を交わして先行したのはご婦人お二人。それぞれ岩沼亘理の方と伺う。連日の雨でぬかるんだ登山道だが、それをいとわず登って来てくれたことにまず感謝。またどーぞ。
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 苔むしたあずまやの屋根が鈍く輝く。
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 ついでに本日の「深山の植物」ご紹介。
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 峰の清水で流れの改善を図る妻歳子。彼女の大好きな作業。よどみない水の流れを見ると、自分の血流もよくなる気がするという。来春は傘寿の仲間入り。あわれ、ノコギリをしょわされている。
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鎮魂の鐘 / きょうの人 [2019年06月27日(Thu)]
2019年6月26日(水) 〜 白石の菊地皓文さん 〜

 23日の催事ではすっかり皆さんにご心配をおかけしたが、今日はもうすっきり。しかも呼吸もいつになく改善され、生まれ変わったかのように心地よい。そこでまた登り始めた。
 そしてお目にかかったのがこの方。白石市の山歩きグループ「かわせみ山の会」代表・菊地皓文さん。かつて、山頂のあずま屋に備えた振込用紙からご寄付を頂戴しているが、お目にかかるのは初めて。昭和15年生まれと伺う。温良なお人柄がそっくりお顔に現れていて羨ましい。
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 23日の山道整備の日、実は山寺愛林会による例年の刈払い作業も行われていたのだが、長岡はお太鼓峠で一休み。皆さんにはお会いできなった。山寺愛林会の役員人事に変更があったようで、「深山ノート」の記載によれば、伊藤貞悦氏が会長になられたようだ。伊藤氏は当法人の副理事長でもあり、現町議でもある。すっきりした頂上の光景だけをご紹介します。
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 ついでに今日の深山の植物ご紹介。少々不気味にも見えるキヨスミウツボ。ハマウツボ科の多年草でタマアジサイやムラサキシキブなどに寄生するとインターネットは教えてくれる。数年前から北こばたけ周辺に数カ所発生するようになった。以前はよく鷹討山の登り口や烏森の沢べりで見かけた。
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千葉さんと孫3人 [2019年05月05日(Sun)]
2019年5月4日(土) 〜 山元町の千葉さん夫妻と孫3人 他 〜

 きょうもまたよく晴れて穏やか。頂上の気温は18℃。カメラを忘れたまま登った一昨日は、山の6合目あたりから鐘の音が鳴り響き、帰途、なお鳴りやまず嬉しい限りであったが、今日はどうした訳か音がしない。鐘を目にして分かったことは、引き紐が上部の鐘の回転軸に絡んでいて鳴らせなくなっているのだった。先客の日下さんが必死に修復作業中であったが、結局脚立を持ち出して一件落着。諦めて帰りかけていたご家族に辛うじて鳴らしてもらうことができた。地元の千葉さん夫妻、ゴールデンウイークに訪れた孫三人をつれての登頂。みんな明るい。
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 何度も何度も繰り返す引き紐の反転だが、このたびはたちが悪い。固定用の鎖も切れて、ロープは上部の回転軸に3重に巻き付いていて外すに一苦労。風のせい?
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 残雪をいただいた蔵王山がすっきりと雄姿を浮かび上がらせ、それをながめる婦人二人のシルエットも綺麗だ。
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 他にも何組かの訪問者がいて、折しも咲き始めたキンポウゲ(ウマノアシガタ)に目をやりながら、快適なランチタイムを迎える。
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 入山前に見た深山はこんな風だった。桜が盛んだったころの山笑う風情から少し遠のいて、新緑の季節を迎えている。
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いわき市からのご一行 [2019年04月24日(Wed)]
2019年4月14日(日) 〜 いわき市からのご一行 〜 春の山野草を観察するにはうってつけの温かいこの日、深山山頂には大勢のハイカーが訪れた。いわき市「浜通り医療生協サークル班・山歩会」のメンバー20数名。何と、ほとんど女性で、男性はわずか3名ほど。賑やかなことこの上なし。
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 黄色のミツバツチグリセンウズモドキ(トリカブト)の新葉が目立つ鷹討山山頂にも、こともなげに旧坂を登ってご一行が現れた。
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お帰りです。
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 たかうちコースカタクリもいまが盛り。
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エイザンスミレも見ごろで、ニリンソウは間もなく盛りを迎える。
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どうぞまたお出で下さい。満開の水道タンク入口のサクラもお見送り。
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長崎からの来訪者 [2019年03月28日(Thu)]
2019年3月26日(火) 〜 長崎からの来訪者 〜

 遠く長崎県佐世保市からの来訪者は寺原さん夫妻角田市の「コーラスりんどう」さんの取り持つ縁で、この鎮魂の鐘建立の際に、長崎の「北松浦おかあさんコーラス連盟」さんからも大きな支援が寄せられたが、寺原夫人はその代表者だ。双方の念願がかなって今日の来訪となり、コーラスりんどうのお二人の同伴を得て登頂、鐘を鳴らして大震災犠牲者へ敬虔な祈りを捧げてくれた。折しも深山はカタクリ真っ盛り。長崎にはないそうで、大変喜んでいただいた。
 写真右から高橋静枝さん・寺原宏さん・寺原恵美子さん・佐竹八重子さん・長岡
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 まさに今日咲きそろったと思われるカタクリキクザキイチゲを鑑賞しながらの山歩きだが、長崎のお二人にはかなりきつい登りだったかも知れない。
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 最後の登り、あと一息がなかなか大変だったでしょう。
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 少年の森に戻ると、寺原さん達と当法人との懸け橋となってくれたご本人・角田市の「コーラスりんどう」指導者の毛利良子さんが待ち受けていた。毛利さんは当法人の監事でもある。
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 長岡はこの後、14:30少年の森待合わせで、「みちのく潮風トレイル」の宣伝動画撮影参加のため、再度登頂することになる。

亘理の美川さんと孫の小野くん [2019年03月24日(Sun)]
2019年3月23日(土)-2- 〜亘理町の美川さんと孫の小野君 〜

 駒返しコースの登りで追いついた二人は、涸れ沢コースを直進して消えた。脚が速く母と息子と思った。それが祖母と孫と分かったのは頂上で再会してから。若々しい祖母の美川さんと高校一年生の孫・小野君。共に明るく輝いている。小野君は春休みを利用して祖母に会いに来た。朝食抜きで登山、ブランチは西風を避けて鎮魂の鐘の東斜面で。
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多賀城市、そして岩沼市からの来訪者 [2019年03月03日(Sun)]
2019年3月3日(日) 〜 多賀城の秋葉さん 他 〜

 よく晴れた朝だったが、視界はだんだん霞んできた。登りの途中から男性の大きなくしゃみが聞こえ、くしゃみの主を含む3人家族が老骨に追いつき、追い抜いた。自分もそうだが、ああスギ花粉のシーズンなんだなと気づく。頂上で再会した3人家族は多賀城市から。ここは2度目の秋葉さん一家。
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 すぐ一人の男性が加わって秋葉さん家族に道案内。深山を含むこの山のルートにはかなり詳しい。
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 やがて、こちらは女性の激しいくしゃみを交えながら8人グループの登頂。岩沼市から。グループに名はないが、結成第一回の登山が、鎮魂の鐘ができてからの、ここ深山だった由。たいそうお気に入りのご様子で嬉しい限り。
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 やがて女性二人。こちらは常連さん。
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 角田側も山元側も霞んできて、天気の崩れを感じさせる。舞い散るスギ花粉に黄砂も混じり始めたかもしれない。帰路には、老骨もくしゃみを連発。目も痒みが増し、はれぼったくなってくるのを感じる。もっとスギの雄花をしゃぶっておくべきだった。
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 最近どのコースにも、このようにケルンを模した石積みが目立つようになった。ごろごろ邪魔になる石ころの整理を兼ねて、結構面白い発想。成長を楽しみにしたい。どのみち、訪れるハイカーの目を楽しませる仕掛けが、何かしら必要と考えていたところで、亀石コースには、老骨も少し大規模なケルンを準備中。
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蔵王町からの来訪者 [2019年02月27日(Wed)]
2019年2月26日(火) 〜 「蔵王かよう会」の皆さん 〜 

 深山/鎮魂の鐘の引き紐がまた逆転していて直し終えたとき、明るく賑やかな笑い声が響いて熟年グループが登頂。遠藤さん率いる「蔵王かよう会」のメンバー9名と知る。メンバーは毎週火曜日に登山を楽しみ、「蔵王古道の会」(事務局:浦川さん)とも連携して、蔵王古道の復活と歩道整備などにも取り組んでいる。個々のメンバーのやる気をもとに、会全体が強固に、活発に機能していることが見て取れて、まことに羨ましい。妻と一緒に、皆さんの集合写真に加えてもらう。この後、皆さんはわたり温泉 鳥の海で入浴と食事の予定。山元町にも温泉付きの食事処が欲しい
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 今日の蔵王山のかすかな眺望。
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南相馬市から [2019年02月12日(Tue)]
2019年2月11日(月・建国記念の日) 〜 南相馬市からの訪問者 他 〜 

 大震災から7年11か月の追憶の日の今日、いつものように深山/鎮魂の鐘を鳴らす。鐘の引き紐が今日も逆方向に垂れていて、用意してある釣り竿をを利用して修正を終えるとすぐ、元気な話し声とともに現れた3人組は南相馬市からの訪問者。快活な笑い声が印象的。鷹討山の奥まで行ってからの下山予定と聞く。
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 残雪のさくら平を鷹討山に向かう3人。
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 去る9日、山元町の農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」坂元駅前にグランドオープンした。ここから賑わいの様子をうかがうことはできないが、位置関係は次の写真の通り。辛うじて高架になっている坂元駅の待合室らしきものが見える。関連記事の河北新報WEB版はこちらから。
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水戸市の渡辺さん夫妻 [2019年02月02日(Sat)]
2019年2月2日(土) 〜 水戸市の渡辺さんご夫妻 ※ 他・少年の森のスタッフ 〜

 とっても健脚で山歩きに熟達した渡辺さんご夫妻鎮魂の鐘ができたと知って水戸からの来訪。
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 後日気づいたら、当日の深山ノート渡辺さんのメッセージがあった。
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鈴木さん、仲間を悼んで [2019年01月30日(Wed)]
2019年1月30日(水) 〜 鈴木さん、仲間を悼んで 〜 他、レスキュー要請顛末記

 登る途中で偶然お会いした男性は岩沼市の鈴木さん。頂上までご一緒した。仕事仲間3名をあの大震災の津波で失った。鎮魂の鐘ができて以来、月に2,3度はここを訪れて鐘を鳴らし祈りを捧げる。真摯な人柄がにじみ出る。
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 3日前には真っ白に雪に覆われていたここ深山頂上だが、さくら平の日陰を除いて、もうすでに溶けた。下界にも雪の気配はない。
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     〜 下山時・レスキュー要請顛末記 〜
 いつもなら下山はたかうちコースを取る。今日は鈴木さんと共に反対を選ぶ。下り始めて数分、なじみのYさんがたたずんでいるのに出会う。気分が悪くなって動けないという。傍らに腰をおろさせる。言葉は通じるが意識が薄れ始めて頭を垂れる。前にのめって倒れそうになる。右手も痺れ始めていると言う。本人はなお強がりを言うが、これは放っておけない。鈴木さんと相談して119番する。ほどなく下界で救急車の音。携帯が鳴って、二人で付き添っているなら、一人が一旦少年の森に下山して道案内をとの要請。大慌てで亀石コースを車を置いた水道タンクまで急ぎ、車で少年の森まで。そこには救急車・消防車・パトカーとごった返している。自分の車にレスキュー隊員4名を伴って亀石コースへ。凸凹みちを車の入れる限りまで行き、そこから徒歩で現場に向かう。頭上をヘリが旋回する。二人の待つ一寸持山にたどり着くと、何と二人がいない。携帯が鳴って、鈴木さんからの連絡が入る。だいぶYさんの気分が戻って、本人の意思で駒返しコースを下山中という。頂上方面に向かったレスキュー隊員を呼び戻し、大急ぎでコースを変えて下山するも、二人は一服坂を過ぎ、間もなく涸れ沢というあたりまで達していた。無事で何よりではあったが、一旦救急を呼んだ以上は、救急隊員の指示に従うようにと、Yさんに付き添った隊員が丁寧に諭す。小生、少年の森の北縁辺から再び車を取りに山中に入り、やっと少年の森に到着、パトカーの警官に事情を聞かれる。角田のHさんも登山途中で引き返し、Yさんの使用に供した小生の敷物を届けてくれた。大変な一幕となったが、Yさんご本人はすっかり気分を取り戻し、自らの車で帰宅。必ず病院を訪れるよう告げて別れる。若い救急隊員がくれたスポーツドリンクを一気に飲み干し、帰途につく。
 ぴかぴか(新しい)後でYさんご自身から聞いいたことだが、今日は彼の80歳の誕生日だったとか。結局長岡の2ヶ月後輩の同級生ということになる。ご無事で何より。お誕生日、本当におめでとうございます。ぴかぴか(新しい)

あの日以来何度も [2019年01月12日(Sat)]
2019年1月11日(金) 〜 亘理町の片岡夫妻 〜

 大震災7年10ヶ月の月命日のきょうも、深山鎮魂の鐘はしきりに鳴り響く。父親の喪失の悲しみを抱いて、亘理の片岡夫妻はあれ以来何度訪れたことだろう。とりわけ今日は、重さ10キロ以上という大きな登山リュックを背にして、本格登山シーズンに備える。寡黙な夫妻で、なかなか話す機会が持てないでいたが、初めてカメラに収まっていただく。
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 10時ちょっと過ぎ、深山頂上の温度はプラス3℃で風も凪いだが、鎮魂の鐘のテラス上はいつもながらスギの落ち葉に覆われ気味で、清掃は必須になる。
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福島市の安斉さん [2019年01月07日(Mon)]
2019年1月6日(日) 〜 福島市の安斉さん 〜

 新年も既に6日。深山登頂今年4回目。通算で1824回となる。鎮魂の鐘の引き紐はまた逆転していて、妻と修正を終えたころに単独ハイカーの女性来訪。ここは2度目の福島市の安斉さん。明るく活発な婦人。わずかな時間内に、ほか数人の来訪者あり。
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 きょうの蔵王山遠望。
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 頂上11時現在で-2℃。スギの落ち葉を少し清掃の後、家内と国見台から北へ、みちのく潮風トレイルを20分ほど進む。軽食ランチの後、スギ林を東へ下山、山元町山寺字石堂を経て、東街道傍の小道を少年の森へ戻る。2012年のちょうど今頃、富沢尚氏に案内いただいて以来のルート。なかなか面白い。

仲良し親子 [2018年12月21日(Fri)]
2018年12月21日(金)  〜 角田市の鈴木さん親子 〜

 山ガール二人の来訪と思った。実は母と娘。なんとも若いお母さん。明るい角田市の鈴木さん親子。笑顔が弾ける。初めての来訪とか。
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目をみはる超ミニ看板 [2018年11月26日(Mon)]
2018年11月25日(日) ぴかぴか(新しい)超ミニ看板を作ってくれた若者・大黒さんぴかぴか(新しい)

 声をかけるのもためらわれるほど寡黙な感じの青年が登ってきた。と、何やら観測点そばの深山の看板の上に気を配っている様子。なんと、見たこともない超ミニ看板を差し込んでくれたのだった。もともとの看板自体が長岡の手製であることを告げると、見てくれとは裏腹になんで進んで話してくれた。岩沼市在住で名は大黒さん。実物の20分の1大のステンレスにグラデーションを施し、本物同様に文字を刻んである。機械によるエッチングかと聞けば、そうではなく、全て自分の手わざによるものとの由。職業を生かして、自分の力量試しの意味があったのかもしれない。小さ過ぎてピント合わせに一苦労したミニ看板、あっという間に風に消し飛ぶか、誰かに持ち去られるかも知れないが、ここまで心を込めてくれる人のいることに大きな驚きと感謝の気持ちを覚える。早速この看板のそばに立ってもらって記念写真を撮ったのだったが、何としたことが、PCに取り込んだら、これが見当たらない。またへまをやっちゃった。もうやだ〜(悲しい顔)
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 この写真の人が大黒さん。いつかいろんなことで手を貸してもらえそう。名刺をお渡しした。このブログにお気づきでしたら、お顔の写真、電送お願いします。
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 そしてこちらが‥大黒さんにお願いして撮ってもらった長岡夫婦の記念写真。長岡、去る21日傘寿を迎えた。
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 きょうも既に男女合わせて14・5名の方とお会いしたが、次の写真のお二方は、ここ鎮魂の鐘での待ち合わせだった。親子と思われる。結構長いことお話させていただいたが、お名前は訊かずじまい。鎮魂の鐘竣工以来幾度か来訪、鷹討山以南にも足を延ばしていると聞く。父親と思しき方も間もなく80歳とか。
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 蔵王山の頂は再び雪化粧。
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 メグスリノキがようやく美しさを増した。
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角田の工藤さん [2018年10月31日(Wed)]
2018年10月28日(日)−2−  〜 角田の工藤さん 〜
  案内板の設置を終えて頂上へ。そこで会った青年は角田市の工藤さん。久しぶりに山登り再開で、足ごしらえにふさわしい山を探していて、この山を見つけた由。ひょっとしたら、この山の管理(草刈り・倒木処理など)のお手伝いをお願いできないかと思い、はかない望みを口にした。仲間もいるので考えておくとの答え。お願い!
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 頂上には他にも訪問客あり。低学年の姉と弟がスケッチの真っ最中。遠くで両親がじっと待っていた。
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