危険木の伐採作業進む [2025年03月01日(Sat)]
2025年3月2日(日) 〜 危険木の伐採作業進む 〜
町による深山山麓少年の森の大改修作業が進む中、それに伴う深山自然観察路各コースの危険木の伐採作業(全部で320数本の予定)も大きく進捗している。季節外れに温かいきょう、深山神社から入山して、ほぼ説明抜きで多くの画像をご紹介しようと思う すでにカタクリの葉が地表に現れ始めている 長期にわたる降雨なしで、峰の清水の名が泣いている。水音ひとつしない 前回の入山(2月25日)では、ここで作業中の3名が10時の休憩中で、写真を撮らせてもらったが、残念ながら散逸してしまった。 作業員と寸時交わした会話の中で、この写真に見る危険木の伐採もお願いしたのだったが、契約外のせいだろう、希望は叶えられなかった 久しぶりのロングコースを1時間以上もかけて登り、で息も絶え絶えの体たらく。蔵王のきれいな雄姿に救われる 先着した仙台からの若者とその祖母が元気。若者は大学入試が済んだばかりでここは初めて。草花に精通している祖母は数回訪れていると聞く。さわやかな若者の前途が輝く 伐採作業はすでにたかうちコースまで及んでいるものと思われるが、きょうは割愛。亀石コース経由で最短距離を少年の森に下りる。見慣れたいつもの沢にも水音が絶え、山道はどこも乾ききってほこりが立つ 深山池(仮称)への取水口も完全に干上がって、もう何日も池への流入はない。 息絶える寸前の何匹かの魚が、水底をかき回して餌を探している。もう横になって辛うじて浮いている個体もある。何匹かは数日前に見たアオサギのおなかに収まってしまったに違いない 心配そうに見つめるのは山の仲間の長谷川さん 少年の森のショウジョウバカマの径との交差点は、チゴユリの丘へのコースが閉鎖中 ショウジョウバカマはすでに花芽をつけている なんということだ。少年の森の湿地帯はからからに乾きって、ミズバショウもコウホネも、そしてあの美しいミツガシワもすっかり絶えたかのように見える。願うらくは雨よ来い!大船渡の大火も消してくれ! 少年の森正面ゲートのロウバイも盛りを過ぎた 大改修が進む少年の森 最後に紹介の画像は町から示された全危険木の位置図。現場を通過の際はくれぐれもご注意を |