２０２２年８月１６日（火）　〜　熱心な祈り / 他　〜

　いつもよりは少し早めの登頂。きょうも訪れる人は少なかろうと踏んだが、三角点のベンチで流れる汗を拭っていると、鐘の音がして、振り返れば、熱心に祈りを捧げるご婦人の姿があった。

　少し言葉を交わすうち、このご婦人は、さる7月24日、妻とたかうちコースを下山時にすれ違った気丈な方と分かった。お一人で、カエルを飲み込んだヤマカガシをしり目に登っておいでで、我々に警告してくれたその方だった。その時の映像はこちらから入って16枚目。

　順繰りに今日の山野草と光景。


　北こばたけの交差点から少し上った地点。いよいよ倒れたアカマツの大木だが、またいで通れる状態。翌17日早朝、当法人の砂金副理事長によって撤去された。

　一寸見坂から

　山元町点描
　山頂より西側を望む




　今年は少し開花の遅いレンゲショウマ
　倒木危険木のマーキングを何カ所かで行う。


　落とした帽子を拾ってくれた女の子がいたが、これはさらに後ろか来て走り下りた少女二人の後ろ姿。若いエネルギーに圧倒される。

　結局今日の下山時も、気づいて見れば鎮魂の鐘の音が間断なく聞こえてきたが、結構多くのハイカーの来訪があったことになる。送り盆の祈りだったろうか。