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平成4年四方山トレッキング [2022年10月24日(Mon)]
2022年10月22日(土) 〜 四方山から深山鎮魂の鐘までのトレッキング催事 〜

 四方山から深山鎮魂の鐘、そして深山山麓少年の森までの全長5`ほどのトレッキングが行われた。角田市・亘理町・山元町の1市2町からなる四方山観光開発協議会の主催による。事務局は角田市。例年は角田市・亘理町域内を主体とするトレッキングであったが、今年は四方山の山元町側の展望のいい中腹を出発点として、みちのく潮風トレイルに沿って深山鎮魂の鐘へ向かうコースが選ばれ、大変光栄なことであった。
 各市町それぞれから参加者を乗せたバスが出て、明通峠経由で四方山中腹に向かった。今回の参加者は角田市9名、亘理町14名、山元町7名、講師2名、スタッフ12名、合計44名で、例年より若干少ない。特に山元町からの参加者が少ないのは寂しい限りだが、つい先日(16日)行われた町の催事「秋の深山に登ろう」が影響したかも知れない。
 出発式における主催者挨拶は角田市の小湊洋司(こみなと・ひろし)事務局長。講師2名のご指名を受けたのは当NPO法人山元・あしたの響きの理事長としての長岡久馬、そして副理事長の砂金良宏氏。砂金氏が四方山中腹から深山までの案内に当り、長岡が鎮魂の鐘における10分ほどの講話と下山時の案内を担当した。四方山中腹出発10:00、深山鎮魂の鐘到着11:38、ほぼ予定通り。なお長岡のみ、体調の不安があり、直接深山に登り待機した。
 また、この催事に先駆けてのコースの手入れについては前回のブログで紹介済み。
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 四方山中腹明通峠雷神山山家山(瀧浅山)トンネル山を経て・・これは石堂山での写真。当法人の齋藤ふみ子理事(円内)の写真による。写真右端はご一行を案内中の砂金副理事長
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 トレッキングに絶好な日和。蔵王もご機嫌よし
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 11時38分先頭グループ到着
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 これより砂金氏の撮影による
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 太平洋沿岸部を見下ろすお二人は山元町商工観光交流課からの担当スタッフか
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 偶然鎮魂の鐘を訪れた方は、かつて当方の催事にも参加された米沢からのハイカー那須野さん(82歳)。お孫さんとご一緒だ。
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昼食休憩の始まり。左から二人目は長岡
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斜面に並ぶうしろ姿は地元の参加者。いずれも常連ハイカーだ。
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 昼食休憩中にお聞きいただいた「ああ深山の鐘」は、碑銘石の上にCDプレーヤーを置いて流したもの。さとう宗幸さんの優しい歌声だが、皆さんにどんな印象を与えたろうか。
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 長岡担当の講話の始まり。深山の草花などの自然に魅了されて入れ込んだ話、たくさんの奇跡ともいえるご縁のつながりで成就した鎮魂の鐘の話、深山にいわれの深いお二人、阿部久さんと伊藤旭(のぼる)さんの話など、ほぼ10分間お聞きいただいたが、発声障害を抱えた話し下手の話に苦痛を感じた方もいたかも知れない。お許しを!
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 折角の機会なので、最後に鎮魂の鐘の音を合図に30秒ほどの黙祷をお願いして、下山開始は12:40。危険な立枯れ木の多いたかうちコースを避けて、今回は駒返しコースを下りる。
 途中峰の清水においては、第二次世界大戦中の深山の塹壕の話、大先輩から託された峰の清水の改修の話、同先輩から伝えられた北こばたけ南こばたけの話などをお伝えした。
また2019年の台風19号における地崩れ現場では、一カ月ほどかけての復旧作業中に石の下から出てきたブラーミニメクラヘビの話、沢向いの線刻観音の話、そして少年の森近くのヤマガラの径では、同じく台風19号の時に氾濫した沢の改修時、モクズガニを見つけて驚いたことなどをお聞きいただいた。
道々、ヤマシロギク・シラヤマギク・センダイトウヒレン・ナガエノコウヤボウキなど、山野草の名前などについてもお伝えしながら、深山神社を経て深山山麓少年の森駐車場に下り立ったのは13時50分ごろか。
 最後に担当スタッフから、おみやげとして各市町の名物菓子のミックスを頂戴して、それぞれのバスに乗り込んだ。お疲れさまでした。またお会いしましょう。

 少年の森周辺の紅葉はまだこの程度。意外にヤマモミジの少ない深山だが、代わりに特にウリハダカエデなどの琥珀色が美しくなる。たかうちコースのそれが際立って美しいが、見ごろは来月中旬辺りになる。
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 写真の紅葉はシラキ
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